村

こんにちは。Yurieです。

 

象といえば、何を思い浮かべますか?
長い鼻と粒らな瞳!
大きな体の反面、穏やかな優しい性格で、
人間の心を鷲掴みにしてきました。

 

象はあらゆる宗教で神の動物として崇められています。
またアジアでは、古くから荷物運びや移動手段として、
人間の暮らしと密着して生きてきた動物です。

象①

日本では象は動物園でしか見ることがなく、あまり馴染みはありません。
しかし、アジア圏・アフリカ圏では野生の象が数多く生息し、
未だ村々の移動手段として親しまれている地域も少なくありません。

 

象が生活の一部である地域では、
「象使い免許」という免許があるのをご存知でしょうか?
ラオスとタイ2カ国のみで取ることができる免許です。

 

私はラオスにて3日間かけて免許を手に入れました!
今では、象は私の友達です。
 
私が象使いの資格をとるまでの道のりをご紹介いたします。

象は友達

ルアンパバーンで象使いの資格を取ろうと思ったきっかけ

織物

「象使い免許?一体何に使えるの?」という言葉をもらうこともありますが、
私がこの免許を取ろうと思ったきっかけは至って実用的です。

 

それは、クラフト研究を巡ってラオス内を巡っていた時・・・。
ラオスの村に住む人々の多くは、
工芸品の手織り物を収入源として生活しています。

 

森の方へ向かうにつれて、車もバイクも見かけなくなります。

村

村から村への移動手段は、そう・・・象!

 

しかし、自然豊かな森の中の村にもかかわらず、
きちんと秩序が保たれています。
移動手段である象には「象使い免許」がないと乗れないのです・・・!
日本の運転免許と同様ですね。

 

クラフト研究のため移動手段として象を使いたかった私に、
「免許を取ってから出直してください」と村人から突きつけられたのでした。
自分の人生において象の免許が必要になるとは、
この瞬間まで1ミリも予想していませんでした。

 

こうして私は村から一度離れて、
象使い免許を取ることができるルアンバパーンという町へ向かいました。

ルアンバパーン郊外

では次回、実際に象使い免許の修行をご案内します!

 

Yurie @ Laos

 




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