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【1日目 13:30】『京の味処 うお寿』の絶品たけのこ料理で京都の食を堪能

京の味処 うお寿

13時前には向日町駅を出発。電車とバスを乗り継いで40分、ランチを頂く『京の味処 うお寿』(以下「うお寿」)に到着です。

 

魚の行商としてはじまり、仕出し屋も手掛けるようになった「うお寿」でまず頂きたいのは、地元の食材をふんだんに盛り込んだ松花堂弁当。

京の味処 うお寿

これからの春の時期、もし運が良ければたけのこづくしのお弁当が味わえますよ!

 

日本一と名高い京都のたけのこは、あっさりとしていてえぐみがないのが特徴。白い品のある色合いは、その日の朝ほりたての証。

 

空気に触れた瞬間から色が付きえぐみが出てしまうため、こんなに美味しいたけのこが食べられるのは、限られた産地だけです。

 

たけのこが出回るのは一般的には4月中旬〜GWあたりですが、自然が相手なのでその年によって時期は変わってきます。私たちは、今年一番最初のたけのこにあずかる幸運に!

京の味処 うお寿

さっくりと軽やかな春の歯ごたえを堪能しながら、無心で食べてしまいました。

 

でも他の時期に来たら、たけのこは味わえないの…?

 

大丈夫です!旬の季節に朝掘りし水煮にしたたけのこを使って作られた、大人気の「竹の子姿ずし」があります。これこそが「うお寿」の看板商品。

 

京の味処 うお寿

朝掘りのたけのこのきれいな淡色を生かすため、醤油を使わずに煮ているのだそう。

 

スッと噛める柔らかさでありながらしゃきしゃきと小気味よい歯ごたえ。木の芽と柚子の風味がきいた姿ずしの爽やかな華やかさのある味は、一度食べたら忘れられません。

 

気が付くと一つ、また一つ……。

 

空になったお皿を見て、また買いに来ようと心に誓うこと間違いなしです。

 

京の味処 うお寿
住所:京都府長岡京市今里2-17-8
営業時間:11時~21時(ラストオーダー20:30)
定休日:月曜日(祝・祭日を除く)

 

【1日目 15:00】ホテルで職人から学べる「竹かご造り体験」を

竹かご造り体験

バスを利用し10分程で、本日泊まる『ホテルディスカバー京都 長岡京』に到着。

まずはチェックインを済ませましょう。

ホテルディスカバー京都 長岡京

とてもおしゃれなホテルなので、思わず写真を撮りたくなりますが、それは翌日にまわし文化体験プログラムに参加します。

 

このホテルでは、観光客向けの商業的なプログラムではなく、本場の職人たちから学べるこだわりの文化体験ができるのです。職人の方には通常のお仕事もあるため、必ず事前予約をし日程や時間の調整をしてくださいね。

 

魅力的なプログラムが沢山ありますが、この地ならではと言ったらやはり「長岡京名産の竹を用いた竹かご造り体験」!

竹かご造り体験

写真は後でご紹介する「なかの邸」で特別に体験させて頂いた時のものですが、ホテルでも同じ内容が体験できますよ。

 

日本の伝統文化と深く関わりのある竹。近年では、その成長の速さからSDGsへの取り組みにおいても脚光を浴び、見直されているサスティナブルな素材です。

 

ワークショップを主催する「長岡銘竹株式会社」は、皇族の別邸である桂離宮をはじめ、名だたる京都の名所の竹垣施工にも長く携わっている専門店。

 

と言ってもプログラムは素人が楽しみながらできるよう工夫がされているので、ご安心を!

竹かご造り体験

最初は恐る恐る竹を曲げていましたが、職人の教えの元、しなやかにたわみ形を変える竹に安心し、どんどんと編み進めていきます。

 

気が付けばあっという間の1.5時間。

竹かご造り体験

完成です!

 

出来上がった竹かごは、両手にすっぽり入るぐらいの大きさ。

 

小さな器を入れて花器にすると素敵です。スマホ置きにもぴったり。

竹かご造り体験

優しい風合いが魅力的な竹細工。大事に使っていくうちに、年月とともに竹の色が変わり、さらに味わいを深めていってくれるのでしょう。

 

ホテルディスカバー京都 長岡京
住所:京都府長岡京市天神1-7-3
 

【1日目 18:30】国登録有形文化財で味わうおすすめ夕食『おばんざいとお酒 なかの邸』

おばんざいとお酒 なかの邸

竹かご造り体験が終わり客室で少し休んだら、そろそろ夕食の時間です。一駅先の西山天王山駅にある『おばんざいとお酒 なかの邸』へ。

おばんざいとお酒 なかの邸

このお店では何と、江戸末期建造の国登録有形文化財「中野家住宅」の中で、こだわりの出汁を使った料理や全国各所の日本酒、自家焙煎珈琲を頂くことができるのです。

おばんざいとお酒 なかの邸おばんざいとお酒 なかの邸

伝統的な佇まいの中には、意外にもこんなおしゃれな焙煎所が。

おばんざいとお酒 なかの邸

お店を運営するのは、障がい者をサポートする一般社団法人暮らしランプ。「障がいのある人が夜間に就労をすることができる飲食事業」としてオープンしました。

 

人気のメニューは「なかの邸セット」4,500円(2022年2月現在)。

 

「修行を積んだ料理人が出すような料理ではありませんが…」と言ってまず出されたおばんざい5種は、長年地元で営んでいるお店と言われても違和感ないほど!

おばんざいとお酒 なかの邸

器もおしゃれで、1品1品出てくるたびに心が躍ります。

おばんざいとお酒 なかの邸おばんざいとお酒 なかの邸

熟成ローストビーフに、お出汁のたっぷりしみたおでん、京都宮津名産の一刻干しに本日の釜めし……。

おばんざいとお酒 なかの邸おばんざいとお酒 なかの邸

地元産の有機・無農薬野菜をできる限り使った、ほっとするおばんざい。

 

暗くなりライトアップされだしたお庭を眺めながら、ゆったりと味わいます。

おばんざいとお酒 なかの邸

お庭と一緒の写真を撮りたいなら、外に少し明るさが残っている方が窓の反射も少ないので、早めの時間がおすすめですよ。

おばんざいとお酒 なかの邸

暗くなってきたら、美味しいお食事に集中しましょう!

おばんざいとお酒 なかの邸

これだけの料理が、国登録有形文化財の中という雰囲気たっぷりなロケーションで、この値段で頂けるとは…。

 

お腹もお財布も満足し、心にほっと温かい気持ちをともす、幸せな夕食で1日目は終了です。

 

 

おばんざいとお酒 なかの邸
住所:京都府長岡京市調子1-6-35
営業時間:Lunch / Cafe 11:30-15:00、Dinner 18:00-22:00
定休日:日曜日・月曜日

 

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