こんにちは、LOVETABI編集部です。
日本から近い海外旅行先として人気のある韓国。
韓国旅行といえばソウルを思い浮かべる方が多いと思いますが、地方都市にも魅力が沢山あるんです。
直行便が出ている地方都市や、ソウルから日帰りで訪れることのできる地方都市など様々。
次の韓国旅行では、注目されている観光スポットや地方グルメを食べに、少し足を延ばして見てはいかがでしょうか?
そこで、今回はおすすめの韓国地方都市を10選をご紹介します。
目次
韓国第2の都市と呼ばれる港町「釜山(プサン)」
ソウルに次ぐ、第2の都市と呼ばれる「釜山(プサン)」。韓国最大の港町でもあるので、グルメも新鮮でおいしいのが特長です。 ショッピングやカジノ、夏になると海水浴を楽しみに多くの人が国内外から訪れます。
新たな観光スポットも生まれ、韓国人からも注目されているエリアです。
日本から釜山へは、大韓航空、ジンエアー、チェジュ航空などが、成田・関空・福岡から金海国際空港までの直行便を飛ばしています。
航空券のセールでソウル行きよりも安く売り出していることもあるので、注目してみてくださいね。
カラフルな街並み「甘川文化村(カムチョンドンムナマウル)」や、海雲台を眺めながらカラフルな電車に乗れる「海雲台ブルーラインパーク」は、訪れたらぜひ行きたいところ。フォトジェニックなスポットが多いので女子旅におすすめです。
韓国のリゾート地「済州島(チェジュ)」
ソウルから約1時間で到着する、韓国のリゾート地「済州島(チェジュ島)」。日本からの直行便は2023年現在、関空からのみですが、ソウルで乗り継ぎしても一度は行ってみたい場所です。
手つかずのビーチでの海水浴や、滝や山などの散策で、大自然を存分に楽しむことができ、ソウルとは異なる島独自の魅力を感じるでしょう。暮らしている人々も穏やかで、なんだか沖縄のような島タイムが流れていますよ。
チェジュの自然とピーナッツの世界が融合した「スヌーピーガーデン」も訪れて欲しい観光スポットです。
海あり、山ありなのでグルメも豊富。チェジュ島特産品のアワビはぜひ食べて。新鮮なアワビ粥はソウルで食べるのとは一味違うかも。
コンパクトに観光を楽しめる「大邱(テグ)」
ソウル、釜山に次ぐ第3の都市と呼ばれる「大邱(テグ)」。日本からはティーウェイ航空が成田、関空、福岡から直行便を就航しています。1年を通してお祭りやイベントが多い街で、夏に開催される「チメクフェスティバル」には、国内外から多くの人が訪れます。
空港から市内まで近いのも魅力。空港から約15分で繁華街があるので、すぐに観光を開始できます。
テグでマストで食べたいのがチメク。チキン×メクチュ(ビール)の、韓国での鉄板の組み合わせ。大邱には有名チキン店の本店も多いため、チキン屋さんがたくさんあります。
コンパクトな街なので、ショッピング、グルメ、美容と韓国旅行でやりたいことを、エリアを移動せずにクリアできますよ。
ビビンバ発祥の街「全州(チョンジュ)」
歴史が息づく街・全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)。全州へは、ソウルからKTX(韓国版の新幹線)で約1時間30分で訪れることができます。
全州韓屋村をはじめとした数多くの名所や、全州ならではのグルメを味わえるお店も多く、ソウルから日帰りで訪れる人も多いエリアです。
700余軒もの韓国伝統家屋が集まった全州韓屋村では、韓服レンタルができるお店もあるので、韓服を着てレトロな町並みを写真を撮りながら散策するのがおすすめ。
日本でも人気の高い「ビビンバ」の発祥の地でもある全州。ご飯の上に野菜や山菜のナムル、プルコギ肉などが乗っていて色鮮やか。ビビンバを提供するお店がたくさんあるので、ぜひ訪れてみてください。
世界遺産の街「慶州(キョンジュ)」
新羅王朝の都として、千年の栄華を極めた慶州(キョンジュ)。ソウル駅からKTXで約2時間で到着します。紅葉の名所としても知られており、シーズンになるとソウルから多くの人が訪れます。
市内に数多くの遺跡が現存していることから「屋根のない博物館」とも言われており、仏教遺跡の仏国寺と石窟庵、5地域からなる歴史遺跡地区は、「ユネスコ世界文化遺産」にも指定されています。
グルメも古都ならではの韓定食などが人気で、韓国ドラマの中に入ったような昔ながらの韓国を感じることができますよ。
ソウルから半日トリップもできる「水原(スウォン)」
ソウルから約30分〜1時間と、気軽に訪れられる「水原(スウォン)」。時代劇のロケ地にもなった「水原華城」や、名物料理の水原カルビ、インスタ映えの叶うカフェ、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のロケ地などもあり、注目されています。
半日あれば主要エリアを巡ることができるので、ソウル旅行に組み合わせて訪れるのもおすすめ。
名物グルメは水原カルビ。韓国での焼肉といえばサムギョプサルを想像しますが、ぜひここではカルビを食べてください。ジューシーな味わいにお酒が進みますよ。
韓国人にも人気!美しいビーチが連なる「江陵(カンヌン)」
ソウル駅からKTXで約1時間30分と、日帰りで訪れることもできる「江陵(カンヌン)」。美しいビーチが連なる東海岸の都市で、夏には多くの人がソウルから訪れます。
ビーチ以外にもおしゃれなカフェ通り、観光名所であり朝鮮時代初期の建築物である「鳥竹軒」、最先端のアート展示場「アルテミュージアム」などもあり、観光も楽しめるエリアです。BTSのMV撮影地や韓国ドラマ『トッケビ』のロケ地などもあり、聖地巡礼を楽しみたい人にもおすすめ!
江陵で食べて欲しいグルメといえば新鮮な海鮮! 海沿いには飲食店がたくさんあり、テイクアウトして海岸で楽しむのもローカルっぽい。獲れたての味わいをソウルよりも安く味わえます。
空港だけじゃない!「仁川(インチョン)」
韓国・ソウル旅行の玄関口「仁川(インチョン)」。空港利用後はそのままソウル市内に向かっていしまいがちですが、実は仁川(インチョン)でも巡って欲しい場所があるんです。
貿易と文化交流の中心地として発展してきた仁川には、開港場通りやチャイナタウンなど、日本の横浜や神戸などの港に近い印象の町並みや童話の世界を楽しめる「松月洞童話村」など、異国情緒あふれるエリアが点在しています。
また、2017年4月に仁川にオープンした、巨大リゾートホテル「仁川パラダイスシティホテル&リゾート」も、ラグジュアリー感にどっぷり浸れるホテルとしておすすめ。Netflix『脱出おひとり島』に登場する“天国島”のホテルの撮影地にもなっている、韓国最大規模の統合型リゾート施設です。
重要文化財の数が最多!韓国らしい文化の残る「安東(アンドン)」
釜山から高速バスで約2時間半の距離にある、「安東(アンドン)」。重要文化財の数が韓国内最多で、韓国らしい文化が残る街として知られています。
韓国ドラマで耳にする両班(ヤンバン)の子孫が今も暮らす伝統的な村「河回村(ハフェマウル)」は、安東のランドマーク的存在です。時代劇の中にタイムスリップしたような感覚になります。
必食グルメは「安東チムタク」。チムタクとは、ぶつ切りの鶏肉、ジャガイモ、タンミョン(韓国春雨)などを大量の唐辛子と醤油、砂糖ベースのタレで煮込んだ鶏肉料理で、安東が発祥の地と言われています。
韓国版肉じゃがと呼ばれることもありますが、肉じゃがよりスパイシーで、米や酒が進む味わいです。ソウルにもチムタクを提供する店はありますが、本場に来たら「安東チムタク横丁」を訪れるのを忘れずに!
芸術祭も開かれる芸術の街「光州(クァンジュ)」
ソウル駅・龍山駅からKTXで約2時間の場所にある、韓国南西部の代表都市「光州(クァンジュ)」は、アート巡りが趣味の方に特におすすめの都市です。
2年に1度開催される現代アートの国際芸術祭「光州ビエンナーレ」が特に有名で会期中は多くの観光客が光州に訪れます。30周年を迎える2024年の開催は9月7日から12月1日までで、73組のアーティストが参加します。
「光州ビエンナーレ」開催のエリアには、他にも国立光州博物館や光州市立美術館、光州民俗博物館がなどが集まるので、1日でぎゅっとアート巡りを楽しめますよ。
日帰りや1泊だけでも楽しい! 韓国地方都市に足を伸ばしてみては
ソウルや釜山から数時間で行ける都市なら、メインのエリアプラスアルファで旅行することも可能です。
筆者は3泊以上でソウルや釜山を訪れるときに、中1日地方旅を入れ込んで新たな韓国の魅力を発掘しています。韓国の自然や韓国人に人気の旅行先にも行ってみたい!という方は地方都市にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。