こんにちは!旅行が好きなOL Mieです。
今回は12月に訪れたハンガリーについてレポートいたします!
ハンガリーの首都であるブダペストは西欧に比べると訪れる人が少ない国かもしれませんが、「東欧のパリ」と言われるのも納得するほどテンションの上がるスポットがたくさんありました。
今回はその中から特にお勧めの観光スポット4か所をご紹介します。
目次
ブダペストで訪れたい観光スポット①ブダ地区
ブタペストはドナウ川を隔ててブダ地区とペスト地区に分かれています。
↑川の西側(写真左)がブダ地区、東側(写真右)がペスト地区。
王宮を中心としたブダ地区を紹介します。
ブダ地区のシンボル「ブダ王宮」
ブダ王宮は「王宮の丘」の上に位置しているのでまずは、そのふもとに行く必要があります。
地下鉄2番(M2)に乗り「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で降りると、王宮の丘のふもとに到着!
そこからはケーブルカーか徒歩で王宮に向かいましょう。
私は歩いて王宮まで行ったのですが、歩いても15分ほどだったので、景色を見ながら楽しく登れました。
王宮は約700年の間に5~6回大打撃を受け、崩壊と再建を繰り返して現在の姿になったそうです。
王宮の内部にも入ることができ、ハンガリー建国以来の美術品や歴史にまつわるものが展示されていました。
丘の上に位置しているのでそこからの景色も抜群です。風も心地よくて何時間も過ごせそうでした♡
施設名:Budavári Palota/ブタ王宮
住所:Buda Palace Building E, Szent György tér 2. Budapest
アクセス:王宮ケーブルカー終点から徒歩3分
営業時間:10~18時(3/1~10/31)、10~16時(11/1~2/28)
定休日:月曜
モザイク屋根がかわいい「マーチャーシュー聖堂」
モザイク柄の屋根が特徴的な教会は、13世紀にベーラ4世の命令で王宮の建設と同時に建てられた教会です。
トルコ軍が侵略した時はモスクに改築されましたが、軍の撤退と共にカトリック教会に戻されたそう。
軍の侵略で教会からモスクに変わり、それがまた教会に戻されるなんて歴史を感じるスポットですよね。
外のモザイク柄もかわいいですが、内部もメルヘンでかわいいので、是非中にも入ってください♪
内部はフレスコ画で彩られていて、ステンドグラスから内部に入る光がとてもきれいでした。
モスクに改築されたときはどんな姿だったのかな…と、さぞ美しかったであろう光景が目に浮かびます。
そして、マーチャーシュー教会の面白いところは、見る角度によって雰囲気が異なること。
近くでモザイク屋根を見るとメルヘンな教会ですが、遠くから見ると塔が印象的で荘厳な教会に見えました。
施設名:MATYAS TEMPLOM / マーチャーシュ聖堂
住所:Szentharomsag ter 2, Budapest
アクセス:ケーブルカー終点から徒歩 10分
地下鉄(2号線)セールカールマーン広場駅(Szell Kalman ter)から0.5km、城バス(VAR BUSZ) 10分
営業時間:9~17時(土曜は~13時、日曜と祝日は13時~)※ミサやイベントなどにより変更あり
定休日:なし
とんがり屋根が特徴的な「漁夫の砦」
かつて城壁を守ったのが漁師だったことから、「漁夫の砦」と呼ばれるのだそうです。
写真左の斜塔を中心にまわりの砦群が築かれました。
夏はカフェもオープンしているので絶景をみながらお茶をするのもよさそうです。
この漁夫の砦のポイントは、やはりブダ地区とペスト地区を同時に見渡すことができる景色!ぜひゆっくり眺めてくださいね!
施設名:Fisherman’s Bastion/漁夫の砦
住所:1014 Budapest, Szenth roms gt r 5
アクセス:三位一体広場(SZENTHAROMSAG TER)から徒歩 1分
営業時間:随時可
定休日:なし
ブダ地区とペスト地区を結ぶ「くさり橋」
ブダ地区とペスト地区を結ぶ橋は鎖橋と呼ばれていて、街のシンボルの一つになっています。
この橋が作られたのは1849年で、約10年もの歳月をかけて作られました。
15世紀初頭から何度も橋を作ることが試みられたそうですが、失敗続きで1849年にようやく作られ、初めてブダ地区とペスト地区が陸続きになりハンガリーのシンボルとなったそう。
その後、第二次世界大戦でドイツ軍に破壊されましたが1949年に現在の姿で再度作られています。
ハンガリーは1989年に社会主義から脱却しているのでこの橋はハンガリーの様々な歴史を見てきたことになります。
ただ綺麗だなと思ってみていた橋も、歴史を知るとハンガリーが様々な苦難を乗り越えて今の姿になっているのだなと感じるきっかけになりました。
施設名:Széchenyi Chain Bridge/くさり橋
住所:Budapest, Széchenyi Lánchíd, 1051
アクセス:メトロM1「Vörösmarty tér」駅から徒歩3分ほど
営業時間:随時可
定休日:なし
ブダペストで訪れたい観光スポット②クリスマスマーケット
ブタペストのクリスマスマーケットは他の国のクリスマスマーケットと異なりフードもたくさん!
カラフルなドーナツや
かわいらしいチョコレート!
がっつり食べたい人にお肉もたくさん!(笑)
私はこの中のソーセージをいただきました。味付けが濃いのでお酒にも合いそう。
12月で寒かったので周りはホットワインと一緒に食べている人が多かったです。
クリスマスマーケットと言えばオーナメントなどが売られているイメージが強いですが、食べ物がたくさん売られているのが印象的でした。
12月は寒いですが、外で電飾されたクリスマスツリーを見ながら食べ物を食べるのはこの時期ならでは良い思い出になりました!
名称:Christmas market / クリスマスマーケット
開催場所:ヴェレシュマルティ広場
アクセス:*ヴルシュマルティ広場[Vörösmarty tér]アクセス:地下鉄1号線Vörösmarty tér駅すぐ
営業時間:10:00-20:00 (金・土:10:00-21:00)
定休日:毎年11月末-12月末
ブダペストで訪れたい観光スポット③ブダペスト中央市場
おちゃめなおじさんが印象的だったブダペスト中央市場。
なんと世界三大珍味の一つであるフォアグラの品ぞろえが豊富で、グルメな人に特におすすめな市場です!
フォアグラの缶詰が一つ500円程度と破格で手に入ります!
肉製品なので、残念ながら日本には持ち帰れないのですが…
ホテル飲み用のおつまみとして購入し、パンに塗って食べてみたところ500円とは思えないくらいおいしかったです!
可愛い雑貨もたくさん!
ラベンダーのサシェやハンガリーの名物であるパプリカの粉が入ったポーチ、ジャムなど売っていました。
たくさん種類があるので選ぶのに本当に迷ってしまいます。
私はこの中でハンガリーの名物の一つであるパプリカ粉を購入して帰りました。パプリカ粉を入れてカレーを作ると本格的な味がしておすすめです!
この市場なら友達や家族一人一人に合ったお土産を見つけられると思いますよ。
施設名:Központi Vásárcsarnok / ブダペスト中央市場
住所:Budapest, Vámház krt. 1-3, 1093
アクセス:メトロ4号線Fővám tér駅下車すぐ
営業時間:月曜日 6時~17時、火曜~金曜日 6時~18時、土曜日6時~15時
定休日:日曜日
ブダペストで訪れたい観光スポット④セーチェーニ温泉
旅の疲れを癒すのに温泉に入りたい方もいるのでは…?
ブダペストならヨーロッパであっても温泉に入り疲れを癒すことができます。
まるでテルマエロマエの世界です。
ハンガリーの温泉は日本の火山性の温泉とは異なり、地熱で温められた地下水をくみ上げているそう。
ぬるめのお湯は中でチェスをしたり、DJをしたり日本の温泉とは違ってエンターテインメント性が高いようです。
日本では裸で入るのが当たり前ですが、ハンガリーではプールのように水着を着用して入るので安心できました。
水着は受付で借りることもできるので忘れてしまっても大丈夫!
ブタペストには何か所か温泉がありますが、今回はその中の一つセーチェニ温泉へ行ってきました。屋外に3つのプール、屋内に12の浴槽があるとても大きな温泉です。
ヨーロッパの伝統的な建物の中に温泉があるのは不思議な感じがしますよね!
写真を見るとたくさん人が入っていて安全面を気にされるかもしれませんが、お風呂でアルコールを飲んでいる人は監視員の方が注意しており、安全面も配慮されています。
ロッカールームも着替えるスペースにきちんと鍵がかけられるようになっていますし、ロッカーもカギ付きなので女性も安心して訪れられます。
中にはマッサージを受けられる場所もあるのでここで1日過ごすこともできそうです!
施設名:Széchenyi gyógyfürdő / セーチェニ温泉
住所:Állatkerti krt. 11, Budapest H-1146, HUNGARY
アクセス:メトロ1号線 セーチェニ温泉(Széchenyi Fürdő)駅から徒歩3分
営業時間:6:00~22:00
定休日:なし
ブタペスト観光で素敵な思い出を
伝統が感じられる街、ブタペストはいかがでしたか?
ヨーロッパで行ったことがない国へ行ってみたい方、ヨーロッパが初めての方にもおすすめの場所なので、ぜひ訪れてみてくださいね。
Mie @Hungary