Yuko(渡辺由布子)

Yuko(渡辺由布子)

【モデル、トラベルライター】主なテーマ:ハワイ、LA、その他国内外旅行全般

予約必至!「オクマリゾート」内のシェフが実演する地元食材を使った人気鉄板ディナー

 

サンセットに酔いしれた後は、お待ちかねのディナータイムです。

オクマプライベートビーチ&リゾート内には、

和食、鉄板焼、沖縄料理、バーベキュー、ビュッフェ、オーシャンビューカフェの6つのレストランがあり、

長期滞在のゲストも飽きさせることなく、それぞれに趣向を凝らしたメニューで楽しませてくれます。

 

今回私がディナーの場所に選んだのは、オクマに来たら一度は訪れたい名店。

鉄板焼レストラン「阿壇(アダン)」

 

 

完全予約制のこのレストランは、先ほどサンセットクルージングを体験した東シナ海を望めるロケーションで、外国人観光客の間でも絶大な人気です。

 

カウンターの席ならシェフが目の前で一つ一つ丁寧に焼き上げてくれますよ。

 

まずは食前のスパークリングワインからスタート。

 

 

先付けはイカ、マグロの炙り、あかまち(ハマダイ)といった地元の海で採れた新鮮なお刺身が、琉球ガラスのプレートの上で泳ぐように美しくデコレートされていました。

 

 

前菜には海ぶどう、島蛸、ミミガー、島野菜のピクルス、沖縄県産鶏の醤油煮といった、沖縄を代表する食材を存分に堪能しました。

 

そしてメインのお肉は、アグー豚と佐賀の国産黒毛和牛ロースが同時に楽しめる贅沢なコースです。

 

とにかくミディアムレアの焼き加減が絶妙で感動しました。

 

同時に鉄板の上で焼かれた彩りある琉球野菜も、素材の味を楽しむために何もつけず、

あるいは屋我地島の塩でいただきます。

 

熱くなった鉄板の上でカラッと焼いたニンニクを使ったガーリックライスもまた、

お肉との相性抜群です。

 

全体的にボリューム満点のあるお食事だったので一人ではとても食べきれないかと思いきや、

あまりに美味しくて、自分でも驚くほどペロリと完食してしまいました。

シェフが対面で焼きながら、食材の説明を事細かにしてくれるのでよりいっそう美味しく感じられます。

 

両手でも包み込めないほど大きな夜光貝の貝殻は、綺麗に磨いていただいたので、

記念にお持ち帰りさせていただきました。

 

国内最大級の亜熱帯の森を探検!「オクマリゾート」のやんばるエコツアー

 

海ばかりが沖縄ではありません。国頭村を含む沖縄本島北部には、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる「やんばる(山原)」というエリアがあるのをご存知でしょうか?

 

琉球列島が形成された地史を背景に、多種多様な希少動植物が生息しています。

それが昨年国立公園に指定され、さらにはユネスコ世界自然遺産登録も間近として、今世界的に注目されています。

 

オクマまで来たからにはこの手つかずの大自然に踏み入れずして帰れない!というわけで、

翌朝は「やんばるの森探検ツアー」というアクティビティに参加しました。

この森の生態系を知り尽くしたツアーガイドさんが、やんばるの森の大冒険へと連れ出してくれます。

 

 

森林セラピーロードと呼ばれる山道を1時間ほどかけてゆっくりとトレッキングしていくツアーです。

開始早々、見たこともないオレンジ色の腹部を持ったヤモリが私たちをお出迎えしてくれました。

 

 

私が訪れた晩夏は、寒くもなく暑くもなく、森で涼をとるのに心地よい季節でした。

マイナスイオンたっぷりの澄んだ空気を全身に巡らせ、

朝雨に濡れた土の匂いや、樹木の香りを感じ、鳥の美しい歌声や虫たちの会話に耳を傾け、

目に飛び込んでくるあらゆる動植物を愛でる…

 

 

ヤンバルクイナが道を横切り、ノグチゲラが幹にくっきりと爪痕として穴を残し、

沖縄シリケンイモリが崖をかけ登り、オオジョログモが蜘蛛糸で頑丈な陣地をつくる…

次から次へと目新しい生態系に出会えて興奮が止まりません。童心に返ったよう。

 

やんばるの大自然の中では不思議と、日常生活の中で眠っていた五感を呼び覚まされるようでした。

 

 

「オクマリゾート」で最高のデトックス体験を

はじめての沖縄一人旅。

最初は少しホームシックやセンチメンタルな気持ちになりながらも、

視界一面に広がる青空と、クリームソーダのような海の色、屈託のない真っ白な砂、

毎日色彩を変える夕焼け、うちなんちゅの温かさ…その全てが私にとっては非日常で、感動の連続でした。

 

母なる大地が日頃のストレスさえも洗い流してくれるような、まさに最高のデトックス体験になりました。

 

 

この感動を誰かに伝えたくて、客室に置いてあった絵葉書に思いを乗せて大切な人に届けました。

 

そんな粋な計らいこそ、また必ずこの地に帰って来たい、そう心から思った旅の終わりでした。

 

 

これからますます冷え込む冬の季節こそ、日本で唯一年間通して過ごしやすい温暖な沖縄へ、

避寒の旅に出かけてみてはいかがでしょう?

 

Yuko@Okinawa

 

 

 

 

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