世界最大落差の滝エンジェルフォール、ベネズエラの神秘の世界が目の前に!
ギアナとは「水の国」という意味です。
その名の通り、エンジェルフォールがあるギアナ高地一帯は雨が多く、
年間4000mmと一年を通してずっと雨が降っています。(毎日大量のにわか雨が降ります)
その中でも4月~11月は雨季、12月~3月は乾季で、乾季は少し雨量が減ります。
エンジェルフォールが目的ならやはりおススメは雨季です。
雨季は雨量が特に多い為、
その分滝の水量も多く、ダイナミックな滝を見ることができます。
エンジェルフォールまでは2つの行き方があり、陸路か空路です。
① 空路の場合、先ほどの飛行場からセスナ機で向かい、上から滝を眺めることができます。
(かなり近くまで接近してくれますが、
天候次第で中止になりやすいので、少し日程に余裕を持っておいた方が良いです)
② 陸路は、2泊3日ほどかけて、
ギアナ高地の広大な山地、川の中をキャンプしながら滝に近づいていきます。
陸路の場合、全体像は見えにくいですが、滝を真下から眺めることができます。
カナイマに着いた日はたまたま絶好の天気だったので、
計画を変更し宿に荷物だけ置いて、すぐにセスナ機でエンジェルフォールへ向かいました。
飛び立ってすぐ、広大なテーブルマウンテンが見えてきました!
1つ1つの山が神々しいオーラを放っています。
人の手が全くついていない、むき出しの地球、大自然です!!
ついに、目的地のエンジェルフォールが遠方に見えてきて、、、
それなりに近づいたところで、パイロットにぐるっと回られて、たっぷりじらされて、、、(笑)
セスナに乗っていた全員でカウントダウンの声をあげて、
3、2、1、
どん!!
念願のエンジェルフォール!!
高さ約1km(979m)の滝は、東京タワーにして3つ分の高さ!!
高過ぎて、滝の水が地上に落ちる前に
すべて水しぶきとして散ってしまう為、滝つぼがないという滝です。
また写真でもうっすら写っていますが、高い確率で虹がかかっています。
世界中の絶景を見てきましたが、この迫力は歴代トップクラスの感動でした。
自然への畏怖を感じさせるほどの圧倒的迫力です。
この後は、滝を横からもセスナで眺めて、
別れを惜しみつつ、徐々に離れていきました。
宿泊したロッジも現地らしいところで、
各部屋の外に1つずつハンモックが着いていて、そこから外の景色を楽しめます。
ハンモックに揺られながら、早朝ははるか遠くに霞むテーブルマウンテンを眺めたり、
夜は満点の星空を眺めることができました。