Remi(代表・編集長)

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【LOVETABI代表】 主なテーマ:温泉、ビーチリゾート、子連れ旅

こんにちは、Remiです。

アメリカのクルーズ会社、ノルウェージャンクルーズライン(以下「ノルウェージャン」)の船「ノルウェージャン ブレイクアウェイ(NORWEGIAN BREAKAWAY)」でイタリア・ローマ発着のエーゲ海・地中海を巡るクルーズ “Greek Isles&Italy” 10泊11日の船旅をしてきました。

 

今回は、クルーズで訪れた美しいギリシャの島々とイタリアの港町の魅力を寄港順にご紹介します。

 

ノルウェージャン・クルーズラインや「ノルウェージャン ブレイクアウェイ」の船内設備やサービスについてはこちらの記事をチェック!

  

 

 

 

1日目:ローマ/チベタベッキア港(イタリア)

ローマのテルミナ駅から電車で約1時間の港町チベタベッキアへ。
駅からはタクシーで5分ほどでクルーズ港に到着。
ローマはコロッセウムやトレヴィの泉、スペイン広場など見所が沢山。

数日ローマ滞在を満喫して、当日はクルーズライフをしっかり楽しめるようチェックイン時間より前もって到着するよう余裕を持って向かうのがおすすめです。

2日目:終日航海


終日航海の日は船のアクティビティやグルメを存分に楽しみましょう。
今後の寄港地のリサーチをしてみるのもおすすめ。
それぞれの寄港地で、クルーズ会社主催のツアーも実施しているので興味のあるものには船内で申込が可能です。

プールやジャグジーでのんびり過ごしたり、ショーなどのエンタメを楽しんだり、カジノに行ったり。


ノルウェージャンは無料のレストランが豊富にあるので、いろんなレストランを訪れて自分のお気に入りスポット&メニューを見つけるのも楽しみ方のひとつ。

クルーズの船生活を快適にするtipsとしては、Wi-Fiパッケージ、ドリンクパッケージは入っておくのがおすすめ。特にWi-Fiは寄港地のリサーチや船内での同行者との連絡に欠かせません。
ドリンクパッケージに入っていると、ルームキー併用のシーカードを見せるだけで好きな時間に好きなだけ、ワインやビールを楽しむことができますよ。(一部ドリンクは別途料金がかかります。)

3日目:サントリーニ島/ティラ港(ギリシャ)

クルーズ最初の寄港地はこの行程のハイライトのひとつ、ギリシャのサントリーニ島!
白い建物とブルードームが並ぶ美しい島。

ティラという港の沖に到着し、専用シャトルボートで島に移動します。


前日に時間グループの予約をしておき、番号を呼ばれたら出口からボートに乗り換えます。

港から町へはケーブルカーが便利。複数のクルーズが寄港していると長蛇の列に並ぶので時間に余裕を持って予定を立てましょう。
写真で見た通りの美しい街並みはまるで絵の中に入り込んだよう。

ハネムーンにも人気の島ということで、せっかくなので私たちも事前に現地のフォトグラファーに撮影をお願いしました。(SNSでリサーチして事前予約)


旅先で撮影してもらうなら土地を知りつくした地元のフォトグラファーがベスト。観光客で混まない、とっておきスポットで撮影してもらえました。

4日目:アテネ/ピレウス港(ギリシャ)

2つ目の寄港地は、ギリシャの首都、アテネ!

アテネの観光は観光バスがおすすめ。
クルーズ会社主催の2階建てのオープントップバスツアーで街を周遊!


アテネの主要エリアを周遊するバスは1周90分ほど。

高い建物が並ぶ都会の街並みや古代ギリシャの史跡やギリシャ教会などを音声ガイドと共に観光できます。

アテネ観光の主要スポットといえば、アクロポリス。
アクロポリスは「高い丘の上の都市」という意味で、紀元前8世紀につくられた町。

アクロポリスを象徴する「パルテノン神殿」は、ユネスコのシンボルマークにもなっています。
チケット売り場は長蛇の列で、入場制限もあり2時間後の入場だったので、街の観光の前にチケットを入手するのがおすすめ。
数千人のクルーズ客が一斉に集まるので、混雑を覚悟で楽しみましょう。

5日目:ミコノス島(ギリシャ)

「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と呼ばれるミコノス島。
サントリーニ島と並んで人気の観光地。
港周辺は観光客向けのショップやレストランでにぎわい、ビーチや主要観光スポットへも徒歩でアクセスできます。

透き通る海や白浜ビーチに、迷路のような小路沿いにはおしゃれなお店や教会が立ち並び、散策するだけで楽しい島。


歩いて10分ほどで観光スポットが集結するエリアへ。

青いドームの小さな教会、「セントニコラス教会」、
おしゃれなバーやレストランが並ぶ「リトルベニス」、
そして、真っ白な壁の教会「パラポルティアニ教会」は息を飲むような美しさ。

 

 

ミコノスタウンの丘の上に建つ「カトミリの風車」は島を象徴するノスタルジックな光景。


綺麗なビーチにおしゃれな街並み、グルメや観光もしっかり楽しめるミコノス島。

ギリシャに行くなら是非訪れてほしい島です。

6日目:オリンピア/カタコロン港(ギリシャ)

4年に1度のスポーツの祭典、オリンピックの発祥の古代ギリシャの都市、オリンピア。

アテネより西へ約190km、ペロポネソス半島の西部に位置する小さな町で、数多くの遺跡が残されています。
今でもオリンピックの聖火はオリンピア採火されているのだそう。

クルーズの港、カタコロン港からオリンピアへはバスで約40分。


観光名所はゼウス神殿やヘラ神殿、かつての競技場などを含む世界遺産、オリンピア遺跡。
また「オリンピア考古博物館」や「アルキメデス博物館」などの博物館では、古代オリンピアやギリシャの歴史を知ることができます。

 

観光を楽しむのももちろん、カタコロン港周辺にはショップやレストランも沢山あるので、カフェやショッピングを楽しむのもおすすめ。

7日目:コルフ島(ギリシャ)

地中海に移動し、ギリシャ西部のイオニア海に浮かぶコルフ島(ケルキラ島)へ。
かつてヴェネツィアやフランス、イギリスに支配された歴史があり、ギリシャの西欧の混在した雰囲気を楽しめる市はギリシャ人が住みたい島ナンバーワンなんだそう!

コルフ島の中心となるコルフ・タウンへはクルーズ港からバスで約10分。
ショップやレストランが立ち並ぶ賑やかな旧市街は石畳に古い建物が立ち並び、どことなくイタリアの雰囲気漂う絵になりなる街並み。


ギリシャ正教の教会やヴェネツィア時代の旧要塞「パレオ・フルリオ」など見所も満載。
また、少し足を伸ばせば美しいビーチが点在しています。

8日目:カターニア(イタリア)

ギリシャ観光に続き、船はイタリアへ!まずはシチリア島の都市、カターニアへ。
・・・の予定が、実は今回は寄港地には到着せず。
朝に船内アナウンスがあり、前日の夜に救助要請があり難民救助にあたったため、航路変更をしたため、この日の寄港が見送りになりました。
こんな予想外のことが起きるのがクルーズ旅。
急遽船のイベントも追加されて、しっかり船内を満喫しました。

尚、カターニアは美しい海と共に、世界一活発な火山「エトナ山」があり、シチリア島の中でも独特な風景を見ることができる街。


また、バロック様式の大聖堂や劇場などの美しい建築が残る街は世界遺産に登録されています。

9日目:ナポリ(イタリア)

南イタリア最大の街、ナポリ。

かつて古代ギリシャの面影もある街は、歴史ある建物や博物館、美術館が点在します。

観光はもちろん、ナポリといえば外せないのがグルメ。街の至る場所にピッツェリアがあり、人々が路上のテーブルでピザを食べる姿を見かけます。


私たちは、マルゲリータ発祥の老舗レストラン「Pizzeria Brandi」で、伝統のマルゲリータやパスタに舌鼓。


数々のイタリアブランドのショッピングも楽しめます。

10日目:ピサ・ フィレンツェ/リボルノ港(イタリア)

最後の寄港地は、イタリアの港町、リボルノ。
イタリアの人気観光地、ピサやフィレンツェの玄関口です。
それぞれ、リボルノから電車で1~2時間ほどの距離ですが、1日で両方訪れることも可能です。

ピサへ行くには、港からバスでリボルノの街へ行き、そこから電車やバスを乗り継いで約1時間半で世界遺産「ピサの斜塔」に到着。

高さ56メートル、10階建てほどある巨大な建物が傾いたまま建っている姿はなんとも不思議な光景。

ピサの斜塔が傾いているのは、建設当時の地盤沈下が原因なんだそう。

 

人数制限はしていますが、事前予約をすれば頂上まで登ることができます。
ピサに行ったら、傾きを支えるポーズで写真を撮ることをお忘れなく。

周辺の美しい街並みを散策するのも楽しいですよ。

歴史あるロマンチックな街並みを楽しみたいならフィレンツェがおすすめ。


「屋根のない美術館」と呼ばれるルネサンス文化の結晶の街並みは、ランドマークであるドゥオーモを始め、歴史的建造物の教会や宮殿、銅像が至る場所にあり、街全体が世界遺産に登録されています。

11日目:ローマ/チベタベッキア港(イタリア)

最終日は出航地と同じローマのチベタベッキア港で下船。
そのままローマ観光を楽しむもよし、空港へのシャトルバスも手配可能なので、そのまま旅の思い出を持ち帰りましょう。

 

ノルウェージャンクルーズラインのエーゲ海・地中海クルーズで忘れられない感動体験を

今回乗船したノルウェージャン ブレイクアウェイのクルージング。
移動中は思いのままに過ごせる「フリースタイル・クルージング」を存分に満喫し、寄港地ではそれぞれの魅力を満喫できました。

寄港地から船に戻った際にスタッフの方々が毎回温かく迎えてくれて、乗船前にふるまわれるお水やウェットタオルのサービスが疲れた身体に染みました。

クルーズ旅では、寄港地以上に船で過ごす時間が長いので、船の快適さや居心地はとても重要。

 

また是非違う航路でもノルウェージャンの船旅を楽しんでみたいと思いました。

  

 

ノルウェージャンクルーズライン
「ノルウェージャン ブレイクアウェイ」ツアー一覧
ギリシャ・イタリアクルーズ10泊11日
参考料金:$649~/名(2名1室の場合)
※2023年10月時点の2023年11月発料金。料金は変動制で、空き状況に応じて変動します。
※早期予約割引、3・4人目割引あり。

 

取材協力:ノルウェージャンクルーズライン




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