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信州のご飯のお供が盛りだくさん!「軽井沢マリオットホテル」の朝食ビュッフェ
翌日、朝食を食べにメインウイングへ向かう途中、緑のトンネル越しに朝日の降り注ぐ清々しい景色に、思わず足が止まりました。
しばし敷地内をお散歩。
清らかな空気を胸いっぱいに吸い込むと、いつも以上にご飯が美味しく食べられそうです!
ディナーと同じ「Grill & Dining G」で、ビュッフェスタイルの朝食を頂きます。
信州の新鮮な食材を使った、フレッシュなメニューがずらりと勢揃い。
その場で卵料理を作ってくれるエッグステーションや、信州そばやうどんが日替わりで登場するヌードルステーションも。
オーナメントのように飾られたパン類など、見ているだけでワクワクするレイアウトです。
いつもは朝食にはオレンジジュースを選びますが、せっかく長野に来たのだから、リンゴジュースにしようかな……。
食の宝庫、信州。つい手を出したくなる美味しいものが盛りだくさんで、お皿に取りきれません。
中でも、特に注目してほしいのが「LOCAL STATION」のコーナー。
なんとこのコーナー全て、信州のご当地グルメを使ったご飯のお供なのです!
野沢菜や信州ぬか漬け、山海漬けに小谷漬けといった数々のお漬けものに 佃煮、自家製なめたけ、刺身こんにゃく……。
一体ご飯を何杯おかわりすれば全種類食べ尽くせるのでしょう!
いつもはパンを選びがちな私も、たまらずご飯の朝食にしました。
信州産のとろろ芋に、鰹節やわさび菜醤油漬けなど、気になるものを少しずつ思う存分に盛って飾った贅沢なトロロご飯!
美味しい美味しい信州の幸。食べ終わって空になったお茶碗を見つめながら、しばし真剣におかわりをしようか悩んでしまったほど。
このあとも素敵なランチが控えていたので、後ろ髪をひかれながらおかわりは諦めましたが、次に来るときは連泊して「LOCAL STATION」のご飯のお供を制覇しょう!そう誓ったのでした。
普段は洋食派の方も、こちらに泊まったらぜひ朝食はパンではなくご飯を選んでみてくださいね。
「軽井沢マリオットホテル」限定!おしゃれな農園での野菜の摘み取り体験付きランチ
朝食後はもう一度お部屋付きのビューバス温泉に入り、最後までお部屋を満喫し、11時にチェックアウト。
でもこれで終わりではありませんよ。車を運転してとても楽しみにしていた場所へ向かいます。
今回利用した「軽井沢マリオットホテル」の滞在プランは、「Shinshu Veggie Stay -柳沢農園野菜摘み取り体験付-」。
軽井沢の自然環境下で栽培したこだわりの野菜が有名な柳沢農園で、みずみずしい高原野菜の摘み取り体験&ランチができるプランなのです!
ホテルから車で向かうこと約10分、可愛らしい農園が見えてきました。
まるで海外の絵本に出て来そうな柳沢農園
柳沢農園があるのは、ホタルの里としても有名な発地地区。
きれいな水と美味しい空気、軽井沢ならではの寒暖差のある環境の中、高糖度トマトなどの野菜を栽培しています。
青い空と雄大な山々に囲まれた園内には、小さな花がいたるところに咲き誇り。
まるで海外の絵本に出てきそうな雰囲気。
「軽井沢マリオットホテル」のプランを利用しなくとも、野菜の摘み取り体験自体はできるのですが、摘み取ったお野菜を農園内で食べられるのは、このプランだけなのです!
柳沢農園での野菜摘み取り体験
柳沢農園での野菜摘み取り体験では、所定の可愛い木のボウルいっぱいに、好きなだけ野菜を摘み取ることができます。
場所は、外の農園とビニールハウスの中の2か所。
摘める野菜はその時期によって違うようですが、サラダ用の葉物野菜を中心に何十種類も!
ルッコラにルバーブ、レインボーチャード、デル……。
葉の真ん中から新芽が出てくるものは外側から摘む、など、最初に高原野菜の説明を聞きながら摘み方も一緒に教えてもらえます。
園内のそこかしこに咲くお花。
てっきり鑑賞用かと思ったのですが、このお花の部分も摘み取って食べられるのだそう。
なんだかお花畑のようではないですか?ここに来る時は、ぜひ淡い色のお洋服を着てくることをおすすめします。
外の畑を一通り見たら、ビニールハウスへ。
雨天の場合はビニールハウス内だけの収穫になりますが、こちらにも数えきれないほどのお野菜があるので、心配はしなくて大丈夫です。
ビニールハウスだと気分が盛り上がらないから、雨が降ったら摘み取り体験はキャンセルしよう……そんなことは思わないでくださいね?
なぜならビニールハウスの中がとても素敵だからです!
まるで熱帯植物園にいるのかと思ってしまうぐらいの、植物のパワーを感じるハウス内。
ピチピチとした新鮮なお野菜が、溢れんばかりに育っています。
ここにいるだけで、なんだか体の奥から浄化され元気になりそうな気分に。
ハウス内のちょっとした飾りもとても可愛く。
中で食べる場合のテーブルも、まさに高原のリゾートのテーブル!
雨でも軽井沢の自然と戯れられる絶好のスポットです。
ハウスの中では、オープンサンドに飾るためのスプラウトも収穫します。
色々なお話を伺いながら、摘んだスプラウトを思わずパクッ。無農薬でつくられているので、そのまま食べたって大丈夫です。
説明が終わったら、あとは自由に摘み取りタイムに。
どんなサラダを作ろうか?ワクワクしながら何度も外とハウスを行き来し。
摘み取る時に手に伝わってくる、野菜の生き生きとした新鮮さ、そして漂うハーブの香り。
彩りに、エディブルフラワーを散らして。
一体何十品目入れたのかわからなくなるほどの、ボウルいっぱいのこんなに可愛らしいサラダが摘みあがりました!
持っているだけで幸せ。
摘み取った野菜で仕上げる北欧風オープンサンドのランチ
通常の柳沢農園での野菜摘み取り体験では、摘んだ野菜は提携のレストランで料理して頂きます。
ですが「軽井沢マリオットホテル」の「Shinshu Veggie Stay -柳沢農園野菜摘み取り体験付-」プランだけは、そのままこの可愛い農園で食べることができるのです。
テーブルは外とハウスの中、お好きな方に。
私は、野菜のパワーに圧倒されるような風景とテーブルの可愛さにひかれて、ハウスで食べることにしました。
ビニールハウスの中で食事をするというのは、なかなか体験できることではありません。
・北欧風オープンサンド(ローストビーフ*)
・摘み取った野菜のサラダ
・季節の野菜スープ
・ホテルオリジナルのハーブティー
(ローズマリー、レモンタイム、スペアミントより選択可)
*スモークサーモンに変更も可能
メインのお洒落なプレートは、黒パンにローストビーフをのせた北欧風オープンサンド。
後ろには摘み取ったスプラウトも使われています。
私の摘んだ野菜たちは、こんなに可愛いサラダになりました。
長野の美味しい空気と水で育った無農薬野菜を、緑いっぱいの植物のパワーに圧倒されながら、いままさに摘みたての状態で頂く贅沢!
食べながら、思わず顔がほころんでしまってとまりません。
噛んだ瞬間に伝わってくる、野菜の新鮮さ。
一皿の中に驚くほどに様々な味と歯応えが詰まっていて、野菜しか入っていないということを忘れてしまうほどの食べ応えです。
そしてこのトマトとビーツのスープが絶品!
この小さなお椀の中に、いったい何個のトマトが使われているのか……そんなことを考えてしまうぐらいドロッと濃厚で、旨味がぎゅっと濃縮されています。
柳沢農園はトマトが有名なんですよ。このプランではお土産として、柳沢農園のオリジナル商品である、トマト本来の美味しさを味わえる高糖度トマトジュースを頂けました。
3つの中から、お好きなものを1本。
ビーツ入りトマトジュース:高糖度トマトと自家栽培の有機ビーツを混ぜたトマトジュース
クリアトマトジュース:高糖度トマト10個分の栄養を4日間かけて濾したトマトジュース
悩みに悩み、ビーツ入りのスープがあまりに美味しかったので、「ビーツ入りトマトジュース」にしました。
ちなみにランチには、ボトルいっぱいのハーブウォーターと、ホテルオリジナルのハーブティーがついています。
口に入るもの目に入るもの、全てが体を浄化してくれるような至福のランチ。
小さな花の咲き誇る可愛い農園で野菜を摘んで、可愛い木のテーブルで採れたてを食べて。
遠い昔に絵本の中で見たような、夢の高原の生活ではないですか?
「軽井沢マリオットホテル」で理想の軽井沢の夏を
森に抱かれた木漏れ日揺れるホテルでゆったりと時を過ごし、自然の恵みを五感で味わう。
忙しい生活で忘れていた本来の自分が次第に顔を出し、深呼吸をするたび、食事をするたびに解放されていくような感覚を覚えました。
どこか子どもの頃の夏休みを思い起こさせるような、幸せな夏の時間。
頭に思い浮かべてい理想の避暑地の夏を「軽井沢マリオットホテル」で叶えてみませんか?
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339
Tel: 0267-46-6611
#summer_trip
取材協力:軽井沢マリオットホテル