こんにちは、Hienです。
今回ご紹介するのは学生が多い街「ゲント」。
以前ご紹介した「ブリュッセル」より建物が低い印象で、色使いも爽やかでとても可愛い街です。
ゆっくり散歩しながら観光するのに適した「ゲント」のおすすめスポットをご紹介致します。
目次
ベルギー「ゲント」のおすすめスポット①名画が飾られている『聖バーフ大聖堂』
89メートルの高さのゴシック形式で建てられた、大迫力の聖バーフ大聖堂。
中はとても開放的で、細部まで設計に拘っているので全部見るのに時間がかかります。
全て違う絵で演出されたステンドグラスが幾つもあり、とても壮大で息を飲む美しさです。
こちらはファン・エイク兄弟作の祭壇画「神秘の子羊」のレプリカ。
旅行当時(2019年)は2012年から約10年にわたる大掛かりな修復作業に入っていたためレプリカが置かれていたのですが、現在はオリジナル作品が戻ってきているようです。
左上の光が差している部分は、よく見ると女性が付けているブローチに光が差し込んであります。
これは偶然ではなく、ブローチに光が差し込むように窓の位置と絵を置く位置を計算したのだそう。
こちらの右側に見える窓から光が差し込んできます。何とも神秘的な光景でとても魅了されました。
大聖堂内には日本語のオーディオガイドがあるので、解説を聞きながら時間をかけて鑑賞するのがおすすめです。
聖バーフ大聖堂
住所:Sint-Baafsplein, 9000 Gent
Tel:+32 9 269 20 45
ベルギー「ゲント」のおすすめスポット②インスタ映えする『Warregaren Straat』
可愛い街並みばかりのゲント。ですがWarregaren Streetに足を踏み入れたら、思わず「どうしちゃったの?」と思ってしまうことでしょう。
その理由はー
小道全体が沢山の落書きで埋め尽くされているからです!
街に落書きが絶えなかった当初、落書きの問題を解決する為にこちらの通りだけ落書きOKにしたのだそう。
そしたら他の場所での落書き被害が減ったそうなんです。すごい発想ですよね!
ゲントにいる人は皆が芸術家になれるのではないかと思ってしまうぐらい、落書きのクオリティが高いです。
沢山ある落書きはプロのアーティストの手により、全て白く塗りつぶされたこともあるそう。
日々変化していく落書きストリート。是非ゲントに訪れた際は見に行ってみてください。
ベルギー「ゲント」のおすすめスポット③お土産に最適なマスタード屋『Tierenteyn Verlent』
老舗のマスタード屋Tierenteyn Verlebt。
こちらで扱っているのは、粒が入っていないトロトロしたマスタードです。
買いたい大きさを選んだら、このように1つ1つ瓶にマスタードを入れてくれます。
これまた器用に入れるので、見ていて楽しいです!
マスタードをテイスティングする為に、ハームとチーズを出してくれました。
ピリッとした辛味と酸味があって、新感覚のマスタードです。
そのまま食べても美味しいハムとチーズを、マスタードに付けて食べる発想が斬新で素敵。
小さいサイズで3€程なので、お土産としても喜ばれそうです。
このマスタードはゲントならではなので、是非味わってみてください。
ベルギー「ゲント」のおすすめスポット④ビールを飲みながら観光する「ボートツアー」
歩いて周りきるには少し広いゲント。「ボートツアー」で廻るのもおすすめです。
ツアーでは、様々なテイストのビールを飲みながら、ゆっくり40分程かけてゲントの街並みを見ることができます。
ガイドさんはボートを漕ぎながら、英語で街並みの説明もしてくれますよ。
ゲントのマリオットホテルの建物は、リボンで結ばれていてとても可愛く、思わずときめきました。
ムードたっぷりな川沿いに並ぶ建物。
とてもロマンチックな雰囲気が漂っていて、また違うゲントの顔を見ることができます。
しばらくして静かな場所を通っていると、立派な宮殿が現れました。
こちらでWedding Partyをすることも可能なのだそう。とてもロマンチック!
ボートから見る景色と歩いて見る景色は違うので、時間があれば両方試すのがおすすめ。
こちらの写真は歩いている時に撮った1枚なのですが、ちょうど橋の後ろに虹がかかっていてとても幻想的な写真になりました。
お値段は個人やグループ、内容によって変わるのでBoat in Gentをチェックしてください。
ベルギー「ゲント」で可愛い街並みを堪能しよう
可愛い建物が多い「ゲント」、いかがだったでしょうか?
学生が多い為自転車がとても多く道路も設備されているので、街歩きしやすい街です。
レストランやお土産屋さんなどもあるので、1日滞在するのもおすすめです。
首都「ブリュッセル」から電車で30分で来れてしまうので、是非合わせて訪れてみてくださいね。
なお、ブリュッセルについては以前書いたこちらの記事も参照ください。
取材協力:ベルギー連邦政府機関