こんにちは!Sachihoです。

 

伝統と革新が共存する町、京都。

 

人気の観光地として名を馳せる京都は、季節を問わずたくさんの人を迎え入れています。そんなまちと共に100年の歴史を刻んできた小学校、立誠小学校。その学び舎を現代デザインとの融合により新しく生まれ変わらせたホテル『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』が、2020年7月にオープンしました。

 

教室をリノベーションした客室をはじめ、何度でも滞在したくなる!と感じた魅力の数々を余すことなくお伝えします。

 

旧小学校舎をリノベーションした『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』とは

京都の繁華街、四条河原町から徒歩3分ほどで行ける『THE GATE HOTEL 京都高瀬川by HULIC 』。

 

ホテルが建つのは、大正時代後期に開校した元立誠小学校跡地です。

 

築93年、京都最古のコンクリート造という貴重な近代建築の校舎を客室の一部として再生させています。

入り口に掲げられた「京都市立立誠小学校」という看板をはじめ、エントランスホールに置かれたピアノなど、滞在のはじめから随所にどこか懐かしさを感じるものを見つけられるでしょう。

撮影:KANA

校舎をリノベーションして作られた「Schoolhouse 棟」では、至る所で小学校の面影を感じられます。

   撮影:KANA     

光が差し込む大きな窓枠、たくさんの児童たちが上り降りしていたであろう少し高さの低い階段。滞在中にホテルの中を散策するだけでもワクワクしてしまいます。

東山の景色を一望できる『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』の「Lobby Lounge& Bar」

エントランスで検温と消毒をしたあと、向かったのは8階にあるロビー。

 

エレベーターを降りると目の前に広がるのは圧巻のパノラマビューでした。最上階からは、大文字山や清水寺、知恩院、南座など京都の観光名所を一望できます。

 

思わず足を止めて見入ってしまうこと間違いなしです。

24時間利用できるロビーラウンジ

Lobby Lounge& Bar」は、宿泊しないゲストもくつろげる空間。

ゆったり座れるソファ席と景色を目の前に臨むカウンター席、どちらに座るかだけでも悩んでしまいそうですよね。現在はコロナウイルスの影響もあり営業時間が短くなっていますが、普段は宿泊者であれば24時間利用できます。

 

 東山の絶景を眺めるバー

軽食やスイーツ、カクテルなどもいただけます。

 

昼と夜でイメージの変わる東山の様子を眺めながら、ゆっくりグラスを傾けてお酒を楽しむ。まさに極上のひとときです。

 

2つの棟からなる『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 byHULIC』の客室

客室数は全184室。「Lobby Lounge& Bar」やレストランなどを有する新築棟「Main棟」と、校舎をリノベーションした既存棟「Schoolhouse棟」の2つの棟にある、個性豊かな客室の一部をご紹介します。

 

Main棟の客室

「Main棟」にある客室は、6タイプ、計164室。

 

京都らしさを近代的に表現した客室が集まっています。

 町の賑わいを感じる「Classy」 

多様な客室の中でもすべて東山に面しており、眺めを確約できる客室「Classy」。

 

写真はツインですが、キングタイプのお部屋もあります。

 存分に映画鑑賞を楽しめる「Cinema」

撮影:KANA

こちらは、「ザ・ゲートホテル」の中でも京都だけのオリジナルコンセプトルーム。

 

小学校敷地内にあった京都伝統株式会社(現関西電力)の中庭で日本初の映画の試写実験が成功したことから、映画発祥の地として知られるこの地にちなんだ名称です。

音の芸術品と称されるBang & Olufsenのスピーカー、65インチのテレビを備えるこちらのお部屋。なんと唯一VOD(映画)が無料で視聴できるのだとか!

お気に入り作品を映画館さながらで世界観を堪能できるなんてずっと部屋にこもりたくなってしまいますね。

 

ブルーレイプレイヤーを備品として備えているので、映画やLIVEなど、好きなブルーレイを持ち込んで鑑賞するのもおすすめ。

 

「Cinema」は、4〜7階の30がつく4室のみで人気が高い客室です。

  仕事が捗る「Modest

ビジネスに特化した客室としてワーケーションなどで活用したいのが、「ザ・ゲートホテル」でおなじみのModest

 

スイスの家具メーカーVitraの昇降デスクTyde、ハーマンミラー社のアーロンチェアーなど、こだわりの設備と単独での高速wifiを完備しており仕事も捗りそうです。

 

気分を変えたい時はカーテンをあけて目の前の芝生やすぐそばを流れる高瀬川を眺めるのもいいですね。

ただ、Modestタイプはシャワーブースのみなので、ゆっくり湯船につかりたい!という方はご注意ください。

「Schoolhouse棟」の客室

3階「Main棟」の布張りの床から木張りの床へ足をすすめた先こそ、『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』のアイコン「Schoolhouse棟」です。

 

「Schoolhouse棟」には、5タイプ計20室の客室があります。

  かつての学校の面影を残す「Grace」

学校の面影をそのまま残した大きな窓枠や高い天井などを楽しめる「Grace」は、かつての小学校にタイムスリップしたかのような気分を味わえる一室。「Schoolhouse棟」で最も客室数が多く、ベッドタイプも選べます。

 

「Schoolhouse棟」のすぐ東側を流れる高瀬川沿いは、春になれば桜並木となる絶景スポット。2階がちょうど木の高さなので、大きな窓からは間近で桜を眺められることでしょう。

 

 お部屋の一角がアートになっている「Lab -Stone Box-」

撮影:KANA

 

京都の代表するアーティスト2名の作品を客室内に配置するという「Lab」タイプは、全184室の中で3部屋のみ。それぞれで異なるアートが楽しめます。

 

「Lab -Stone Box-」には彫刻家 樂 正臣(らく まさおみ)氏が幸せを運ぶ象徴として制作した嘴(Stone Box)が。多くの出会いと幸せが広がっていく様にとの想いが込められています。

 

  ベッドルームでアートが楽しめる「Lab – The Remains teach us -」

彫刻家 樂氏と植栽家 村瀬 貴昭(むらせ たかあき)氏の合作が楽しめるのは「Lab – The Remains teach us -」

時間によってはスモークが作品の周りを漂い、幻想的な空間をベッドルームから眺められます!

 

客室に滞在しながらゆっくりアートを鑑賞できるなんて、贅沢ですよね。

 

友人との滞在におすすめ!『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』の客室「Connect」を宿泊レポ!

撮影:KANA

 

今回は、「Schoolhouse棟」にある「Connect」に宿泊させていただきました。

 

なんといっても嬉しいポイントは、客室間の扉を開ければ最大4人まで宿泊できるコネクティングルームになること。

 

私自身友達と旅行の際に、一緒に泊まれたらいいのにと思いながら別の2部屋を予約することが多いのですが、これならグループ旅行や家族旅行でもみんな一緒に過ごせますよね♪

シックなベッドスペース

ベッドは、英国王室御用達の栄誉を受けたベッドマットブランド「スランバーランド」を使用しており、寝心地抜群。

 

ベッドに入りこんだ瞬間、体にやさしくフィットするような心地よさを感じたのを最後にすぐに眠っていました……。

ベッドとともに上質な眠りをサポートしてくれるのがこちらのナイトウェア。

二重ガーゼのやさしい肌ざわりとふんわり包み込むような着心地で、起きている時も眠る時も快適にお部屋で過ごせました。

柔らかな日差しが入るリビングスペース

撮影:KANA

大きな窓のすぐそばにあり、明るさが印象的なリビングスペース。

 

ソファに座ってコーヒーを飲んだり、テレビを観たりしながら客室でひと息つくのにもってこいです。

ソファのすぐ横の棚には備え付けの「ネスプレッソ」が。客室でバリスタが淹れたような至福の一杯を味わえます。

「祇園辻利」のティーバックは、京都ならではのアメニティです。

 

ゆったりくつろげるバスルーム

洗面スペースで嬉しいのは、ダブルベイシンと全面鏡!

メイクにヘアにと、朝の準備が忙しい女子にとって、ゆずる時間を気にせずに自分の場所が確保できるのは、本当にありがたいものです。

バスタブもゆっくりと足を伸ばせるほどの広さで、全身の疲れも癒せます。

 

自然派コスメブランドのアメニティ

バスアメニティは、天然由来の原料を使用した日本発のコスメブランド「ゼミド」のもの。

 

シャワーを浴びたあとも、ダージリンの香りがほのかに続きました♪

ブラシやシャワーキャップ、コットンセットなどスタンダードなアメニティに加えて、バスソルトとハンドクリームまであったのには驚き!

 

旅先では、こういったバスグッズを忘れてしまいがちなので、こまやかな気遣いに嬉しくなります。

 

『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC 』宿泊者専用!無料メニューも楽しめる「Lounge&Patio」

宿泊者のみが楽しめる空間として、「Main棟」3階にあるのが「Lounge&Patio」。

ラウンジとパティオ両方で、ワインやコーヒーといった飲料、スナック類を無料で提供しています(有料メニューもあり)。

ゆったりくつろげるラウンジ

撮影:KANA

24席ある広々とした空間には電源完備のスペースも。

また、テーマごとにセレクトした約100冊の本を有するライブラリーコーナーもあり、のんびり読書も楽しめます。

立誠図書館の監修をおこなったブックディレクター幅允孝氏(BACH)が選出しており、「心地よい一日」「ねむる」等、面白いテーマの本が集まっていました。

 

ファイヤーピットを楽しめる屋外パティオ

撮影:KANA

ラウンジに隣接した屋外パティオでは、焚き火を楽しめるファイヤーピットが。

実際に薪を燃やしているので、炎のゆらめきや独特の香り、心地よいパチパチと燃える音をじかに感じられます。心穏やかにしてくれる贅沢な空間にほっこり。

撮影:KANA

無料で提供されているマシュマロを注文。マシュマロをファイヤーピットの上で焼くと、焼きマシュマロの完成です……!童心にかえってワクワクする時間を過ごせました。

 

※新型コロナウイルスの状況により、飲食の提供の有無や営業時間はその都度異なります。最新の情報はホテルの公式HPでご確認ください。

 

次ページ:『THE GATE HOTEL 京都高瀬川』のレストラン『Anchor Kyoto』で贅沢な朝食を

 




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