こんにちは、LOVETABI編集部です。
北欧の中でも、海と山に囲まれたノルウェーは、大自然の絶景の宝庫。
冬はオーロラ、夏は大迫力のフィヨルドに沈まぬ太陽の白夜と、日本では体験できない幻想的な世界が広がります。
街にはカラフルなお菓子でできたようなカラフルな建築が立ち並び、どこを切り取ってもフォトジェニック。
この記事では、カメラが好きな人には特におすすめの、女子旅にぴったりなノルウェーの都市をご紹介します。
目次
ノルウェーを代表する都市「オスロ」
ノルウェーの首都、オスロ。日本からノルウェーへの直行便は残念ながらありませんが、オスロは欧州を始め様々な国からアクセスでき、またノルウェーの他の都市へのハブとなる都市です。
オスロフィヨルドを望む美しい景観が広がる中、北欧らしいモダンで美しい建築が立ち並びます。
ヴァイキング船博物館やムンク美術館、ノルウェー国立美術館といった文化施設も充実しており、特にムンクの「叫び」の絵画を展示するムンク美術館は、アート好きには必見のスポットです。
大都市ながら自然にも恵まれ、オスロから1泊2日で大迫力のフィヨルドを巡る旅も可能。
大自然と洗練された北欧都市とを満喫したい人にぴったりです。
冬のノルウェーオーロラ旅行の拠点「トロムソ」
冬のノルウェーの旅行で、拠点となるのがノルウェー北部に位置する「トロムソ」。北極圏に位置する大きな都市で、オーロラを見ることができるのです。
空港もあるので、ノルウェー各地や他の国の年からのアクセスも容易。オーロラクルーズ船のフッティルーテンの寄港地としても知られます。
小さくておしゃれなカフェやショップが立ち並び、歩いているだけで楽しい街並み。
トナカイの肉のソーセジを齧りながら焚き火を囲む風景は、冬の風物詩です。
犬ぞりやスノーモービル、氷上での釣りなどの冬のアクティビティが豊富ですが、やはりメインは「オーロラ・ハンティング」。
幻想的なオーロラが空を彩る光景は一生に一度の体験です。
北極圏に近いことから、冬は太陽が昇らない極夜が続き、オーロラが見られるチャンスも増えます。
幻想的な物語の世界「キルケネス」
ロシアやフィンランドとの国境に近い、ノルウェーの最東端に位置する「キルケネス」。
雪に埋もれた小さな町はまるで御伽の国です。
山の上には、一生に一度は泊まってみたい憧れのスノーホテルが。
雪でできたホテルやロッジに泊まりながらオーロラ観測をすることができ、敷地内にはトナカイやソリをひく犬達の姿も。
山奥にありながら目の前には湖のように穏やかな海が広がり、タラバガニのハンティングも体験可能と、冒険心をくすぐるアクティビティが満載。
北極圏ならではの生活様式にも触れることができ、どこか非現実的な、物語の世界に入り込んだかのような時間が過ごせます。
キルケネスには空港はあるものの、これまでは小さな航空会社しか運行しておらず、日本から行く場合はノルウェーのクルーズ船「フッティルーテン」の北行きでアクセスし、飛行機を複数乗り継いで帰るのが一般的でした。
2025年夏からは、フィンエアーがキルケネス行きのフライトを開始。
さらに行きやすくなった御伽の国で、心躍る冒険に繰り出してみてはいかがでしょう?
世界遺産の街並み「ベルゲン」
ノルウェー西部に位置する、ノルウェー第2の都市「ベルゲン」。ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台としても有名です。
見どころは、何と言ってもユネスコ世界遺産に登録されている歴史的な街並み「ブリッゲン地区」。中世ノルウェー建築の代表的なカラフルな木造家屋の倉庫が立ち並びます。
何度も火災にあっており、その度古い建築方法を守り立て直されているそう。
写真を撮る場合は、港をはさんだ向かい側から撮影すると、砂糖でできたお菓子の家のようなかわいい家々が立ち並ぶ様がおさめられます。
特に訪れて欲しいのが、フロイエン山の展望台。
街中からケーブルカーで簡単にアクセス可能。
展望台からは、入り組んだフィヨルドの港の絶景が一望できますよ!
カラフルでかわいい街並みの「トロンハイム」
ノルウェー中部に位置するノルウェー第3の都市トロンハイム。
ノルウェー王国の初代首都として栄え、歴史的な建物や観光スポットが多く点在しています。
トロンハイムの旧市街には、色とりどりの家々が立ち並ぶ可愛らしい街並みが広がっており、散策にぴったり。
また街の中心にはゴシック様式の美しい建築ニダロス大聖堂があり、そこと旧市街とを結ぶ地点には印象的な跳ね橋が。
街はコンパクトで観光スポットが集まっているので、効率よく観光を楽しむことができます。
旧市街から坂道を15分ほど登って行った高台に立つクリスチャン要塞は、一押しのフォトスポット。
青い空の下に浮ぶように現れる白壁の要塞は、まるで絵本の中に出てきそうな可愛らしさ。
丘の上からは、トロンハイムの街を一望できます。
世界で最も美しい「ロフォーテン諸島」
ノルウェー北部の美しい島々ロフォーテン諸島。急峻な山々が海に突き出し、フィヨルドと穏やかな海が織りなす景色は、まさに圧巻。
夏は沈まぬ太陽に祝福された緑と青の楽園、冬は空に現れた大迫力のオーロラが海に反射し、一面グリーンの幻想的な光に包まれた絶景に。
中でも、モスケネス島にある小さな村レーヌは、その美しさで世界で最も美しい村の一つとしても知られています。
海に立ち並ぶ、ロルブーと呼ばれる小さな赤い漁師小屋は、宿泊施設となっているものもあり、かなり前からでないと予約できないぐらいの人気。
この景色を守るために観光用に過度に開発されておらず、観光には不便もありますが、それこそがまさに地上の楽園の証です。
アクセスは、飛行機を乗り継ぎノルウェーの都市ボードーまで行った後、さらにフェリーかプロペラ機に乗り島へわたる必要があります。
少々大変ですが、そこまでして訪れる価値がある場所。
世の中の喧騒から隔絶された島にゆったりと滞在し、この世のものとは思えない幻想的な風景をご堪能あれ!
ヨーロッパ大陸最北端「ホニングスヴォーグ」
ホニングスヴォーグは、ノルウェーの最北端であるとともに、ヨーロッパ大陸で最も北にある町。
ここでは、厳しい寒さの中での北極圏の魅力を存分に感じることができます。
最大の観光スポットである最北端の「ノールカップ」は、人が住むことのできない地域にあり、まさに秘境。旅人がいつかは訪れたいと願う憧れの場所です。
陸路からのアクセスは複雑ですが、ノルウェーのクルーズ船「フッティルーテン」に乗船するとアクセスが容易なので、ぜひ太陽が沈まない夏の白夜のフィヨルドクルーズや、冬のオーロラクルーズと一緒に、この絶景を楽しんで!
北極圏の厳しい自然環境とともに、サーミ文化が息づく地でもあります。
サーミは北極圏に住む先住民。ホニングスヴォーグ周辺では今も伝統的な生活様式が受け継がれています。
北極圏の厳しくも美しい大自然を堪能しながら、静寂と壮大な世界が味わる特別な場所です。
ノルウェーのかわいい街並みと雄大な大自然を楽しもう
自然も街並みも、他では味わえない感動的な絶景に溢れたノルウェー。
治安がよく、交通も整備されており女性一人旅でも安心して訪れられるので、ぜひフォトジェニックなノルウェーを旅してみてください。