こんにちは、Remiです。
南イタリア旅行の続き。前回のヴェネツィアに続き向かった先は、カプリ島!
いつか行きたいと思っていた、憧れの島。
約10km2程度の小さな島ですが、風光明媚な土地として知られ、イタリアにおける観光地の1つ。
行った人誰もが「絶対行くべき!」とオススメしてくれた、その魅力を体験しに行ってきました。
ナポリから高速船で約45分、ティレニア海に浮かぶこの美しい島がカプリ島です。
カプリ島の玄関口、マリーナ・グランデに到着!
青い空に青い海に、カラフルな街並み。
8月の観光ハイシーズンとあって、人、人、人!
そんなバカンス地として人気のカプリ島。
ビーチも多くの旅行客で賑わっていました。
カプリ島の代名詞!元祖「青の洞窟」で神秘のブルー体験!
カプリ島といえば、何と言っても青の洞窟!
「青の洞窟」と呼ばれるスポットは世界中にあり、私も沖縄にある青の洞窟でシュノーケリングをしたことがあります。
そんな中、青の洞窟といえばカプリ島が本場と言われる所以は何だろう。
そんな思いを胸に早速ホテルからバスで青の洞窟、”Gotta Azzurra”へ向かいました。
アナカプリから、バスで約15分。
アナカプリ〜青の洞窟間のバスは早朝6時半から夜中まで、10〜30分置きに出ています。
青の洞窟前には、マリーナ・グランデからツアーでやってきたボートが沢山待機していました。
長蛇の列!
炎天下の中待つこと、約2時間・・・(朝一に行けばまだ空いているそうです。)
ようやく洞窟の入り口が見えてきました。
そうしていよいよボートに乗船!
5〜6人の小型手漕ぎボート。
エンジンボートで来た人達もこの小型ボートに乗り換える理由はすぐ後に分かりました。
ボートに乗るなり、船頭さんがチップを多めに渡すよう指示してきます。
(入場料やチップは洞窟ツアー後にまとめて支払います。)
本場と言われる青の洞窟の特徴はまず、
入り口が小さいこと!!
これだけの人やボートが集まる洞窟の入り口は、何も無ければ見落としてしまう程の、ほんの小さな穴なんです。
高さ数十センチ、横幅も小型ボートがギリギリ通れる大きさの小さな穴。
そこを船頭さんが波が下がった瞬間を見計らってチェーンを伝い勢いよく、吸い込まれるように中へ入るのです。
乗客はボートの中で重なるように寝そべった状態で入り口を抜けます。
洞窟の中は入り口から想像したよりは広く、奥行き60m、幅25m程です。
水の音と船頭さんの歌声が響き渡る洞窟の中、「本場・青の洞窟」の魅力が分かったのは、
入り口の方へ振り返ったときでした。
そこに広がっていたのは、「神秘」という言葉がよく合う、青い水面の広がりでした。
「百聞は一見に如かず」
どんなに言葉で説明されるより、写真で見るより、言葉にならない美しさがそこには有りました。
この美しいブルーは、まさにその入り口の小ささが造り出した奇跡のブルーだったのです。
その小さな穴から入る光が海水を通り、石灰岩の海底で屈折反射することで、洞窟の海面全体を青く浮かび上がらせるという仕組みで、海面の色は、太陽光の角度や料によって変わるので、そのブルーはその日、その瞬間によって微妙に異なると言われています。
このブルーが見られるのも、限られた時期、限られた天候、波の低い日のみということで、見られるかどうかは当日まで分からない、運任せと言われています。
比較的見られる可能性が高いと言われる夏場でも、天候や波の高さによっては欠航になる日も多いみたいです。
そんな運にも恵まれ、無事この幻想的なブルーに出会うことが出来ました。
出る際も同じく、小さな穴をくぐり抜け、夢から覚めたような気分で外に出ます。
美しい光景はもちろん、自然が造り出す非日常的な空間で、身も心もリフレッシュされる神秘体験でした。
Remi.@Capri Italy
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