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遠く潮騒の響く広々としたベッドルーム
バスルームの向かい側には、ベッドルームがあります。
壁やドアはなく仕切りは薄いカーテンのみなので、バスルームが丸見え。気になる方は、入浴中は同行者には下の階にいてもらいましょう。
セミダブルベッドが4台も入っても余裕を感じるほどに広いベッドルーム。ちなみに宿の最大定員は6名です。
ベッドの場所によってはコンセントが近くになかったので、延長コードを持っていくと便利かもしれません。
パジャマはないので、持っていくのを忘れずに。
夜電気を消して目を閉じると、遠くかすかに潮騒が響いてきます。
素敵な別荘に興奮冷めやらず、楽しい夜は止まらないおしゃべりと共に更けていきましたが、いつしか波の音を子守歌に夢の中へと…。
淡路島の旬を頂く『ISLAND LIVING』のヘルシー朝食
さて、夜明けの太陽のショータイムを鑑賞し、そのまま朝風呂に入って思う存分バスルームを堪能した後は、朝ご飯の時間です。
ここは貸別荘ですが朝食の予約が可能。朝8時に、クーラーボックスに入れて宿の前に届けてもらえます。
「淡路島朝弁当」か「パンとスープのセット」のどちらかを選べて、私たちは「淡路島朝弁当」に。島内にあるカフェでつくられたお弁当のようです。
お味噌汁付きなのが嬉しい♪ 見るからに健康そうなお惣菜には淡路島の旬の食材が使用されていて、とてもおいしいです。
パッと見は小さく思えますが、ぎっしりと詰まっているので思った以上にボリュームがあります。私は食べきれず少し残してしまったほど。
奥のコンクリートがむき出しになった壁に、立てかけられた大きなボート。
勝手口を出た先にはライフジャケットもぶら下がっていて、おいしい朝食を食べながらキッチンをぼんやり眺めていると、ここから飛び出して遊びに行く子供と、童心に帰って自然とはしゃぐ大人たちの姿が目に浮かんできました。
古民家を改装したせいでしょうか、それとも古いものを時代を超えて愛するというコンセプトによるものでしょうか。ここにはまるで、つかの間の休暇を過ごしたであろう人々の思い出の残滓が漂っているかのようです。
置いてあるもの一つ一つがおしゃれでありながら、どこか切ないような懐かしさを感じさせる不思議な空間。
食後にまた豆をひいておいしいコーヒーを入れて、リビングとバスルームでゆったりとした時間を過ごし、ぎりぎりまでこの美しい別荘を満喫しました。
『ISLAND LIVING』近くのフォトジェニック観光スポット「淡路夢舞台」
さて、『ISLAND LIVING』を名残惜しくチェックアウトした後は、バスでほんの10分ほどの場所にある「淡路夢舞台」へ。
「淡路夢舞台」は世界的建築家 安藤忠雄によって設計された複合施設。土砂の採掘跡地を淡路島の自然と一体化させた建築で、緑あふれ空に溶け込む空間へと蘇らせました
山の斜面に沿って壮大なスケールで広がる建物は、まるで迷宮。
『ISLAND LIVING』の絵画のような非日常空間に泊まった後は、この立っているたけで時空がゆがんできそうな非日常空間で、フォトジェニックな思い出作りをどうぞ。
なお、「淡路夢舞台」にはコインロッカーがありません。車で行くか、バスで行く場合はできるだけ荷物を軽くしていくのをお勧めします。
『ISLAND LIVING』で自分を取り戻すリトリートステイを
自然に囲まれ穏やかな時間の流れる、絵画の中に入り込んだかのように美しい『ISLAND LIVING』。
静寂の空間の中にも、どこか子供のころの楽しかった思い出を思い起こさせるような懐かしさがあり、ここで過ごしていると温かなものが胸に湧き上がってくるような感覚を覚えました。
自然に五感を揺さぶられ、この場所に心を動かされ。
日々の忙しい生活で心が摩耗してきたと感じたら、『ISLAND LIVING』で忘れかけていた大切な想いを取り戻すようなリトリートステイをしてみませんか。