こんにちは。Remiです。
九州の温泉巡りで外せないのが、「おんせん県」大分を代表する泉都、別府。
別府市街には8つの温泉地が点在し、湧出量、源泉数ともに日本随一を誇ります。
そんな別府観光の目玉ももちろん温泉、その名も「地獄めぐり」!!
初めて耳にすると恐ろしい響きですが(笑)、別府に行くからには是非訪れたい温泉スポットです。
ここで言われる「地獄」とは、地下深くから沸々と噴出する熱湯、熱泥、噴気のこと。
別府の「地獄地帯」と呼ばれる鉄輪・亀川エリアは、1000年以上前から100℃前後の熱湯、熱泥、噴気が噴出し
誰も近づく事ができなかったことから「地獄」と呼んでいるんだそう。
「別府地獄めぐり」とは、鉄輪・亀川にある7つの「地獄」を周遊する観光アクティビティです。
地獄めぐりのアクセス、チケットの購入方法
地獄めぐりは、大きく2つのエリアに分かれていて、
鉄輪温泉街にある5つは歩いて移動ができ、亀川の2つへは車での移動が主流。
(画像:べっぷ地獄めぐりHPより)
8つ全てめぐると 最低でも2〜3時間はかかると思っておいた方が良いです。
JR別府駅からは地獄を周遊する観光バスが出ています。
(画像:亀の井バスHPより)
また、地獄をめぐるなら、お得な共通観覧券がおすすめ!!
通常、一カ所あたり400円がかかる観覧券が、
山地獄を除いた7カ所のチケットが大人一冊2000円で2日間有効です。
(2016年12月現在。以前は8カ所だったようですが大人の事情でしょうか…)
チケット、共通観覧券は各地獄の窓口で販売しています。
それではいざ地獄めぐりへ!!
迫力満点!別府の地熱パワーを体感!!
1. 海地獄《国指定名勝》
日本庭園のような大池を抜け、湯気の方へ向かうと、
一面の湯気!
湯気の先には、鮮やかなコバルト物ーの池。
海のように青く神秘的な様子は地獄とはほど遠く感じますが、
湯温98℃、深さ200mを越える正真正銘の「地獄」です。
1200年前の鶴見岳の爆発によってできたと言われています。
2. 鬼石坊主地獄
私の中で最もユニークな地獄がこちら。
敷地内には沢山の灰色の粘土質の池のような熱泥があり、
これが沸騰し、「ボコッ、ボコッ」という音と共に大小の球状の気泡が現れるのですが、
その泡が坊主頭に似ていることから名付けられたこの地獄。(鬼石は地名。)
そう言われて見ていると、坊主頭がモグラたたきのように順番に出てくる様が面白い!笑
気泡はすぐに割れてしまうので、良いタイミングで坊主頭の写真が撮れたときの喜びはひとしおです。
3. かまど地獄
エンターテイメント性の高い地獄がこちら。
1丁目〜6丁目に分かれており、大小・カラフルな地獄を楽しむことができます。
中でも、5丁目の大きな池のような地獄は、神秘的なブルー。
スタッフの方が、実演で煙草の煙を使って地獄に大きな湯気を湧かせる技を披露しており、
まるで魔法のようなパフォーマンスに拍手喝采でした!
そして、これぞ地獄!というイメージ通りの赤い地獄も登場!
また、足湯や蒸気を吸入できるのど・肌の湯など、体験スポットも沢山あるので是非試してみて下さい♪