こんにちは、LOVETABI編集部です。
今回はパリの老舗カフェから観光スポットにある穴場まで、おすすめカフェ7選をご紹介します♪
いつ訪れても美しい街並みに魅了されるパリ。
今回は初めてのパリという方にも何度目のパリインの方にも「ここは押さえておきたい!」というお店をピックアップしました♡
観光スポットの中にある穴場スポットもご紹介しているので、旅行プランを考える際にぜひ参考にしてください!
▼パリのおすすめショップをチェックするにはこの記事をご覧ください♪
目次
- 1 「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」パリ左岸・フランス芸術発祥のカフェ
- 2 「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」パリの老舗カフェ
- 3 「Kozy Bosquet(コジー・ボスケ)」最高のパンケーキを召し上がれ♪
- 4 「Le Café Marly(ル・カフェ・マルリー)」ルーヴル美術館を眺めながら優雅なティータイムを
- 5 「Le Grand Café Tortoni(カフェ・トルトーニ)」Officine Universelle Bulyが手がけるカフェ
- 6 「Noir(ノワール)」今パリで拡大中の注目カフェ
- 7 「Café le Jardin du Petit Palais(カフェ・ル・ジャルダン・デュ・プティ・パレ)緑の庭園の中にあるカフェテラス」
- 8 夢から醒めない街・パリであなただけの美しい思い出を
「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」パリ左岸・フランス芸術発祥のカフェ
パリ左岸エリア、サン=ジェルマン・デ・プレにある老舗カフェ「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」。
いわずとしれたこの名店は、1887年に創業しました。
創業当初からこのカフェには芸術家や知識人たちが多く集まり、ここからさまざまな文化が発信されたことは世界的にも有名ですよね。
1994年から「Prix de Flore(フロール文学賞)」が始まり、このカフェは文学の発祥と発展に大きな役割を果たしています。
「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」に行ったら、断然テラス席がおすすめ!
サン=ジェルマン・デ・プレの街並みを眺めながら、ゆっくりカフェ時間を楽しんでくださいね♪
地元パリジャンのみならず世界中から多くの観光客が訪れるため、朝から行列が絶えません。
時間には少し余裕をもって向かうと良いでしょう。
席につくと熟練のギャルソンがテーブルにメニューを持ってきてくれます。
赤文字が印象的なメニューは、一冊の冊子になったオシャレなデザイン。
フランス語のほか、英語のメニューもあるので安心してゆっくりメニューを選べます。
オーダーするとテーブルに素敵な「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」の絵が描かれた紙のクロスが敷かれます。
この紙のクロスをよく見るとカフェを中心にサン=ジェルマン・デ・プレの雰囲気が細やかに描かれているんです。
そのこだわりとかわいらしさがたまらない!!
こちらはカフェ・クレームとクロワッサン。
カフェ・クレームの泡の上には「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」の文字が♡
なんともかわいらしいんです!
サクサクの大きいクロワッサンは、まるで憧れパリジェンヌの休日のモーニングのよう。
こんな朝食をパリの中心でいただけるなんて、やっぱりパリは夢を見させてくれます。
ちなみにフランスではカフェ・ラテにあたるものがカフェ・クレームと呼ばれているので、覚えておくと便利ですよ!
100年以上の歴史を誇る「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」。
歴史の深さとパリのエスプリを感じにぜひ一度は「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」を訪れてみてください!
住所:172 Boulevard Saint-Germain, 75006 Paris
営業時間:7:30〜1:30
Instagram:https://www.instagram.com/lecafedeflore/
「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」パリの老舗カフェ
サン=ジェルマン・デ・プレにあるもう一つの伝説的カフェ「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」。
1884年にサン=ジェルマン・デ・プレに誕生して以来、ピカソやヘミングウェイなど多くの芸術家が集い、これまでに数多くの文学作品や芸術が生まれた老舗カフェです。
日本でもその伝統を引き継ぎ、1989年〜2023年4月まで渋谷のBunkamura内に「ドゥ マゴ パリ」がありました。
日本人に本場パリのカフェ文化を伝えた場所として多くの人々に愛されていたことで知っている方も多いのではないでしょうか?
こちらも「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」と同様に、非常に人気のカフェで常に多くの人々で賑わっています。
やっぱりテラス席がおすすめ。
心地よい日差しを浴びながら、サン=ジェルマン・デ・プレの雰囲気を堪能できます。
モーニングからカフェ、ディナーまで、さまざまなシーンで利用できるのが嬉しいポイント。
カフェタイムのおすすめはなんといってもりんごのタルトタタン♪
温められたタルトに甘さ控えめのホイップをつけながらいただきます。
これが本当に絶品!!
りんごの果肉感と甘さと酸味に、ホイップがまろやかさをプラスしてくれて、あっという間に食べてしまいます。ぜひ本場の「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」のタルトタタンをお試しください♪
サン=ジェルマン・デ・プレ教会の向かいにある「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」は、この界隈の中心的存在。
このカフェは2011年に公開され日本でも大ヒットした映画『最強のふたり』のロケ地としても有名です。
主人公の二人が夜中のパリを散歩してから、明け方にこちらのカフェで語らうシーンは多くの方の記憶に残っていることでしょう。
今も人々の憧れのカフェであり続け文化を発信し続ける「Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)」。
ぜひ一度は訪れていただきたいパリの必須スポットです♡
住所:6 Place Saint-Germain des Prés, 75006 Paris
営業時間:7:30 1:00
Instagram:https://www.instagram.com/lesdeuxmagots/
「Kozy Bosquet(コジー・ボスケ)」最高のパンケーキを召し上がれ♪
続いてご紹介するお店は「Kozy Bosquet(コジー・ボスケ)」。
エッフェル塔をはじめパリの主要観光地に近く治安もいい7区にあるこちらのお店は、今パリでとても人気のパンケーキで有名なカフェです。
人気のお店なのでお昼時はお店の前で並ぶことも。時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。
入店前に公式HPでメニューを見ることができるので、事前に選んでおくといいかもしれません。
(英語表記のメニューもあるのでご安心ください!)
店内は開放的でおしゃれな雰囲気。
何より店員さんがとっても気さくで接客がとても丁寧なのが嬉しいポイント!
気持ちよくお食事できますよ。
お食事系のパンケーキは、ベーコン&ポーチドエッグ、アボカド&サーモン。
デザート系のパンケーキにはバナナ&キャラメルや季節のフルーツを盛りつけたパンケーキがあります。
盛り付けもおしゃれでお味も絶品!
また、季節限定メニューもあるので訪れる際にはメニューを要チェック。
パンケーキの枚数も2枚もしくは3枚から選べるので、シェアしたいときやお腹の空き具合に合わせてカスタマイズできのも嬉しいですよね♪
パンケーキのほかにもブリオッシュやエッグベネディクトもあり。どれにしようか迷ってしまいます!
こちらのカフェはノートルダム大聖堂やオペラ座付近にも店を構えています。
また最近はパリ北部のモンマルトルにも新店舗がオープン。
お店ごとに雰囲気が異なるので、お気に入りのお店を見つけてみるのもいいかもしれません。
開放的で気持ちのいい雰囲気の中、おいしいパンケーキをぜひお召し上がりください♡
住所:79 Avenue Bosquet, 75007 Paris
営業時間:8:00〜15:30(月〜金)、9:00〜17:00(土日)
Instagram:https://www.instagram.com/kozyparis/
「Le Café Marly(ル・カフェ・マルリー)」ルーヴル美術館を眺めながら優雅なティータイムを
パリを観光するうえで必須アドレスのルーヴル美術館。
そのルーヴル美術館の回廊にあるのが「Le Café Marly(カフェ・マルリー)」です。
アーチ状の天井の高いアーケードにあるこちらのカフェからは、ルーヴル美術館を象徴するガラスのピラミッドを眺めながら優雅に食事を楽しめます。
こちらのカフェは朝8時半から夜中2時までオープンしているので、カフェとしてもレストランとしても利用できるのが嬉しいポイント。
観光地としても人気のエリアにあるこの美しいカフェは常に多くの人で賑わっています。
おすすめは早朝にパリに到着する飛行機に乗った時にオープン直後に利用すること♪
ルーヴル美術館のピラミッドを目の前にできる特等席で、モーニングにおいしいバゲットとコーヒーをいただく。
一気にパリにきたと実感が湧くこと間違いなし!
晴れた日にはぜひテラス席のご利用もおすすめですよ♪
これからは日照時間もますますのびてくるので、夜にテラス席で夕暮れ時の美しい景色を眺めながらディナーを楽しめます。
軽食のみならず、前菜からメイン、デザートまでご用意があるので、しっかり食事も堪能できるのでどんなシーンにも利用できて便利ですよね。
こちらのカフェは、大人気Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』の劇中で、主人公たちが食事するシーンが撮影されていることでも知られています♡
いつまでも人々の夢を醒めさせないルーヴル美術館。
ルーヴル美術館を訪れる際にはぜひお立ち寄りくださいね!
住所:93 Rue de Rivoli, 75001 Paris
営業時間:8:30〜2:00
Instagram:https://www.instagram.com/cafe_marly/
「Le Grand Café Tortoni(カフェ・トルトーニ)」Officine Universelle Bulyが手がけるカフェ
「Officine Universelle Buly(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)」(以下、「ビュリー」)が手がけるアンティークカフェ「Le Grand Café Tortoni(カフェ・トルトーニ)」。
おしゃれなお店が多いマレ地区にあるこちらのカフェは、店内左側に「ビュリー」のブティックがあり、右側のブティックのカウンターの向かいにカフェスペースがあります。
こちらのカフェはもともと19世紀に同じ店名でカフェを営業していたそうで、パリの文化人や高級娼婦が集まる社交場として人気を博していたそう。
その様子は作家バルザックやアレクサンドル・デュマの小説にも登場している歴史的なカフェなんです!
手前のブティックには重厚な趣の薬局をイメージしたアンティーク調の店内に「ビュリー」の美しいプロダクトが並んでいます。
クラシック音楽が流れコーヒーの香りが漂う店内。
大理石のカウンターに並べられた香水瓶や、カウンター奥の壁一面には重厚感のある棚には薬草の瓶やアンティークの絵画が飾られ、「ビュリー」の世界観に一気に引き込まれます。
お向かいのカフェのカウンターからは常連らしきパリジャンとバリスタの会話が聞こえてきます。
カウンター席のみの小さなカフェですが、カウンター奥の壁は大理石に文字が。
19世紀当時の面影を感じます。
こちらの大理石に彫られたメニューは当時もので、現在のメニューは別にあるのでご注意を。
アンティークのカップでコーヒーをいただきます。
目の前でバリスタが淹れてくれたコーヒーをクラシック音楽と常連さんの会話を耳にしながらゆっくりいただく午後のひとときはパリの日常に溶け込んだよう。
19世紀のパリのカフェの雰囲気を味わえる「Le Grand Café Tortoni(カフェ・トルトーニ)」。
店内に一歩入ればまるでタイムスリップしたような空間でカフェを楽しめます。
「ビュリー」でのお買い物のあとにでも、マレ地区でちょっと一休みしたい時にも、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
住所:45 Rue de Saintonge, 75003 Paris
営業時間:11:00〜19:00(月休み)
Instagram:https://www.instagram.com/grandcafetortoni/
「Noir(ノワール)」今パリで拡大中の注目カフェ
2021年にスタートし、フランス全土に11店舗を構える、今パリでも大人気にカフェ「Noir(ノワール)」。
季節に応じて6種類程度のコーヒー豆を販売しており、コク、苦味、酸味の調和が取れたオムニ焙煎にこだわっているコーヒーショップです。
こちらはパリの北側にある「クリニャンクールの蚤の市」の「Marché Dauphin(マルシェ・ドーファン)」という屋内アーケードの中にある店舗。
※こちらの店舗は土日のみ営業していますが、パリ市内の他店舗は平日も営業しています。
コーヒーのお供にグルテンフリーの焼き菓子が豊富にラインナップ。
観光の合間に小腹が空いた時にこれくらいのクッキーとコーヒーをいただくと落ち着きますよね。
こちらのカフェは「侘び寂び」がコンセプト。
店内のおしゃれな雰囲気の中には木目調のものが意識されていたり、ドリンクにも抹茶ラテが用意されており、バリスタが茶筅(ちゃせん)を使って抹茶を点てています!
海外でも抹茶ラテを見るようになりましたが、本格的に抹茶を点てているカフェは初めて見ました。
パリの各区に1店舗はある「Noir(ノワール)」。
それぞれのエリアの特性に合わせてコンセプトが異なるので、ぜひパリに行った際にはそれぞれの「Noir(ノワール)」に足を運んでみて違いを楽しんでください♪
住所:Marché Dauphine, 132 Rue des Rosiers Stall 18, 93400 Saint-Ouen-Seine
営業時間:10:00〜17:00(土日のみ営業)
Instagram:https://www.instagram.com/noir_coffeeshop/
「Café le Jardin du Petit Palais(カフェ・ル・ジャルダン・デュ・プティ・パレ)緑の庭園の中にあるカフェテラス」
シャンゼリゼ通りをすぐ入ったところにあるパリの観光名所の一つ「Petit Palais(プティ・パレ)」。
その中にある緑の美しい庭園にあるのが「Café le Jardin du Petit Palais(カフェ・ル・ジャルダン・デュ・プティ・パレ)」です。
1990年に開催されたパリ万国博覧会の際に建てられた「Petit Palais(プティ・パレ)」。
道向かいにある現在パリオリンピックに向けて大規模な修復工事が行われている「Grand Palais(グラン・パレ)」とともにパリの象徴的な建物として、さまざまな展覧会を開催してきた美術館です。
なんと「Petit Palais(プティ・パレ)」は常設展示エリアは無料で入ることができるんです!
こちらのカフェも無料で入れます。
常設展示はパリ市立美術館が入っており、その美しい建物の中に古代から19世紀までのさまざまな美術品を惜しみなく展示。
これらの美術作品を無料で堪能できるところは、さすがフランス!と思わずにはいられません。
圧巻の美術作品を堪能したあと、最後に訪れるのがこちらの庭園。
半円形上の回廊を取り囲む庭園には、さまざまな植物や花が咲き乱れます。
庭園には池もあり、さまざまな国の植物が植えられた秘密の花園のよう。
庭園の中心にあるこちらのカフェは朝食からランチ、カフェメニューまで豊富なメニューが揃っているので、さまざまなシーンで利用できるのが嬉しいポイント。
庭園を囲む回廊にはデッキチェアやテーブルが用意されているので、ゆっくり腰をおろしてコーヒーブレイクを楽しめます。
隠れ家的なこちらのカフェは地元パリジャンたちもこぞって訪れる穴場スポットなので、カフェタイムは混み合いますが回廊の階段に座ったり、店内にも席が設けられているので席を諦めることはなさそう。
緑と花々が咲き乱れる美しい庭園。
ますます庭園で過ごす時間が気持ちいい季節になってきます。
シャンゼリゼ通りや美術館巡りなどの休憩にぜひ訪れてみてほしいスポットです♪
住所:2 Avenue Winston Churchill, 75008 Paris
営業時間:10:00〜17:15(火水木日)、10:00〜19:15(金土日)※月休み
夢から醒めない街・パリであなただけの美しい思い出を
パリのおすすめカフェはいかがでしたでしょうか?
パリらしさを満喫できるカフェから、最新のトレンドを楽しめるスポットまでをご紹介いたしました。
パリオリンピックが近づくにつれ、世界中が新たなパリの魅力に注目しています。
変わらず美しい唯一無二の存在でありながら、常に新しい文化が生まれ私たちを魅了してやまないパリ。
皆さまのパリ旅行が素晴らしい思い出になりますように。
旅の参考になれば嬉しいです♡