こんにちは、LOVETABI編集部です。
日本の約27倍にも及ぶ広大な国土を有するカナダ。
幻想的なオーロラが楽しめる都市や街全体が世界遺産になっている場所など、訪れる都市によって全く異なる雰囲気が楽しめます。
多民族が生活をするカナダでは、文化も多種多様。
バラエティに富んだグルメが楽しめるのもカナダ旅行の嬉しいポイントです。
今回はLOVETABI編集部が、カナダの中でも特に旅行や観光におすすめの都市7つと、その魅力についてご紹介します。
目次
「イエローナイフ」オーロラを見たいなら迷わずここ!
カナダ北西部ノースウェスト準州の州都であるイエローナイフ。
オーロラベルトの真下に位置し、天気が安定しているため世界屈指のオーロラスポットとして知られています。
オーロラ遭遇率は、3日間の滞在で95%とも言われており、3日間滞在すればほぼ確実にオーロラを鑑賞できるはず!
通常、オーロラは極寒の中で鑑賞しますが、イエローナイフでは夏でもオーロラが楽しめます。
体力に自身のない人や、寒いのが苦手な人も安心。
また、湖の湖面に映る「逆さオーロラ」が見られるのも夏ならではの絶景です。
イエローナイフでは、オーロラ以外にも楽しめる観光スポットやアクティビティも満載!
なかでも、雪原を疾走する犬ぞり体験は冬のイエローナイフでは外せない人気アクティビティの1つです。
犬ぞりは、かつてノースウェスト準州の交通手段としても利用されていた歴史があるそう。
そのほかにも、スノーシューやスノーモービルツアー、ハイキングやトレッキングなど訪れる季節によってさまざまな楽しみ方ができますよ。
日本からのアクセス:東京(羽田・成田)からカルガリーやバンクーバー経由で約15〜16時間
「オタワ」歴史を感じるカナダの首都
カナダの首都オタワ。
歴史と行政の中心地とも称され、四季を通じて大自然に恵まれた美しい街並みも見どころの1つです。
オタワのシンボルでもあるカナダ国会議事堂や国立博物館や美術館も点在。
文化・歴史・芸術に触れたり、学んだりと幅広く楽しめます。
数ある観光スポットのなかでも人気なのが、世界遺産にも登録された北米最古の運河である「リドー運河」。
全長は約202kmで、24カ所の水門があり夏には手動で水門を開閉する姿を見学できます。
さらに、冬にはその運河が世界最大のスケートリンクへと変身!
世界最長の天然スケートリンクで遊ぶために毎年多くの人が訪れます。
また、オタワは豊かな自然を活かしたアウトドアアクティビティも満載。
北米一の高さを誇るバンジージャンプ台やスキー場、夏にはハイキングが楽しめる広大なガティノー公園など1年を通して楽しめます。
オタワ(Ottawa)
日本からのアクセス:東京(羽田・成田)からトロント・ピアソン国際空港を経由して約15時間半
「カルガリー」カナディアンロッキーの玄関口!
カナダ西部の高原地帯に位置し、アルバータ州最大の都市であるカルガリー。
世界的にも有名な観光地、カナディアン・ロッキーの雄大な自然を誇るバンフ国立公園への玄関口としても有名です。
高層ビルの立ち並ぶ都会的な雰囲気の市内中心部と、自然が調和し合った街。
カルガリーのランドマークであるカルガリータワーは、とくに人気の観光スポットです。
地上155mの最上階に位置する展望デッキからは、カルガリーの街並みやロッキー山脈を一望。
また、1988年の冬季オリンピックのメイン会場となったカナダオリンピック公園では、オリンピックのメダルやユニフォームを展示した博物館のほか、さまざまなアクティビティが楽しめます。
そして、カルガリーから足を伸ばして訪れたいのが世界遺産にも登録されているバンフ国立公園。
バンフは広大なカナディアンロッキーの中にある小さな町です。
1万年前の氷河期から残る氷河やエメラルドグリーンに輝く美しい湖など風光明媚な絶景は、世界中の観光客を魅力しています。
カナディアンロッキーは、湖の湖面の解ける6月から9月までがベストシーズン。
ぜひ、夏に訪れて絶景を楽しんでください。
日本からのアクセス:夏季のみ運行の直行便で東京(成田空港)から約9時間半
「ケベックシティー」フランス文化を感じる世界遺産都市
カナダ東部にあるケベック州のケベックシティ。
カナダで唯一公用語がフランス語に定められており、北米カナダにありながらもフランス文化が色濃く残ることから「北米のパリ」と呼ばれています。
ケベックシティ観光のハイライトでもある石畳の美しい街並みが特徴の旧市街は、「ケベック旧市街の歴史地区」として世界遺産にも登録。
北米最古の街の1つであることや北米唯一の城郭都市が見どころです。
なかでも、シンボルは「フェアモント・シャトー・フロンテナックホテル」でフレンチロマネスク調の重厚感のあるお城のようなホテル。
旧市街歴史地区の中心地にあり、セントローレンス川を一望できる立地も魅力です。
旧市街は、アッパー・タウンとロウアー・タウンに分かれておりケーブルカーや徒歩で移動が可能。
小さなエリアに商店街や教会、広場などが集まっているので、歩いて散策が楽しめますよ。
日中と夜のライトアップされた街並みは雰囲気も一変。
どちらの景観も美しいので、時間がある場合はぜひ両方観光してみてください。
日本からのアクセス:東京(羽田・成田)からトロント・ピアソン国際空港を経由して13時間〜15時間
「トロント」カナダを代表する大都市
トロントは、カナダのオンタリオ州の州都。
カナダで最も人口が多く、経済の中心地とされている大都市です。
街中には多くのショップやレストラン、カフェなどが集まり、カナダのトレンドの発信地。
また、その一方で街の至るところに公園があり緑が多い場所としても知られています。
五大湖の1つオンタリオ湖に面しているため、大都会の中でも自然が身近に感じられるのが魅力。
さらに、トロントに来たら足を伸ばして立ち寄りたいのが世界三大瀑布の1つである「ナイアガラの滝」です。
トロントから車で1時間半ほどでアクセス可能!
最も大きい滝は、落差56m・幅675mもありその規模は圧巻です。
ぜひ、滝の近くまで行ける観光船に乗船してその大きさを体感してください。
また、ナイアガラ観光で外せないのが19世紀の面影を残すカナダの古都「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」。
オンタリオ州の最初の総督官邸が設置されていた街で、19世紀のイギリス風の建物が残っている美しいエリアです。
さらに、この地域は世界的に有名なぶどうの産地でナイアガラ・オン・ザ・レイクはカナダ最大のワインの生産地!
ワイナリーも数多く点在しているのでワインが好きな人はぜひ立ち寄ってみてください。
日本からのアクセス:東京(羽田・成田)から直行便で約12時間
「バンクーバー」豊かな自然が隣り合う西海岸都市
カナダの西の玄関口であるバンクーバー。
世界で最も住みやすい都市ランキングでは常に上位にランクインし、治安の良い街としても知られています。
近代的都市でありながらも、レトロな街並みが残るエリアや自然豊かな公園などの観光地もたくさん。
街自体もコンパクトなので、電車やバスなどの公共交通機関を利用して簡単に移動できるのは観光客にも嬉しいポイントです。
バンクーバー発祥の地として知られる「ガスタウン」も必見。
レンガ造りのショップやレストランが並び、クラシカルで可愛らしい街並みが素敵なエリアです。
世界でたった1つしかないスチーム時計は、街のシンボル。
15分おきに汽笛が鳴り蒸気が噴出するのでぜひチェックしてみてください。
また、バンクーバーからショートトリップで楽しめる英国文化が根強く残るビクトリアもおすすめ。
ブリティッシュコロンビア州の州都で、三方を海に囲まれた美しい景観で有名です。
また、ガーデンシティと称される街並みも見どころの1つ。
街中のさまざまな場所を花が彩り、美しい庭を持つ住宅が軒を連ねています。
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日本からのアクセス:東京(羽田・成田)から直行便で約9時間
「モントリオール」食も景色も大満足の人気都市
フランス文化が根付き、多様な文化が体験できるモントリオール。
ケベック州最大の都市であり、国内ではトロントに次いで2番目に人口の多い都市です。
豊かな歴史と文化、ヨーロッパ風の美しい建築物が街中に溢れ、歩いているだけでワクワクするような場所。
その美しい街を高台なら望めるのが、「モン・ロワイヤル公園」です。街の中心部にある小高い丘で、手軽にアクセスでき市内の絶景を楽しめます。
また、モントリオールで最も有名な観光スポットは「ノートルダム大聖堂」。
ゴシック様式の建築と、内部の豪華爛漫な装飾が必見です。
さらに、事前の予約チケットを持っている人のみ鑑賞できる光のショーも開催!
光と音楽を駆使したデジタルアートショーは圧巻で、ライトアップされた幻想的なノートルダム大聖堂を見学できます。
そのほかにも、壮大なドームと美しいモザイクが特徴的な聖ジョゼフ礼拝堂や、レストランやショップが立ち並ぶ旧港地区などさまざまな魅力が満載。
訪れる人によって自分好みの楽しみ方ができますよ。
日本からのアクセス:東京(羽田・成田)から直行便で約12時間
都市によって多様な文化が体験できるカナダで自分好みの旅を!
カナダのおすすめ都市7選をご紹介しましたが、あなたはどこの都市が好きですか?
訪れる都市によって全く異なる国に来たような雰囲気が楽しめるのがカナダの魅力。
トレンドが集まる大都会や、歴史や文化を学べるエリア、自然の壮大さが感じられる国立公園など、カナダならではの体験ができます。
ぜひ、この記事でカナダの特徴や魅力を知ってカナダ旅行を満喫してください。
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