AYANA/加藤あやな

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【フリーランスのライター/エディター】 主なテーマ:リゾート・夫婦旅・コスパ旅

ブッフェにコース料理も! クルーズ代金に含まれるレストランでの食事

コスタ トスカーナでは、朝昼晩の3食+軽食がクルーズ代金に含まれています。時間帯によって利用できるレストランが変わりますが、無料レストランでもテーブルサービス、ブッフェから選べます。

朝昼晩、軽食も楽しめる「La Sagra dei Sapori Buffet」

朝食は主に、ブッフェ、テーブルサービス、カフェから選ぶことができ、どこを選んでもメニューはある程度同じです。

 

こちらは、「La Sagra dei Sapori Buffet」のブッフェ朝食。一番大きなブッフェレストランで、イタリアンからオリエンタルまで種類も豊富! 朝昼晩でラインナップも変わるので、何度も訪れました。

 

ブッフェのラインナップで驚いたのが、パンの種類が豊富なこと! イタリアの食卓には毎食パンが並ぶと言われるほど、イタリア人はパンをよく食べるそうなのですが、バラエティ豊富なパンを見て納得。

山盛りのパンとエスプレッソで朝食を楽しんでいるテーブルを何組も見かけました。

 

エッグステーションやデザートのカウンターもあります。

ランチタイムになると、メニューもガラッと変わります。サラダ、スープ、前菜、パスタ、メインと豊富なラインナップに何を食べようか悩んでしまうほど。

イタリアの客船らしく、パスタも数種類あってその場でソースを和えてくれます。朝昼晩と小麦を使った料理が多かったのですが、ランチの時間帯にはサラダバーやお米に合いそうな料理も登場。どれもおいしくて、毎回食べすぎてしまいました……!

テーブルサービスで落ち着いて食事をとれる「L’Argentario Restaurant」

ディナーはコース料理を楽しめます。チェックイン時にレストランと席、食事の時間が決まり、基本的には乗船から下船まで同じ席で同じスタッフの方にサーブされます。毎晩顔を合わせるので、周りのテーブルの方やスタッフの方と仲良くなれますよ!

 

もちろん朝昼のようにブッフェレストランに行ったり、有料レストランを予約することも可能です。

 

数種類ある選択肢の中から、前菜・パスタ・メイン・デザートを選べるので、気分に合わせてコースを堪能できます。しかもメニューは、翌日の寄港地に合わせた構成になっているので、毎日ラインナップが変わります。

毎晩の本格的なイタリアンコース料理が、料金の中に含まれているなんて感動しますよね。

鉄板焼、寿司、ピザ、ジェラート等、有料レストランもバラエティ豊富

無料のレストランでも充分すぎるほどなのですが、有料レストランを取り入れることで更に豊富な料理体験を楽しめます。

 

中でも一味違った体験ができるのが「鉄板焼レストラン」(1人前40ユーロ程度)です。

所謂鉄板焼きではなく、欧米で人気のあるパフォーマンス型の鉄板焼です。アジア系シェフの方が、軽快なトークを交え、お客さんを巻き込みながら様々な技を見せてくれます。

 

スターターはサラダ・枝豆・味噌汁。久々の優しい味わいにほっこり。メインは肉や海鮮から2種類選びます。

私が選んだのはロブスターとホタテ。ジューシーな香りとともに熱々でサーブされます。パフォーマンスも味も最高で、思い出に残る体験になりました。海外で鉄板焼レストランに行ったことのない方には、ぜひともトライしてもらいたいです!

 

他にも寿司やピザ、ポキなど10ユーロ程度から注文可能な有料レストランもあります。

夜食でスイーツを食べたいときに重宝したのが「Gelateria-Cioccolateria Amarillo」ホットチョコレートやジェラートを注文できて、デザートにぴったりでした!

世界的に有名な3人のシェフが送るスペシャルレストラン「Archipelago」

コスタ トスカーナ独自の料理体験をできるのが「Archipelago」です。 世界的に有名なシェフ、ブルーノ・バルビエリ氏、エレーヌ・ダローズ氏、アンヘル・レオン氏が送る3つのコース料理を体験できます。

 

各シェフは、寄港地のイタリア・スペイン・フランスをルーツに持ち、各地を巡ってインスパイアされたコースメニューで構成されています。

 

こちらはアンヘル・レオン氏のスペイン料理コース。「海の料理人」と呼ばれるほど、海産物に関する知識が豊富なことで知られるシェフで、魚や甲殻類から、海藻、海塩、プランクトンまでと幅広い食材を使います。

驚きのメニューの数々で、これぞ料理体験といった感じ。中でも特に印象的だったのが、メインのプランクトンのリゾットです。プランクトンは、海を感じるやや塩味が効いた味わいでした。

 

ワインペアリングと合わせて、デザートまで楽しんだあとにはシェフからのお手紙も。食材の選び方から調味料まで、産地にこだわっているのを感じました。

こちらはフランスのミシュランシェフ、エレーヌ・ダローズ氏のコース。美しい見た目と軽やかでありながらコクのある料理が特徴です。

多種多様な18のバー&ラウンジ

食事やエンタメ鑑賞に合わせて楽しみたいのが、アルコール。船内には18の多種多様なバー&ラウンジがあり、種類豊富なドリンクを提供しています。

 

世界初の水上「ハイネケン スター クラブ & ビストロ」や「カンパリ バー」など、気になるバーも。バーカウンターで飲むことも、ショーを観ながら飲むことも可能です。

バー&ラウンジ体験をより楽しむには、ドリンクパッケージの購入(約200ユーロ)がおすすめ。

 

バーやラウンジで購入するドリンクは全て有料で都度払いになりますが、ドリンクパッケージを購入すると、クルーズ中いつでも飲みたいものを自由に注文可能です。ワイン、カクテル、ビール、カプチーノ、ホットチョコレート等など、1日に3杯程度飲む場合はドリンクパッケージを購入したほうが、ストレスなく楽しめます。

コスタ トスカーナの充実した船内でリラックスステイを

アクティビティ、エンタメ、グルメ……と、船上でも楽しめる要素が満載のコスタ トスカーナ。船そのものがデスティネーションになりそうですよね。

 

今回ご紹介した施設は一部で、5泊6日では体験しきれなかった施設もたくさんあります。あと3泊は欲しかった……! 寄港地での観光も楽しみでしたが、船上で過ごすうちに、もっと船で過ごしたーい!と、思うほどコスタ トスカーナを好きになりました。

 

次回は寄港地での過ごし方についてご紹介します。お楽しみに。

 

取材協力:Costa Crociere S.p.A.

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▽コスタ トスカーナの客室情報はこちら

 

 

 




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