こんにちは、suzukaです。
私ごとですが先日、結婚4周年を迎えお祝いを兼ねて『星のや京都』に伺いました。
特別な記念日を過ごすに相応しい特別なお部屋や、きめ細やかなサービスの数々に感動の連続でした。
京都の中心地から車で30分ほどの極上の避暑地『星のや京都』。
日常を忘れ穏やかな時間の流れを感じる『星のや京都』の体験をレポートしたいと思います。
目次
京都嵐山にひっそりと佇む水辺の私邸『星のや京都』
渡月橋の舟待合でチェックイン、小舟で約15分『星のや京都』へ
『星のや京都』へは渡月橋から小舟に乗って向かいます。
渡月橋周辺には嵐山駅、そして大型の駐車場もありアクセスに困ることはありません。
待合室とは思えない豪華な待合室でチェックインを済ませお迎えを待ちます。
舟待合には『星のや京都』のお土産屋さんも。
無機質な中に洗練されたデザインが融合されているこの空間が私はとても好み。
残念ながら私が伺った日は川の増水の影響もあり
別ルート(車での送迎)を利用して『星のや京都』へ向かいました。
大堰川を一望“空中茶室”の魅力
到着後、まずはエントランスの奥にある“空中茶室”へ。
大堰川を一望できる“空中茶室”は、景色を独り占めする気分が味わえる特別なスポットです。
なんとも風情のある佇まい。
心なしか涼しく感じられて、心地の良いティータイムを過ごしました。
『星のや京都』の中でも大人気のスポット。
チェックイン後すぐ、もしくは朝一の時間帯がオススメです。
24時間利用可能!お洒落な“ライブラリーラウンジ”で癒しのひととき
24時間利用可能なライブラリーラウンジはお茶やコーヒー、簡単なおつまみなど抜群のラインナップです。
広々とした空間に加え、いつでもドリンクを楽しむことのできる便利なサービスでした。
ウェルカムスイーツ“水辺の茶の子”
ウェルカムスイーツは〜Salon & Bar 蔵〜にて。
蔵をリノベーションした空間でウェルカムドリンクと
『星のや京都』のオリジナルスイーツを味わうことができます。
隠れ家のような昔懐かしい建物の中で
偶然出逢ったゲストの方達とも自然に言葉を交わしながら
目にも口にも涼しいウェルカムスイーツを堪能し
非日常的な滞在がスタートします。
そしてこの蔵周辺の雰囲気もとても素敵でした。
『星のや京都』の二つのお庭「水の庭」「奥の庭」を散策
四季折々、滝を望む“水の庭”で涼を味わう
“水の庭”では、滝を身近に感じながら涼を感じることができます。
夏季限定の納涼床に座って、ゆったりとした時間を満喫。
“水の庭”では季節によって様々な催し物が開催されます。
きっと、訪れるたびに新しい風景と出会えるとっておきのお庭。
“奥の庭”樹齢400年の紅葉
“奥の庭”には樹齢400年を超える迫力満点の紅葉の樹があり
この紅葉は『星のや京都』の中で一番長く赤い紅葉を見せてくれる
パワースポットなのだそう。
枯山水を模したお庭からも大堰川を一望することができ
秋にはこの緑が全て紅く染まり、夏とは全く異なる景色が楽しめます。
四季折々、移りゆくお庭の風景も『星のや京都』滞在の醍醐味です。
全室リバービュー!『星のや京都』の伝統を感じる奥ゆかしい客室
まるで絵画の額縁!客室の窓から眺める嵐山の絶景
お部屋には、大堰川を望む大きな窓。
遠目にトロッコ列車を眺めることもできます。
緑に囲まれた優しい光が差し込み、川のせせらぎを聴きながら
懐かしい雰囲気が漂う和室を堪能。
ふと窓の外を眺めているだけの時間がこの上なく心地よくて
なんだかアートを見ているようでした。
伝統文化と現代スタイルの融合!和の美を感じる畳のリビング
ちょうど正座と同じ目線の高さになるように造られた“畳ソファ”。
お部屋の雰囲気にもぴったりで
どこまでも和の美を尊重するリビングインテリア。
畳だけど、“畳ソファ”に座ることで
正座や床に座ることに慣れていない外国人のお客様も
快適に過ごすことができる空間だなと感じました。
京都の文化を織り交ぜたインテリアの数々
モダンな寝室の壁紙は“京からかみ”。
現在京都に二つしかない唐紙業者「京からかみ丸二」さんによって制作された高級版画紙は
柔らかなアクセントとなり、寝室を彩っています。
今回宿泊したお部屋の唐紙は“桜の花散らし”。
『星のや京都』では全12種類の唐紙が使用されており
お部屋によって全く異なる雰囲気を楽しむことができます。
お部屋には書を嗜むための書道セットも。
普段、時間に追われあまり触れることのできない日本の文化を
『星のや京都』だからこそ気軽に味わうことができます。
ヒバの香り漂う高級感溢れる浴室
お部屋の浴室はヒバの浴槽が特徴的な高級感溢れる浴室。
静かで、ほんのり森の香りがする優しい浴室です。
和の香りが漂うアメニティーにも風情があり
入浴中も全身で極上の避暑地を感じることができます。
自宅や海外旅行では味わうことのできないヒバのお風呂に
気付けば2時間も入っていました。
浴槽に桶を浮かべたりして、心ゆくまでヒバを堪能。
個室で日本料理を堪能『星のや京都』のダイニング
夕食は『星のや京都』のダイニングへ。
レストランの個室から『星のや京都』を眺めながらプライベートな空間で記念日ディナーを堪能しました。
まずは、日本酒で乾杯。
“五味自在(ごみじざい)”甘味・苦味・辛味・酸味・塩味を味わう会席ディナー
・先附:茄子の涼味寄せ
・八寸:涼月の肴核(魚素麺、蛸柔煮、石川芋白煮、青梅蜜煮、押し寿司、鱧子豆腐)
・向附:茂魚の変わり造里
・椀物:鱧吉野打ち 翡翠冬瓜
・焼物:鮎塩焼き
・強肴:牛フィレの炭火焼きと旬野菜の含メ煮
・食事:鰻飯
・デザート:白桃のメルバ
・水菓子:旬の果物
全てのお料理に季節を感じられる食材があり
『星のや京都』オリジナルの組み合わせを楽しむことができます。
伝統的な日本料理の中にも「この食材とこの食材相性いいんだ!」というような
あっと驚く発見がたくさんありました。
敷地内のレストランだからこそ「時間を忘れてゆっくりと食事をする」ことができる。
そんな当たり前のことを当たり前のように感じられて、夫婦でゆっくり会話もできる。
食事の味だけでなく、食事そのものの空間を満喫させて頂きました。
夕食:¥20,000(tax、サービス料10%別途)
憧れのお部屋食『星のや京都』話題の朝鍋朝食
念願のお部屋朝食。
インスタグラムでも話題の『星のや京都』の朝鍋朝食です。
味はもちろん、窓の先に見える景色が合間って
忘れられない朝食になりました。
お鍋で身体を温めて、〆の雑炊で心も身体も満腹に。
『星のや京都』はチェックアウトが12:00と朝もゆっくり過ごせるため
宿泊される際は、ぜひ朝食もオーダーするのがオススメです。
次回は洋食にもトライしてみたいような、もう一度朝鍋朝食を食べたいような。
間違いなく「私の人生のお気に入り朝食BEST3」に入るとっておきの朝食でした。
予約必須!『星のや京都』限定の極上体験
夏季限定!“納涼BAR”
夏季は“水の庭”の納涼床にて“納涼BAR”を楽しむことができます。
季節のオリジナルカクテルを注文し
ドリンク片手に夜風を感じながら優雅なひと時を。
極上のリラックス“水辺の夜坐”で深呼吸
夕食後、22:00から呼吸法と瞑想を取り入れたストレッチ“水辺の夜坐”に参加。
お部屋に用意されている館内着に着替えて
虫の音や川のせせらぎに耳を傾けます。
蚊帳の中でゆっくり身体を伸ばし
自然の香りを胸いっぱいに吸い込んでリラックス。
奥嵐山の『星のや京都』だからこそ叶う、優しい夜の過ごし方です。
“蓮見の朝福茶”で最高の目覚めを
目覚めて、まだ涼しい敷地内を散歩した後は“蓮見の朝福茶”を体験。
お抹茶セットがお弁当箱のようになっていて
敷地内の好きな場所でお茶を楽しむことができます。
私たちは“水の庭”で一杯。そして“空中茶室”で一杯。
作法にこだわらず、自由に日本の伝統文化を体験。
忙しい毎日の朝を忘れて、非日常の空間を堪能できる朝の時間となりました。
和の美に触れる初めての“聞香入門”
皆さんは“聞香(もんこう)”というものをご存知でしょうか。
聞香とは香木を使って香を嗜むもので
『星のや京都』では華道・茶道と並ぶ香道を本格的なお道具や貴重な香木を使って楽しむことができます。
お部屋に入った瞬間に和を感じる懐かしい香りに包まれます。
先生に順序を教えて頂きながら初めての聞香に挑戦。
日本にはこんなに美しい文化があるんだと改めて気付くと共に
味わったことのない深い香りに包まれる貴重な体験となりました。
(前日20:00までに要予約)
特別な日に相応しい『星のや京都』の極上ステイ
今回記念日旅行として訪れた『星のや京都』。
京都の中心地から車で30分ほどでたどり着く極上の避暑地。
いつもは携帯の画面に釘付けになっている目も耳も
全ての感覚が研ぎ澄まされて、全身で癒しを感じられた二日間でした。
日本の文化や伝統に囲まれながら、非日常を味わうことのできる
とっておきの『星のや京都』ステイ。
皆さんもぜひ、特別な一日を『星のや京都』で創造してください。
おまけ:『星のや京都』の粋な演出
『星のや京都』の敷地内には、様々な場所に『星のや』を象徴する星が隠されています。
皆さんも星を探しながら散策してみてくださいね。
取材協力:星野リゾート(http://www.hoshinoresort.com/)
Suzuka @Kyoto
#HoshinoResort #おこもりステイ