こんにちは、Hitomiです。
中南米旅の中で、メキシコの「死者の日」というお祭りに参加してきました!
「死者の日」(スペイン語: Día de Muertos、英語:Day of the Dead)はラテンアメリカの祝日の1つ。
毎年10月31日〜11月2日の3日間、ご先祖様たちの魂がこの世に戻ってくることを祝いメキシコ全土で盛大に祝祭が行われます。
いわゆる「ハロウィン」や「お盆」にあたり、2003年にはユネスコの無形文化遺産に登録されている行事です。
この時期になると、街中がカラフルなガイコツグッズで飾られすごく可愛い!
私はこの日のために時期を合わせメキシコにやって来ました。
※この記事は2016年の記事をリライトしています。
目次
ラテンアメリカのお盆!メキシコのハロウィンである「死者の日」とは
死者の日の3日間はメキシコの様々な場所でパレードなどの行事が繰り広げられています。
そんな中でも私は、メキシコ内で1,2番目に大きいと言われているオアハカ(Oaxaca)という場所の祭りに参加してきました。
メキシコシティからバスで約7時間。
(私はイダルゴ駅近くのバス会社で夜行バスを予約して行きました)
街中のお土産さんはガイコツでいっぱい!
頭だけのものや、全身のガイコツ、砂糖やチョコレートでできたガイコツスイーツに、ガイコツの犬もいます!
細かいビーズが貼り付けられていて凝った模様のものまであり、思わず一つ購入してしまいました。
レストランやお店の天井にはパペルピカードが飾られ、街中がお祭りムード。
お土産屋さんやレストランだけでなく街中のふとした所にもガイコツが!
「死者の日」と言うと少し暗い・怖いというイメージがありましたが、こんなに明るく賑やかに死者と向き合っているのは、さすがラテンアメリカ。
おしゃれな格好をしたガイコツがすごく可愛いです。
派手な装飾が特徴!スカルメイクで、メキシコのハロウィンのお墓巡りツアーへ!
そして10月31日、「死者の日」当日。
数週間前から日本人の旅人のを何人か募って、「お墓巡りツアー」に参加してきました。
「死者の日」といったらシュガースカルのメイクです。顔面塗料を買って、みんなでスカルメイクをしました。
そして完成〜〜!
5日間一緒に過ごした旅仲間たちと。服装もみんなで全身黒コーデにしました。
そろって並ぶと圧巻です。
街中にはプロのメイクさんがいます。クオリティの高いメイクをしてもらっている人がたくさんいましたよ!
料金も100ペソ~300ペソぐらいのようです。
自分でメイクするのが面倒くさい人は是非!!
準備が終わりついにツアースタート。
私達のツアーはオアハカ近郊のお墓を3つ巡るツアー。
親族の人たちはご先祖様の魂が迷わず戻ってくるためにお墓にマリーゴールドとキャンドルを飾り、お墓の前でお酒や食事を楽しみ、マリアッチ楽団と呼ばれる演奏隊にご先祖様の好きだった曲を弾いてもらったりします。
これは戻ってきた魂と生きている家族が交流を楽しむという意味があるそうです。
日本のお盆とは全然違いますよね!
お墓は一つ一つその家庭によって飾り付けが違うので見ているだけで楽しかった!
お墓の写真を撮るのは一瞬ためらわれますが、親族に許可を取るとたいてい快くOKしてくれますよ。
これはバイク好きのご先祖様だったのかな?
ご先祖様もきっと喜んでくれますね。
死者との交流も明るくお祭りにしてしまうなんて素敵ですね。
個性あふれるメキシコのハロウィンの伝統的パレードへ
11月1日、2日。
この二日間はお墓ではなく、オアハカ内で行われているパレードを見に行ってきました。
オアハカ市内では伝統的な衣装やハロウィンのコスチュームを着た人たちのパレードが!
アジア人が珍しいのか、一緒に写真を撮ろうと言ってくれる人が多くいました。
子ども達のコスプレは本当に可愛いです。
街中のお土産屋さんでもよく見かけるメキシコの伝統的衣装。
太鼓で踊る激しいダンス。
ハロウィンのようにゾンビのような格好をした人たちもいました。
でもやっぱ基本はガイコツの格好をした人が多め。
可愛いスカルファミリー♡
町中がスカルなのでハロウィンより一体感があって、夜は特に雰囲気が出ますね。
死者の日の3日間は夜中じゅう花火が上がったり音楽が聞こえたりすごく賑やか。見ているだけでワクワクして楽しかったです。
年に一回しか行われない行事。
みなさんも是非機会があったら参加してみてください。
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