Mugi

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主なテーマ:美容旅、リトリート、ウェルネスステイ、フォトジェニック、ホテルスパ

こんにちは、Mugiです。ユネスコ世界遺産に登録されている福建省最大の都市、泉州を取材してきました。

 

海のシルクロードの始点であり、宋・元時代に海上交易の中心地として栄えたこの歴史深い都市で泊まったのは、「ヒルトン泉州リバーサイド」。

泉州の歴史の中でも重要な役割を果たしてきた川「晋江」の辺りに佇むホテルです。

 

ゆったりと流れる川のほとりで、泉州の伝統文化を五感で感じながら、多文化の坩堝で育まれた至福の食事に舌鼓。とても居心地よく、趣深く、そして心の底からお腹が幸せな数日間となりました。

 

ヒルトンならではの安心感とホスピタリティに包まれ贅沢な滞在が叶う、そんな「ヒルトン泉州リバーサイド」の魅力をご紹介します!

 

ヒルトン泉州リバーサイド の空室・料金を確認 →

 

晋江のほとりに佇む「ヒルトン泉州リバーサイド」

いにしえの時代より、港湾都市泉州と内陸部を結ぶ交通路として使われ泉州の歴史を見守ってきた晋江。

そのほとりに佇むのが「ヒルトン泉州リバーサイド」です。

 

泉州晋江国際空港からは車でわずか20分程で到着。
ホテル送迎かDiDi(中国の配車アプリ)を使うのがおすすめです。

実は今年の夏から、ヒルトンはDiDiとの提携を強化したのだそう。

英語版の配車ガイドサービスが開始され、英語対応のインターフェース、国際クレジットカードの紐付けと決済、ドライバーと乗客間のリアルタイムのバイリンガル翻訳、24時間対応の英語カスタマーサービスなどが整い、慣れない中国アプリの使用の際の心強い味方に。

 

アプリの使用で何か不安があったら、ホテルのコンセルジュにぜひご相談を。

外資系のホテルの少ない泉州で、馴染み深く信頼の厚いヒルトンに泊まれるのは、とても安心感がありますね。

ホテルに足を踏み入れると、そこには見上げるほど天井高く広がるロビー。
大きな窓の向こうには、現代的で洗練されたビルと古き良き時代の泉州の街並みが溶け合った、ダイナミックな風景が。

まるで巨大な絵画のようです。さすが中国、スケールが日本とは段違い!

 

ロビー横にあるラウンジは、実はSNS映え抜群のフォトジェニックスポット。

到着前から心待ちにしていた空間ですが、まずはチェックインを済ませてお部屋をのぞいてみましょう。

広々とした「ヒルトン泉州リバーサイド」のキングデラックスルームの客室

今回泊まったお部屋は、キングデラックスルームの客室です。

ゆったりとしたベッドルーム

客室の面積は48 ㎡と広々。
大きな窓からはゆったり流れる晋江と、オレンジ色の瓦屋根が並ぶ古い街並みが一望できます。

窓際には足を伸ばしてくつろげるカウチソファーと茶器セットが置かれ、ほっと一息つける空間に。

大きなデスクも備わっていて、その側にはコンセントも十分揃っています。

川の景色を眺めながら作業すれば、自然と気分も上がりそうです。

バーカウンターには無料のミネラルウォーターが4つも置かれ、コーヒーやお茶類もたっぷりと。

ベッドサイドの左右にはマルチタイプのコンセント。

フカフカのベッドは、体を包み込むように体にフィット。毎晩心地よい眠りへと誘われました。

入り口のそばには、バゲージラックを挟んでクローゼットが2つあります。
たっぷりとした収納スペースが、女子旅には非常に嬉しいポイント。

高さのあるクローゼットなので、お気に入りのロングワンピースも裾を気にせずに入れられます。
バスローブにセイフティーボックス、アイロン、スリッパやランドリーバッグもこの中に。

窓辺のソファーでお茶を入れ、外の景色に目をやると、なんだか時の流れが少しゆっくりになったように感じるほど、穏やかで贅沢な時間が流れていきます。

 

夜にはターンダウンサービスも。

細やかな気配りに心が満たされる、居心地の良いお部屋です。

 

バスタイムが楽しみになるバスルーム

バスルームはベッドルームとの仕切りを自由に開閉できるタイプです。
もちろん、完全に仕切ってプライベートを保つこともできますのでご安心を。

開け放つとお部屋全体の開放感がぐっと増し、広々とした空間でリラックスできます。

 

大きなたっぷりとしたバスタブが、日本人にはとても嬉しいですね。
窓の外の景色を眺めながらお風呂に浸かると、ちょっと贅沢気分に。今回の取材では一人でお部屋を利用したので、ずっと開けた状態で楽しみました。

シャワーブースやトイレは独立しており、使い勝手も快適です。

洗面台は広く、女性二人が荷物を広げて身支度をしても大丈夫なほど余裕あり。

アメニティはヒルトン共通のCrabtree & Evelyn。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープにハンドソープ、ボディローション、ソープなどが揃っています。

歯ブラシ、シャワーキャップなどはこの箱の中に。

ヘアドライヤーは風量たっぷりで、ロングヘアもあっという間に乾きます。

 

思い出に残る美食体験!「ヒルトン泉州リバーサイド」のレストラン

「ヒルトン泉州リバーサイド」には、3つのレストランがあります。

海のシルクロードの重要な拠点として発展した泉州は、古来より世界各地の素晴らしい名産品が行き交い、様々な国の文化が混ざりあって独自の郷土料理を育んでいきました。

歴史に根差した多様な食文化が融合する泉州は、世界でも有数のグルメ都市と言っても過言ではないかも。

 

そんな泉州の魅力を存分に味わえる「ヒルトン泉州リバーサイド」のレストラン。このホテルに来たからには、食には本当に期待してくださいね!

フォトジェニックな「Horizon Lobby Bar」

まずは、楽しみにしていたHorizon Lobby Barへ。
入り口を入って目の前にある、ロビーバー。実はその壁が高い天井にいたるまで、一面の本棚になっているのです。

人と比べると、この高さがどれほどかわかるでしょう。
こんなに高い本棚のあるホテルは、見たことがありません。旅の思い出に、ぜひここで記念撮影を。

大きな窓の外には、晋江の素晴らしい眺め。

コーヒー、紅茶を片手にリラックスするのにピッタリ。アフタヌーンティーもいただけるそう。

 

地元の名物をちょっとずつ!「Kitchencraft」でビュッフェ朝食

世界各国の料理を終日楽しめるダイニングレストラン「Kitchencraft」。朝はこちらでビュッフェを頂きます。
メニューは毎日ちょっとずつ変わるので、今日はどんな美味しいものが食べられるのかと、ずらりと並んだ多彩な料理を覗くのが楽しみに。

朝はお腹が空きつつ重いものは食べられないので、喉越しの良いあっさりとした麺類や、優しいお粥があるのが非常に嬉しいポイント。

ヌードルバーでは、その日の気分に合わせ麺の種類や具材を自分で選べます。

泉州や福建省の名物も充実。

閩南地域の朝食で親しまれる「麵線糊」や、肉ちまき(烧肉粽)なども日替わりで登場しました。

さらにはエッグタルトに、点心や蒸し野菜…食べたいものばかりで、今日は何を食べようかと迷ってしまうほどの充実度。

美味しく、そしてヘルシーにお腹が満たせる朝食です。

 

「Gu Xiang Chinese Restaurant」の至福のディナー

写真提供:ヒルトン泉州リバーサイド

 

滞在中、1度は、と言わずできる限り何度も訪れてほしいのが、「Gu Xiang Chinese Restaurant」。

こちらで頂けるのは、本格的な閩南料理と広東料理。通常のレストランのお部屋から特別感のある多彩な個室まで、シーンに合わせて選べます。

 

初日の夜は宋王朝の晩餐会を再現した、心躍るスペシャルなコースを頂きました。

このコースはその日のために特別に作られたものですが、お料理自体は普段のレストランでも頂けるそう。

宋代(960年~1279年)に「海のシルクロード」の重要な起点として栄えた泉州。

その古代の味を、文献や足を運んだ地道な調査を元に復活させた、壮大なディナーメニューです。

雅やかな伝統芸能と共に登場したのは、一品一品誠実に、丹精こめて作られたのが伝わってくる料理の数々。

スープには凝縮した素材の味が溶け出していて、それでいて濁りのない澄んだお味で、その美味しさに同席の方々から驚きの声が上がるほど。

特に印象深かったのが、レシピの起源は元朝初期に遡るという「琉璃羽衣鸽」(鳩のロースト)。

こんがり琥珀色に輝く見るからに美味しそうな焼き色は、鳩に砂漠の塩をすり込み、炭火で焼き上げたのだそう。

一体どうやってこんな丁寧に仕上げたのだろうと思うほど、パリパリとクリスピーな皮は薄く繊細で、中からは肉汁を閉じ込めたジューシーなお肉が。
願わくば人生の中でもう一度食べたい、絶品鳩料理です!

 

そしてシェフの看板料理である「松露鲍语会东坡」、黒トリュフと豆腐を添えた鮑のマリネ。

7日間かけてマリネし熟成させた鮑。添えられているのは、宋代に遡る「玉煮込み」の技法を用いて弱火で琥珀色になるまで煮込んだ東坡豆腐。仕上げにイタリア産の黒トリュフを削りかけます。
噛むごとに広がる鮑のうまみ、味わっていると鼻に抜けていくトリュフの香り…もう言葉になりません!

 

食事が終わる頃、空になっていくお皿を見つめながら、食べ終わってしまうのが悲しい…と言い合ったほどの至福のディナーでした。

 

美食の都、泉州には美味しいレストランがたくさんありますが、ぜひ1回は必ず「Gu Xiang Chinese Restaurant」でディナーを頂いてくださいね!

 

充実した施設と文化体験が揃う「ヒルトン泉州リバーサイド」での過ごし方

館内には、屋内温水プール、24時間利用可能なフィットネスセンター、サウナ施設が完備しています。
この景色を見ながら体を動かすのは気持ちがよさそう…!

実は今回水着を持ってきていたのですが、泉州の見どころが多すぎて残念ながら入る時間がなく…。
次回はぜひプールも楽しみたいところです。

キッズルームは2ヶ所あり、小さなお子様連れにもおすすめ。

「Kitchencraft」の入り口には小さなお土産ショップもありました。

 

到着した日には、ロビーラウンジで花簪を体験!

泉州といえば、花簪!

SNSで泉州を調べると、泉州の観光スポットでは伝統衣装をレンタルし花簪で髪を結って街を歩いている写真を本当によく見かけます。

 

「簪花囲」と呼ばれる泉州の女性に伝わる伝統的な髪型で、お祭りなどの特別な日に、たくさんの花を髪に付け結うのだそう。

地元の方にお越し頂き、実際に結って頂きました。

髪を結んだところに長〜いウィッグを巻きつけ、花で飾っていきます。

短めの髪の方も、ハーフアップのように結べるぐらいの長さがあれば大丈夫。ほんの数分で、華やかに完成!

この髪型と伝統衣装を纏うと、なんだかいつもの1.5倍美人に見えそうな気が…?

 

せっかくなのでこの格好のまま、魔除け(ガーゴイル)作りも体験。

泉州や福建南部の伝統建築をよく見ると、雨樋の水の出口に龍や鯉のような生き物をかたどった装飾が見られます。
ヨーロッパのガーゴイルを元に、こちら風に取り入れられた文化なんだそう。
古の時代から多文化の行き交うシルクロードの起点として栄えた泉州らしさを感じる装飾です。

これらの文化体験は、開催のタイミングがあえばホテルで体験できます。
もし開催されていない時でも、コンセルジュに相談すれば街中でできる場所を紹介してくれるので、ぜひ体験してみてください。

「ヒルトン泉州リバーサイド」の周辺観光スポット

ホテルをでてすぐのところには小さなコンビニエンスストアが複数あり、ちょっとした買い物にも便利です。
夜にはホテルからごく近くの通りに屋台通りが出現するので、夜小腹が空いたら、ローカルな味を楽しむこともできます。

 

泉州を象徴するスポットである開元寺や西街、泉州が古くから多文化都市であったことを感じられるモスク「清浄寺」までは車で15分程で到着。

泉州の街中の移動は、DiDiが便利です。UberやGrabと基本的な使い方は一緒なので、何も難しいことはありません。
場所と出発地点を選んで、示された金額をみてタクシーを選ぶだけ!

 

泉州のフォトジェニックスポットを巡るモデルコースを後の記事で紹介するので、ぜひそちらも参考にしてくださいね。

「ヒルトン泉州リバーサイド」で悠久の時の流れに身を任せて

「ヒルトン泉州リバーサイド」での滞在は、スタッフの方の柔らかく親切な対応に迎えられ、観光からホテルへ帰ってくるたびにまるで自分のホームに戻ってきたかのような居心地の良さを感じられました。

 

美しいリバーサイドの景色を眺めながら、珠玉の料理の数々に舌鼓を打つ時間は贅沢そのもの。

古の時代から連なる時の流れにゆったりと身を委ね、その壮大な歴史に思いを馳せながら今自分がこの素晴らしい文化を味わえることに感動を覚える―そんな特別な体験がここにありました。

 

次の旅はぜひ泉州を訪れ、「ヒルトン泉州リバーサイド」で日常を忘れる優雅な時間を過ごしてみませんか。

 

 

ヒルトン泉州リバーサイド(Hilton Quanzhou Riverside)
所在地:中国福建省泉州市晋江滨江路999号
アクセス:泉州晋江国際空港から車で約20分
料金:朝食付きキングゲストルームは、税込みで約790人民元(約17,064円)~
※2025年9月時点の価格であり、時期や為替レートによって変動します

取材協力:Hilton

 

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