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「HIYORIチャプター京都」にあるパティスリー『松也-MATSUNARI-』
「CHAPTER FACTORY」の隣にあるのがパティスリー『松也-MATSUNARI-』です。
世界各地のレストランを渡り歩き、新しい菓子造りを追求するパティシエの松岡誠也氏がプロデュース。
宿泊客はもちろん宿泊者以外でも、カフェをはじめ、夕朝食、バーまでを楽しめます。
ショーケースには、お菓子の見本がずらり。
カフェ
カフェでは、洋菓子と和菓子の両方を取り入れたコラボレーションメニューを楽しめます。
小豆とショコラを随所に盛り込まれたお菓子たちは、どれも驚きと感動を味わえるものばかり。
「松也の鯛焼き」(マドレーヌ)
コロンとしたフォルムに鯛の絵柄がかわいい焼き菓子。型のイラストは、なんと松岡氏自身で描かれたのだそう。鯛の下には「松也」をイメージした松の模様が入っています。
マドレーヌにかかっているチョコレートは季節によってフレーバーが変化。訪れた際の7月は、鹿児島産のオーガニックの抹茶を使ったチョコレートがコーティングされていました。
京都産有機大納言と白餡を使った生地は、ふっくらしっとり。
「蕨餅」
熊本・阿蘇山の麓で作られている100%の蕨粉を使い、チョコレートと小豆を組み合わせた「蕨餅」は、1日限定20食。
まずは手でつまんで100%の蕨粉の柔らかさを体感してみて。
中には、こしあんとミルクチョコレートキャラメルのソースが隠れており、上にはラズベリーとカカオのパウダーがかかっています。
フルーティーな酸味のあとには、こしあんのなめらかさとチョコレートのような芳醇な旨味が。食べ進めるごとに変わる味の変化をぜひ楽しんで。
「あんぱん」
京都の酒粕から天然酵母を起こして作られたパン生地は、モチモチ。
厳選したこしあんと、バターと自家製自家製ホワイトチョコレートで、なめらかなバタースプレッドに。あんバターの中に、カカオのフルーティーな香りが口いっぱいに広がっていきます。
コーヒーとの相性も抜群でした。
バー
バーでは、日本酒やジン、ウィスキー、ビールを味わえます。
なかでも日本酒は、京都でも稀少なラインナップを揃えているのでおすすめ◎
NANZAN 南山 特別純米
伏見の農家さんが育てた京都の酒米「祝」を100%使った城陽酒造の「NANZAN 南山 特別純米 」。
すっきりと飲みやすく、甘さのなかにはシャープさも感じられました。
日本酒は、「祝」のお米を作っている田んぼの土を使った特別なオリジナルタンブラーで提供。清水焼伝統工芸士の伊藤南山先生が「松也」のためだけに作ってくれたものだそう。
ストーリーを楽しめるのも魅力の一杯です。
季の美 京都ドライジン
京都蒸溜所がつくるジャパニーズクラフトジン「季の美 京都ドライジン」。
お米を原料としたライススピリッツをはじめ、玉露や柚子、檜や山椒など京都産にこだわったボタニカルなどが30種類ほど入った複雑なジンです。
朝食
和食と洋食から選べる朝食は、どちらにもおばんざいがのったワンプレートがついてきます。
和食でいただける白ごはんには、丹後のコシヒカリを使われており、甘みがありモッチリ。白味噌ベースに八丁味噌を加えたお味噌汁は、上品な味わいに。
ワンプレートには、地元の野菜を使ったおばんざいが並びます。
洋食でいただける厚焼き玉子サンドの玉子焼きには、伏見からの平飼い卵を使用。
朝から京都の美味しいものに触れ、良い1日のスタートがきれそうです。
「HIYORIチャプター京都」の大浴場「HIYORI NO YU」
大浴場「HIYORI NO YU」は、落ち着いた雰囲気で旅の疲れを癒すのにぴったり。
お部屋からルームウェアと室内履きのまま移動することができるのも嬉しいポイントです。
石庭にかこまれた半露天風呂も完備。
ひのきのボールから漂ってくる心地よい香りにとても癒されました。
「HIYORIチャプター京都」で新しい京都に出会う
今まで知らなかった京都に出会える「HIYORIチャプター京都」。
私も何度も京都を訪れていますが、新しい京都をたくさん発見できました。
皆さんもぜひ「HIYORIチャプター京都」で新しい京都を見つけてみてください◎
KANA @Kyoto
取材協力:HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル
#おこもりステイ