ロンドン郊外の標準子午線がある世界遺産都市グリニッジ
こんにちは。Aiです。
中学生の頃、地理の授業で地球儀を見ながら覚えたグリニッジ子午線を覚えていますか?
1997年に世界遺産に登録された河港都市グリニッジ(Greenwich)。
グリニッジは、経度0度0分0秒と定義された子午線(経線)や旧王立海軍学校をもち、
海軍王立イギリスの重要な場所と言われています。
ロンドンセントラル方面からは、地下鉄や国鉄を利用して約1時間弱。
お時間がある方や天気が良い日には、テムズ河を走るリバーボートで観光名所を眺めながら行くことをおススメします〜!
ロンドンからリバーボートでグリニッジへ!
ロンドンの各桟橋のボックス窓口で行き先を告げ、支払いをします。
(オイスターカードやトラベルカードを提示すると割引価格になります)
リバーボートには、コミューター便(ガイドなし)とレジャー便(観光船)があります。
私は、Embankment Pierから「Thames Clippers(テムズ・クリッパーズ)」という、観光船よりお安い通勤用コミューターサービスで向かいました。
通勤用でも問題なく、セントポール大聖堂やタワーブリッジなどの観光名所を見ることが出来、
船の旅を楽しめましたよ!
【主な運航会社】
Thames Clippers
http://www.thamesclippers.com/
Thames River Services
http://thamesriverservices.co.uk/
City Cruise
http://www.citycruises.com/
グリニッジへ着いたら、まず『グリニッジ・ビンテージ・マーケット』へ!
古着やアクセサリーはもちろん、
「え、これを売り物にするの?」という商品も沢山並んでいて見るだけでも面白いです。
こちらのマーケットでは、世界各国の料理が並びます。
ここで腹ごしらえ!日本食もありました♪
グリニッジマーケット
グリニッジ・パークを散策しながら旧王立天文台へ
「現在の世界の時間の基準になった天文台」といわれる、旧王立天文台へ行きます。
天文台は世界遺産にも登録され、現在博物館になっています。
王室が管理するロイヤルパークのひとつでもある、グリニッジパークの中にあります。
経度0度を示す標準子午線の基準点となっている天文台。
大航海時代、イギリスが他のヨーロッパ諸国に負けない航海術の発展を目指して設立されました。
航海中の船の正確な位置を把握することは、正確な時間を知るということ。
この天文台で出発してからの経過時間を計測することで、その船の正確な位置を測っていたのです。
その後、ここが世界の時間の基準にとなる場所(経度0度、本初子午線)になりました。
研究者の当時の生活や天体望遠鏡、時間・時計に関することなどの展示がされています。
チケットは事前にオンラインで購入も可能です。
▶︎公式予約サイト(英語)
オーディオガイドに日本語はありません(2015年9月時点)
私達の生活において、世界共通で書かす事が出来ない指標、「時間」。
世界の時間の基準がここにあると思うと、興味深く観察できます。
必ず見て欲しいグリニッジ子午線!標準子午線で東半球と西半球を股にかけよう!
グリニッジまで来たら、必ず見ておきたいのが実際の標準子午線!
天文台博物館の中にあり、一番人気の写真スポットです。
子午線は英語で”meridian”と言います。
“Prime Meridian”は本初子午線、つまりグリニッジ子午線のことです。
そして、この線が、東半球と西半球を区切る標準子午線。
私たちも、東半球と西半球を股にかける人になってきました〜!!
この写真を撮るのに、約20分並びました…。良い記念です♡
この線をブリッジで跨ぐ人や跨ぎながらエグザイルダンスをする人達も!
おまけ。
最後まで買うか悩んで結局買わなかった帽子。
これを被れば、どこにいても東半球と西半球を股にかけることが出来ちゃいます。(笑)
ロンドン市内から少し足を伸ばせば行ける、世界のスタート地点に立っているような気分になれる場所。
1日かけて、プラネタリウムや旧王立海洋大学まで周ってみるのも楽しいと思います♪
Ai @ UK
#cruise_trip