Emi

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【パリ在住ライター】主なテーマ:パリ、ヨーロッパ旅行

こんにちは、パリ在住のEmiです。

 

さて、パリといえば外せない観光スポット「凱旋門」(がいせんもん)。

もちろん外観はご存知だと思いますが、上ったことはありますか?内側へ行ったことはありますか?

 

今回は、意外と知らない凱旋門の内側へご案内します。

 

実はフォトスポット満載なんですよ!

 

 

まずは凱旋門の側に行ってパリを感じよう

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凱旋門は大きな環状交差点(信号のない交差点のようなもの)で囲まれているため、シャンゼリゼ通りにある地下通路から凱旋門のすぐ側までアクセスできます(看板がないので、わかりにくい!)

 

地下通路は、石造りの一本道。

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程なく、チケット売り場に辿り着きます。

 

一般入場料:13€

(無料:18歳未満/25歳未満のEU圏内国籍者/障害者/失業者)

 

チケットを買うと凱旋門の上まで登ることができ、無料でも麓までは行くことができます。

 

凱旋門の内側でフォトジェニックなパリを探そう

 

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地下通路から地上に上がると、目の前にどーんと大きく凱旋門!

全然カメラに収まりきりません。それくらい大きいんです。

 

高さ約50m、横幅約45mの門。正方形に近い形をしています。

 

そして、オススメの内側大公開~♡

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細かい彫刻と、その大きさに圧倒されて言葉が出ません。

 

フランス革命時の革命家や将軍の名前が柱に彫られています。

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アーチ部分の内側には、花と幾何学模様の彫刻。

 

私はこの部分が一番好きです。

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中央には、第一次世界大戦で戦死した無名戦士への追悼のモニュメントが置かれています。

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365日戦死者への追悼の炎が灯されています(上の写真もちゃんと火はついていました。)

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後ろに伸びるのはシャンゼリゼ通りです。

 

パリに訪れたら絶対に見たい!凱旋門頂上からの景色 

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チケットを買った方は、頂上へ登りましょう。

 

柱の中の螺旋階段をひたすら登る!その高さは、なんとビル14階に相当するんだとか。

 

窓がなく狭い空間。目が回るし、とにかく疲れます。(エレベーターはありますが、障害者専用のため一般客は階段を利用します。)

 

そして頂上へ到着!

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パリを一望できます。

 

お昼の様子はこんな感じです。

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パリはその美しい外観を保つため、8階程度の高さまでしか建物を建てられません。

 

そのため、こういった高いモニュメントからは、高さの統一された綺麗な景色を見ることができるのです。

遮るものがない、パリならではの光景です。

 

パリの星、凱旋門で素敵なパリの旅を

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凱旋門は別名「エトワール(étoile=フランス語で星)」と呼ばれています。シャンゼリゼ通りを含む12本の道が放射線状に伸びていて、その様子を上空から見ると星のように見えることからこの名が付きました。

 

また、フランスの歴史的人物シャルル・ド・ゴール将軍を称え、凱旋門の周りの広場は「シャルル・ド・ゴール広場(Place Charles-de-Gaulle)」と名付けられています。

 

この二つの名前を合わせて、「シャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles-de-Gaulle Etoile」というのが、凱旋門の最寄り駅の名前となっています。

 

長い名前で覚えにくいのですが、理由を知ると納得のネーミングですね。

 

いかがでしたでしょうか。凱旋門と一言でいっても、いろいろな側面があり、近づいて見てみると知らなかった景色が広がります。

 

フランスに来た際は是非、門全体に彫られた美しい彫刻を見上げてみてくださいね。

凱旋門(Arc de triomphe)
住所:Place Charles de Gaulle, 75008 PARIS
 

 

Emi @France




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