こんにちは、aikoです。

岐阜県の北東部に位置する「奥飛騨温泉郷」を1泊2日で巡ってきました。

「奥飛騨温泉郷」は、平湯、福地、新平湯、栃尾、新保高の５つの温泉地の総称で、標高3,000m級の乗鞍岳や槍・穂高連峰、乗鞍山麓五色ヶ原の森や平湯大滝など、自然に恵まれた地域。

古い町並が残る人気観光スポット高山からさらに奥まった場所に位置し、最寄りの駅までも車で50分ほどと、交通の便があまりないからこそ感じられる秘境感が魅力です。

日本屈指の湯量を誇る「奥飛騨温泉郷」を拠点に楽しみたいおでかけスポットをご紹介します。

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット① 星野リゾートの温泉旅館「界 奥飛騨」

今回の旅の拠点は、2024年9月にオープンした星野リゾートの温泉旅館「界 奥飛騨」。

「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」をコンセプトとし、奥飛騨の伝統と技術に触れたり、日本屈指の湯量を誇る温泉を楽しんだりと奥飛騨の魅力を感じる滞在が叶います。

全49室すべてが地域の文化に触れられるご当地部屋で、そのうち半数以上が露天風呂付きという贅沢な造り。

日本屈指の湯量を誇る奥飛騨温泉郷の湯を楽しめる大浴場には、露天風呂と2つの内風呂があります。

入浴後には、ドリンクやアイスのサービスがある「湯上がり処」でゆったりと身体を休めましょう。

奥飛騨に昔から伝わる調理法や食材を使った会席料理の夕食や、「ご当地朝食」などここでしか食べられない美食にうっとり。

また、館内では滞在を彩る様々なイベントが実施されています。

飛騨の匠の伝統技術「曲木」と風呂敷を使ってハンドバックを作る「ご当地楽」は、飛騨の伝統に触れる貴重な機会。

他にも、温泉の効果的な入浴方法や、奥飛騨温泉郷や平湯温泉の歴史を学ぶ「温泉いろは」、朝の体操などが開催されます。

「界 奥飛騨」を拠点に奥飛騨温泉郷を楽しむことで、より地域の魅力を知れる旅になるでしょう。

▼「界 奥飛騨」の宿泊レポートはこちらをご覧ください

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット②観光情報を知る「中部山岳国立公園 奥飛驒ビジターセンター」

2024年7月にリニューアルオープンした「中部山岳国立公園 奥飛驒ビジターセンター」。
今回の旅の拠点とした「界 奥飛騨」から徒歩約4分で行ける距離のため、チェックインを済ませたらお散歩がてら訪れてみるのもおすすめです。

パンフレットの収集や、観光情報の案内をしていただくこともできるので、旅のプランの相談をしてみるのもいいですね。

入り口からすぐのところには奥飛騨エリアの大きなマップがあります。

こうして見ると本当に山々に囲まれた自然豊かな地だということがよくわかります。

館内には、壁面展示やデジタルサイネージ、タッチパネルで自然公園や地域の特色を紹介する「情報提供エリア」や、休憩やワークスペースとしても利用できる「くつろぎエリア」があります。

また、環境学習などの自然体験や、自然の素材を使った工作教室などのプログラムも開催されているため、雨の日のお出かけスポットとしても人気を集めています。

鹿角を使ったアクセサリーやバードコール、ウッドクラフトなど奥飛騨の自然素材を使った手作り体験。
作った作品はもちろんお持ち帰りできるので、旅の思い出にもなりそうですね。

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット③絶景と映えグルメを堪能！「新穂高ロープウェイ」

日本で唯一の二階建てゴンドラがある「新穂高ロープウェイ」は、奥飛騨観光には欠かせないスポットです。

「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」までを第1ロープウェイ、「しらかば平駅」から山頂の「西穂高口駅」までを第2ロープウェイが結びます。

第1ロープウェイと第2ロープウェイの乗り継ぎ地点の「しらかば平駅」で立ち寄るべきは、ベーカリーショップ「アルプスのパン屋さん」。
大きな窓が開放的なビューラウンジで、雄大な景色を眺めながらのカフェタイムを楽しめる人気スポットです。

「二階建てゴンドラ」がプリントされている「ゴンドラ食パン」や、飛騨牛焼きカレーパン、朴葉味噌パンなどの種類豊富なオリジナルパンが魅力。
お土産にもぴったりです。

第２ロープ―ウェイに乗ると、標高2,156mの「西穂高口駅」に到着。

屋上の展望台からは、西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々を360度見渡すことができ、雲も手を伸ばせば届きそうなほど近くに感じます。

展望台で楽しみたいのは、絶景だけではありません。

喫茶・軽食コーナー「マウントビュー」では、「頂チュロス」や「頂ソフト」など、ここでしか食べられないグルメが充実！

その名の通り「頂」という漢字の形をしたチュロス。
絶景をバックに写真撮影を楽しむなど、山頂まで来た記念にもなり、ぜひ食べていただきたい一品です。

また、2024年10月にグランドオープンした「頂の森」も訪れておきたいスポット。

槍・穂高連峰を間近に感じられるブーメランのように張り出したデッキ「槍の回廊」や、さまざまなイベントが予定されいる「ゴンドラステージ」など、見所満載です！

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット④かわいいクマに癒される「奥飛騨クマ牧場」

100頭余りのクマさんに出逢える「奥飛騨クマ牧場」。
とってもかわいい仕草でおねだりをしてくれる姿はたまらないかわいさ！

「ちょうだいちょうだい」と一生懸命立っておねだり、エサを投げ入れると上手にキャッチして食べてくれます。

ゴローンとお腹を見せておねだりしているクマさんもいて、みんなそれぞれ個性的！

何個もエサをあげたくなってしまいました。

また、「奥飛騨クマ牧場」では、子グマもの記念撮影体験も。
今シーズンに生まれた、ツキノワグマの子グマを抱っこして記念撮影できるという貴重な機会です。

ベンチに座って膝に乗せてもらうのですが、結構ずっしり！
おやつを食べる姿を眺めたり、優しく頭をなでさせてもらったりと、かわいくてとっても癒されます。

自分のスマホやカメラでも撮影してもらえるのも嬉しいポイントです。

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット⑤昭和の雰囲気漂うレトロスポット「福地温泉朝市」

ここだけ時が止まっているかのようなレトロな「福地温泉朝市」の散策も、奥飛騨温泉郷で楽しみたいことの一つ。

地元の新鮮野菜やくだもの、民芸品、お菓子などのお土産品が揃っています。

外観はもちろんですが、お店の中に一歩足を踏み入れると、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような錯覚を起こします。

映画のセットかと思うほどの空間ですが、ずっと昔から店主のお父さんが大切に集めてきたものを飾っているのだそう。

今ではなかなかお目にかかれないような昔のアイドルのポスターのほか、レコードやカセットなど懐かしいアイテムが売られています。

宝探しを楽しむように店内を見てみると、掘出し物に出会えるかもしれません。

レトロな空間での写真撮影も楽しんでみてくださいね。

奥飛騨温泉郷おすすめ観光スポット⑥貴重なランチスポット「つむぎ処 たなごころ」

新平湯温泉に店をかまえる「つむぎ処 たなごころ」。

お昼には種類豊富なランチメニューが揃っています。
どれにしようか悩んだときは、「ボーノポーク味噌焼きプレート」がイチオシ！

岐阜県の銘柄豚 ボーノポークを甘辛の味噌に漬けて焼いた人気メニューです。
グラタン、ご飯、お味噌汁とデザートまでついてボリュームたっぷり！

好きな味を2種類選べる「おにぎりセット」もおすすめです。

あたたかなお味噌汁とおにぎりは間違いない美味しさで、ほっこりとした気持ちに。

奥飛騨温泉郷ではランチタイムに営業しているお店は比較的少なく、貴重なランチスポットです。
ランチにお食事処をお探しの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

今回は1泊2日で巡れる奥飛騨温泉郷のおすすめスポットをご紹介しました。

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