こんにちは、LOVETABI編集部です。
青い空と歴史的な美しい街並みの中に素朴さが残る風景は、リスボンならではの景観。
今回は、LOVETABI編集部がリスボンで外せない人気観光スポット7つとその魅力についてご紹介します。
目次
「サン・ジョルジェ城」リスボンで1番高い丘にある絶景スポット
(出典:Visit Lisboa)
坂が多い街として知られるリスボンですが、その中でも1番高い丘の上に位置する「サン・ジョルジェ城」。
紀元前からの歴史をもつ城塞で、城自体は10~11世紀に建造された歴史ある建造物です。
ぐるりと囲まれた城壁内は自由に散策ができ、リスボンのランドマーク的存在。
人気の理由は眼下に広がる、リスボン市内とテージョ川を一望できる点です。
テージョ川とリズボンらしいオレンジ色の屋根の街並みは絶景!
また、夕日鑑賞としても人気のスポットで夕刻になると多くの観光客が集まります。
(出典:Visit Lisboa)
リズボンの中でも人気の観光地なので、事前にオンラインでチケットを購入しておくのがおすすめ!
城内では放し飼いになっている孔雀をいたるところで見られるので探してみてください。
住所: R. de Santa Cruz do Castelo, 1100-129 Lisboa, ポルトガル
電話:+351218800620
営業時間:9:00~21:00 (11月~2月 ~18:00)
「コルメシオ広場」開放感溢れるリスボンの海の玄関口
かつて貿易を取り締まっていた地区だったことから、コメルシオ(貿易)という名前がついた「コメルシオ広場」。
テージョ川に面した約200平米の開放的な広場で、周囲にはヨーロッパらしい美しい建築が見られます。
また、カフェやレストランも並んでいるので観光途中のランチや休憩にも最適。
ショッピングが楽しめるアウグスタ通りから広場にアクセスする際には、迫力満点のアルコ・ダ・ルア・アウグスタ(勝利の門)が出迎えてくれます。
栄光・創造・勇気を象徴する像など、細かい彫刻が描かれておりとても華やかなアーチ。
かつてはこの場所にリベイラ宮殿がありましたが、1755年のリスボン大地震により崩壊してしまいました。
広場の中央には、ポルトガルの王様ドン・ジョゼ1世のブロンズ像もあり、市民の憩いの場としても人気。
テージョ川沿いには小さなベンチもあるので、景色を見ながら一休みできます。
また、日中だけでなくこちらは日の出の時間帯もおすすめ。
テージョ川が朝日に照らされ、幻想的な景色が楽しめますよ。
住所: 1100-148 Lisbon, ポルトガル
営業時間:24時間
「サンタ・ジュスタのリフト」街中にそびえたつレトロなエレベーター
「サンタ・ジュスタのリフト」はリスボンの歴史地区、サンタジュスタにあるエレベーターです。
坂の多いリスボンで、低地のバイシャ地区と高地のバイロ・アルト地区を繋ぐ市民の足として建設。
現在は人気の観光スポットですが、交通機関として作られたものなので路面電車やメトロと共通の一日乗車券で利用できます。
1906年に世界的に有名な建築家であるエッフェルの弟子であったラウル・メスニエル・デ・ポンサルドによってデザインされ、リフトの内装は木製でレトロな雰囲気。
ポルトガルの典型的な建築様式が用いられており、2002年に国の国定記念物に指定されています。
リフトは高さ45mあり、最上階には街並みを眺められるテラスも設置。
目の前に遮るものがないので、サン・ジョルジェ城やロシオ広場、大聖堂などの景観が望めます。
住所: R. do Ouro, 1150-060 Lisboa, ポルトガル
電話:+351214138679
営業時間:7:00〜23:00 (11月〜4月は7:00〜21:00)
「サンタルジア展望台」アズレージョも絶景も堪能できる!
リズボンの数ある展望台の中で、特に雰囲気のいい展望台が「サンタルジア展望台」。
この展望台の1番のポイントは、テラスに描かれたポルトガルらしいアズレージョです。
さらに、春から夏にかけてはテラスは美しいブーゲンビリアで覆われとってもロマンチックな雰囲気!
展望台に隣接してサンタルジア教会があり、テラスの南壁にあるアズレージョには、地震前のリスボンのコメルシオ広場や、サン・ジョルジェ城でのキリスト教徒とムーア人の戦いが描かれています。
また、訪れる時間帯によっても全く異なる景観が楽しめるのもこの展望台の魅力。
もし時間に余裕があるなら、朝日に照らされた幻想的な日の出の時間帯と、サンセット後のライトアップされた時間帯のどちらも訪れてみてください。
そしてテラスには、美しい音色を奏でるストリートミュージシャンの姿も。
心地よい音楽と共にお酒やドリンクを片手に景色を楽しむ人も多くみられますよ。
住所:Largo de Santa Luzia, 1100-487 Lisboa, ポルトガル
営業時間:24時間
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「ジェロモニス修道院」大航海時代を彷彿する豪華絢爛ば世界遺産
リスボンのベレン地区にある「ジェロニモス修道院」。
16世紀初めに国王マヌエル1世の命により造られ、大航海時代のポルトガルの繁栄を今に伝える建造物として世界遺産にも登録されています。
1502年に建設を始めて最終的に完成するまでに約300年もかかったそう。
サンタ・マリア・デ・ベレン王立修道院の別名がありますが、修道院としては1834年にその役割を終えています。
現在は、ポルトガルを代表する観光スポットでリスボン観光のハイライト!
建物はマヌエル様式の最高峰と称されており、中庭を囲むおよそ55m四方の回廊や、航海に必要な天球儀や、サンゴ礁船など大航海時代を表すモチーフが多く取り入れられています。
また、広い敷地内にはサンタマリア教会、国立考古学学博物館、海洋博物館も併設。
なかでも、特に外せないのはサンタマリア教会。
開放感を感じる高いアーチ形の天井と美しいステンドグラスなど荘厳な雰囲気が感じられて見応え抜群です。
主祭壇にはジェロニモス修道院を造ったマヌエル1世が眠る他、ポルトガルを代表する詩人ルイス・デ・カモンイスなどの棺も安置。
教会は入場無料ですが、修道院に入場する列とは別になっているので注意しましょう。
ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)
住所:Praça do Império 1400-206 Lisboa, ポルトガル
営業時間:10:00~17:00(10月~4月)10:00~18:30(5月~9月)
「ビカのケーブルカー」リスボンらしさを味わいたいならここ!
リスボンのアイコンとして人気の高いケーブルカーやトラム。
サン・パウロ通りとバイロ・アルト地区を結ぶビカ・デ・ドゥアルテ・ベーロ通りを走る「ビカのケーブルカー」もそのうちの1つで、黄色い車体が可愛らしいケーブルカーです。
1892年に開通した片道約5分ほどの短い乗車時間の路線。
それでも人気の秘密は、急斜面を上り下りするリスボンらしい体験ができるのとレトロな車内の雰囲気や、目の前を通り過ぎる可愛らしい家々が望めるからでしょう。
ビアのケーブルカーの麓の乗り場は、観光客に人気のリベイラ市場に隣接。
街並みもとても美しいエリアなので、ケーブルカーに乗車する前後に一緒に散策するのがおすすめです。
また、ケーブルカーの料金は往復3.60ユーロですが、リスボアカードや地下鉄・バスが乗り放題の1日券があれば無料で乗車可能!
映画やポスターの撮影場所にもよく使われるリスボンを代表する風景をぜひ楽しんでください。
※いずれも約15分おきに発着
「ベレンの塔」テージョ川に佇む美しき要塞
華やかなイメージのあるベレンの塔ですが、地下では水牢が使用されていたという歴史があります。
潮流により海水が入り込む水牢になっており、政変のたびに高位高官が幽閉されたという一面も。
人気の観光地なので、入場待ちの行列ができます。なるべく午前中の早めの時間帯に訪れるのが良いでしょう。
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大航海時代の繁栄と古き良き時代を感じさせる美しい町並みを堪能!
今回は、ポルトガルの政治や経済・文化の中心地リスボンの人気観光スポット7つをご紹介しました。
ヨーロッパの各都市からの直行便も数多く運航されていおり、ヨーロッパ旅行の空の玄関口として訪れる人も多いのではないでしょうか。
リスボンは、1年を通して過ごしやすい気候なのも魅力。
古き良き時代を感じさせる美しい町並みと、素朴で穏やかな雰囲気が溢れるリスボンではヨーロッパのその他の大都市とは一味違う滞在が楽しめるはずです。