こんにちは、AYANAです。
2023年5月16日に鹿児島初の外資系シティホテルとして開業した「シェラトン鹿児島」の取材に行ってきました。
新幹線・高速バスなどが発着するJR鹿児島中央駅、南九州随一の繁華街・天文館なども徒歩でアクセスができ、鹿児島旅行の中心になりそうな「シェラトン鹿児島」の魅力をご紹介します。
目次
鹿児島初の外資系シティホテル「シェラトン鹿児島」2023年5月16日開業
マリオット・インターナショナルが展開する31のブランドの一つ、シェラトンホテル&リゾート。シェラトンブランドとしてアジア太平洋地域において記念すべき150軒目の施設として、鹿児島の地にオープンしました。
ホテルがあるのは、鹿児島市電「武之橋駅」より徒歩1分の場所。空港バスの発着する鹿児島中央駅や天文館通からも、徒歩約15分で到着します。さらに、鹿児島湾、桜島などの魅力的な観光地から車で10分。鹿児島空港までは車で約30分の距離にあります。
特筆すべきは、客室やレストランから大迫力の桜島を眺められること。旅行者にとっては、こんなに間近に見られるのか……と、驚くでしょう。私もその1人で、火山活動の様子をずっと眺めていました。
開放的な造りのロビースペース
ホテルに入ると開放的なロビー広がります。ホテルの「パブリックスクエア」として構想され、宿泊者や地域の人が利用しやすい造りを目指したとのこと。
各所に電源もあるので、PC作業などもしやすいのが嬉しいです。1階のカフェ「&More」で購入した食事をロビーで飲食することも可能です。
ホテル1階にレセプションとロビー、2階に宴会場やブライダルサロン、4,19階にレストラン、5階に温泉やフィットネス、6〜18階に客室、18階にシェラトン・クラブ・ラウンジがあります。
圧巻の景色を眺められる「シェラトン鹿児島」の桜島ルーム(キング)
「シェラトン鹿児島」は、全228室の客室とスイートルームで構成されています。インテリアは鹿児島の自然美をイメージし明るい木目調に統一、柔らかい雰囲気が部屋を包みます。
今回、私が宿泊したのは桜島を眺められる「桜島ルーム」のキングタイプ。35㎡あるので、ゆったりとした時間を楽しめます。
客室が桜島ビューとシティービューの2種類あるので、客室にいる間も桜島を眺めたい方は、客室に「桜島」と入った部屋を予約してください。
ベッドをはじめとするアメニティは、シェラトン・シグネチャー。厚みがしっかりとあり寝心地も抜群です。ベッドボードに描かれた絵は、デザイナーが一部屋ずつ描いたのだそう。
鹿児島の自然が壮大で、景色を眺めているだけでもリフレッシュできました。
ベッドに横になったままテレビを鑑賞できます。ホテルの案内や各施設の営業時間などはすべてテレビから確認可能です。
クローゼットも大容量。アイロン台やアイロンなども備え付けです。個人的に嬉しいポイントだったのが、ベッド横のコントロールパネルにUSBだけでなく、USB-Cの差込口があったこと。
緑茶は知覧茶、紅茶は薩摩茶と、アメニティにも鹿児島らしさが光っていました。
機能的なバススペース
客室により、バスタブがある部屋とシャワーのみの部屋に分かれます。桜島ルームのキングはシャワーのみですが、ツインタイプはバスタブ付き。
ホテル内に朝晩利用できる温泉があり、バスタブがない分部屋を広く使えるので、シャワーのみでも特に気になりませんでした。
バススペースは扉で間仕切りできるようになっており、友人との宿泊でも安心。使用しないときは開放しているので部屋が広く感じました。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープは備え付けで「gilchrist & soames」のややエキゾチックな香りがするものでした。
基礎化粧品のアメニティセットの準備もあり、雪肌精もの。パジャマの用意はないですが、肌を包み込んでくれるバスローブの用意がありました。
桜島スイートやゲストルームなど、全10タイプの客室
桜島スイートも見せてもらいました。桜島スイートは8室。73㎡以上でリビングルーム、ベッドルーム、バスルームで構成されています
よりゆったりと過ごせるので、特別な日の宿泊におすすめです。
宿泊者なら誰でも利用できる! 足湯&大浴場
ホテル5階には、温泉、スパ、フィットネスセンターがあります。
足湯&大浴場は、宿泊者なら誰でも利用可能。美肌効果に優れ、冷え性の緩和など様々な効能を持つ、鹿児島ならではの良質な温泉を楽しめます。
大浴場内にはサウナもある
大浴場は内湯、半露天、サウナ、水風呂、洗い場の構成です。硫黄の香りがほのかに香る、優しい肌触りのお湯。チェックイン後15時〜24時、朝は6時〜12時まで入浴可能です。
サウナは4,5名で入れるような大きさ。男女ともにドライサウナです。サウナの横には水風呂も完備。ホテルでドライサウナと水風呂を配置しているところは珍しいので嬉しかったです。
大浴場内にスキンケアやシャンプーなども揃っています。タオルの用意もあるので、部屋からは何も持ってこないでも大丈夫◎
スパは「リンパの女神 シェラトン鹿児島店」が入り、宿泊者以外も利用可能。
独自メソッドの「リンパリラックス®️」や「リンパフェイシャルリラクゼーション」で心身のリフレッシュをサポートします。
24時間利用可能なフィットネスセンター
フィットネスセンターにはフリーウェイトや有酸素運動ができるカーディオマシンなどを備えています。レンタルウェアやシューズの用意はないので、利用予定の方は忘れずに。
多様な3つのレストランと2つのバー
ホテル内には、鹿児島の食の魅力を存分に楽しめる3つのレストランと2つのバーがあります。
今回は夕食に「FLYING HOG GRILL(フライング・ホグ・グリル)」、朝食に「Daily Social(デイリー・ソーシャル)」を利用しました。
「FLYING HOG GRILL(フライング・ホグ・グリル)」はホテルの代表的なレストランで、鹿児島名物のジューシーな黒豚や放し飼いの地鶏と北京ダックのオーブン焼きを味わえます。
オープンキッチンで、調理している様子が見えるので臨場感バッチリ。
「FLYING HOG GRILL」でグリル料理がメインのディナー
今回はメディア向けのメニューということで、全6品のコースメニューをいただきました。
瑞々しい垂水カンパチとさっぱりしたジュレの「鹿児島県産カンパチのタルタルコンソメジュレ添え」からスタート。「霧島サーモンのマリネ 彩り野菜添え」は、見た目も美しくうっとりしてしまいます。
このレストランのコンセプト、薪を使ったグリル料理「フライングホッグ北京ダック」が登場。じっくりと焼いた北京ダックは、皮はパリッと、噛むほどにジューシーな味わいを楽しめます。
「鹿児島県産石鯛の薪焼き ズワイガニのカダイフ包み添え トビッコ風味の白ワインソース」は、食感を楽しみながらいただきます。
「黒毛和牛シンタマの薪焼き 発酵マッシュルームとタイムのジュ」は、スッとナイフが入り、程よい火加減。ボリュームはありつつも、赤身の部分なのでさっぱりと味わえました。
デザートは桜島をモチーフに。お皿では桜島をとりまく海を表現しています。
バー「VIVARIUM(ビバリウム)」
グラスハウスをイメージした美しい「VIVARIUM(ビバリウム)」では、カクテルや食前酒などを注文できます。オープンエアのスペースもあり、湯上がりに訪れるのも良さそうです。
和食レストラン「さつまぐま」
モダンな和食レストラン「SATSUMAGMA(サツマグマ)」では、日本料理とお酒を楽しめます。居酒屋のように気軽に使って欲しいという思いから、さつまぐまと名付けたのだそう。屋外席でも料理を楽しめます。
ブッフェレストラン「Daily Social」で朝食
Daily Social(デイリー・ソーシャル)は、ビュッフェとアラカルトメニューを提供するオールデイダイニングレストランです。広々とした店内は自然光もたくさん入り開放感たっぷり。こちらもテラス席を用意しています。
朝食は和洋バラエティ豊富なラインナップの中に、鹿児島産の食材を使った料理も登場します。さつまあげや鹿児島産のタコやカンパチ、きびなごなどが印象的でした。しぼりたてフレッシュフルーツジュースやその場で作ってくれるオムレツなどもおいしかった〜!
「シェラトン鹿児島」で大自然を感じるリフレッシュステイを
のんびりと景色を見ながら過ごしたり、温泉や足湯に好きなだけ浸かったり、シティホテルでありながら温泉も楽しめるので、リラックスして過ごせるでしょう。
鹿児島旅行の拠点にはもちろん、リフレッシュしたいときに訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:鹿児島県鹿児島市高麗町43-15
金額:33,800円~(消費税・サービス料込み)※2名1室利用時の1室あたりの料金
取材協力:シェラトン鹿児島