こんにちは、sakuraです。

 

初めての中央アジア、ウズベキスタンへひとり旅してきました。

 

“スタン”の名が付く国は世界にいくつかありますが、アフガニスタンと結びつけてしまい、“怖い国”を想像してしまうのは私だけではないのではないでしょうか?

 

私の中で“スタン”国は一括りになっており、日本とは全く別世界で怖い、非文明的な国だと思い込んでいました

 

これは全くの間違いで、とても治安の良い (日本より良いのでは?)、街もきれいで食べ物もおいしく、まだ人気観光地に入っていないことが不思議なくらい魅力的な国でした。

 

これから絶対人気の旅先になること間違いなしの、穴場のウズベキスタンの魅力をレポートします!

 

 

ウズベキスタンってどんな国?

 

 

ウズベキスタンは、中央アジアの真ん中に位置するイスラム教の国です。

 

日本からのアクセス方法は大きく2つで、ウズベキスタン航空の直行便と韓国経由を利用して9〜11時間です。

 

1991年に旧ソビエトから独立した背景から、ロシアの影響を多く受けていて、英語よりロシア語が通じやすく、街並みもイスラム建築にロシアのヨーロッパ調が融合された、とても美しい街並みで歩いているだけで楽しいです。

 

 

海のない内陸国なので、年間の気温差が大きく夏は暑くて冬は寒い国です。

 

ベストシーズンは35月ですが、私の訪れた1月はオフシーズンでしたが15℃くらいで過ごしやすかったですよ。

 

魚料理は少ないのと、イスラム教ということで、牛肉とラムのお料理が多くなりますが、プロフという日本ではピラフでお馴染みの炊き込みご飯や、フルーツが豊富でとても美味しいので、日本人の口にも合いやすいと思います。

 

またロシアの影響から、イスラム教の国でもアルコールも豊富で格安で飲めるのも大きなポイントです。

 

 

 

ウズベキスタンの見どころ

ウズベキスタンには5つの世界遺産があり、今回の旅ではその内の3つに行ってきました。

 

どの街にもそれぞれ個性があり、どこが一番とは言えないのですが、私が思う絶対外せない3つの都市のタシュケント、サマルカンド、ブハラをご紹介します。

 

タシュケント

 

ウズベキスタンの首都タシュケントは、200万人以上が住んでいている大都市です。

 

中央アジアの中でも最大都市ということで、ヨーロッパ風の街並みに、おしゃれなレストランも多く見かけました。

 

みなさんにも絶対に見てもらい所は、旧ソビエト時代の建築であるメトロとドームが美しいチョルスバザールです。

 

 

1977年に完成したメトロは、駅ごとに装飾に個性があり、美しいロシア建築を見ることができます。

 

移動しながら素敵な建築が見れてしまうのは、なんともお得です。

 

しかも料金は一律で1回2,000sum(≒24円)と格安!

 

薄暗いのもロシアっぽさを演出してくれて、雰囲気があります。

 

 

そしてもうひとつのおすすめのチョルスーバザールは、中央アジア最大級のバザールで、直径75mのドームの中にお店が円形に並んでいる、とても珍しいものです

 

チョルスーバザール
所在地:Tafakkur ko’chasi 57, Тоshkent, Toshkent, ウズベキスタン

 

ドームの中は生鮮食品を中心にした食料品、外には雑貨や衣類などありとあらゆるものが揃うマーケットです。

 

 

お土産におすすめなナッツやドライフルーツは、とても味が濃くておいしくてお土産にもおすすめです。

 

ドームの外にもたくさんのお店が出ていて、朝から賑わっています。

 

サマルカンド

 

タシュケントから特急電車で2時間程のところにあるサマルカンドは、旧市街にあるレギスタン広場が世界遺産に登録されている、ウズベキスタン最大の観光都市です。

 

主な見どころは2つ。レギスタン広場とシャーヒ・ズィンダ廟群です。

 

まずは世界遺産のレギスタン広場。

 

3つのマドラサ(神学校)が建っていて、その大きさに圧倒されます。

 

レギスタン広場
所在地:Registon ko’chasi, Samarqand, Samarqand viloyati, ウズベキスタン

 

中は博物館やおみやげ屋さんになっていて、細部の装飾まで近くで見ることができます。

 

 

もうひとつの見どころのシャーヒ・ズィンダ廟群は、レギスタン広場から歩いて20分ほどの所にあります。

 

美しいモザイクタイルが施された霊廟で、絶対外せない場所です。

 

 

ブルーで統一されていますが、それぞれの廟には個性があり、内部も繊細なタイル細工や壁画があり見応えがあります。

 

シャーヒ・ズィンダ廟群
所在地:MX7Q+257, M-37, Samarkand, Samarqand Region, ウズベキスタン

ブハラ

 

そして最後は、サマルカンドから更に2時間ほど西にあるブハラ。

 

旧市街全体が世界遺産に登録されています。

 

コンパクトに見どころがまとまっている旧市街は、徒歩で回れます。

 

 

街中にはおみやげ屋さんやカフェがあり、歩いているだけで楽しい街です。

 

 

スザニという手刺繍の手芸品が有名で、ブハラのシンボルのザクロが刺繍されたクッションカバーなどを購入しました。

 

シンプルなものはUS10ドル〜、ベッドカバーサイズのものでもUS125ドルほどで購入できるようです。

 

すべてが手刺繍の1点ものなので、夢中になって選んでいるとあっという間に時間が経ってしまいます♡

 

 

異国情緒あふれるウズベキスタンを楽しもう!

 

初めての中央アジアのウズベキスタン旅行は、想像以上に楽しく過ごすことができました。

 

ひとことで言えば、とにかく快適な旅でした。

 

ウズベキスタンの人たちは、目が合えば笑顔で返してくれて、英語が通じなくても親切に翻訳機やジェスチャーを使って助けてくれました。

 

電車やライドシェアは時間に正確ですし、ツアーの勧誘やあとから値段をつり上げられることも一切なかったのも印象的です。 

 

観光の見どころも満載で、イスラム文化と旧ソビエト時代とその融合がとても興味深く、美しかったです。

 

まだまだ発展途上でハイブランドやおしゃれなカフェは少ないので、ラグジュアリーなバカンスとはちょっと違いますし派手さはありませんが、魅力がたくさんつまった国でしたので、ぜひ皆さんも次の旅行先の候補に入れてみてください。




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