Remi(代表・編集長)

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【LOVETABI代表】 主なテーマ:温泉、ビーチリゾート、子連れ旅

シチリア料理の技法と沖縄食材の融合を楽しめる「星のや沖縄」のダイニング

「星のや沖縄」での食事はレストラン(ダイニング)・客室(土間ダイニング)・カフェ(バンタカフェ)の3つのロケーションから選べます。

 

2泊3日の滞在でバラエティ豊かなダイニングを満喫したので、ロケーションごとにご紹介します。

 

まず1つ目は、「星のや沖縄」のダイニング。

高さ5mの開放的な空間は、海のすぐそばにありながらあえて窓をあまり配置せず、その洗練された空間やこだわりの食器を食事とともに堪能できるような造りになっています。

 

「琉球シチリアーナ」(15,730円/名)

星のや沖縄のダイニングのコンセプトは、「琉球シチリアーナ」。

イタリアのシチリア島と沖縄は、温暖な気候で美しい海に囲まれており、本土にはない独自の食文化を築いている点など類似点が多いことから、沖縄の食材をシチリアの料理法で組み合わせることで新たな魅力を引き出すよう考案されたものです。

 

 

海老と茄子の前菜

冷たい前菜は、車海老の弾力のある食感とクリーミーな茄子のピュレ、海ぶどうの弾ける食感と、様々な食感を楽しむ一皿。

 

パネッレ

シチリア島の郷土料理であるヒヨコマメの粉を練って揚げたスナック。

アオサを加えて沖縄らしいアレンジも楽しめます。

 

豚肉とパイナップルの温かい前菜

シチリアで親しまれる小葱を豚肉で包んで焼いたストリートフードを、沖縄の代表する食材である島らっきょうやパイナップル、ゴーヤ、たんかんを使ってアレンジしたもの。

 

ストゥッツィキーニ

琉球王朝時代の宮廷料理スタイルの前菜の盛り合わせ。

鮮やかな焼き物の器の中に、一口サイズの料理をちりばめた華やかなおもてなし料理です。

シチリアの郷土料理を沖縄を代表する食材でアレンジを加えた品々は、新しい出会い。

 

グルクンと旬野菜のスパゲッティ

スズキ目の一種である沖縄の県魚「グルクン」を昆布締めにし、シチリアのふりかけと言われる魚醤やオレンジの皮を合わせた「モッリーカ」をかけたパスタ。

 

カジキマグロのパステッラ

沖縄・シチリアでよく食べられるカジキマグロに衣を付けて揚げたシチリアの郷土料理風の一品。

 

牛フィレ肉の塩釜焼き

月桃の葉の上に塩釜の状態でテーブルに運ばれ、釜割り体験もさせてもらえるエンターテイメント性のある一品。

 

月桃の甘い香りと卵黄と味噌のソースでコクのある味付けを楽しみます。

 

黒糖とパッションフルーツの小さなデザート

イタリア風プリンにパイナップルやパッションフルーツを乗せ、島豆腐アイスでフルーツの酸味をまろやかにします。

 

マンゴーのトルタ

セミフレッドの上に敷いたスライスマンゴーに、泡盛が香るふわふわの泡をのせてエディブルフラワーを散らした見た目も華やかなデザート。

仕上げにマンゴーとたんかんのソースをかけ、マンゴーの濃厚な甘みを楽しめます。

 

シチリアの料理法で沖縄の食材の魅力を引き出す「琉球シチリアーナ」を堪能しました。

 

「星のや沖縄」ダイニングの選べる朝食(4,235円/名)

「星のや沖縄」のダイニングの朝食は琉球・シチリアの2種類から選べる朝食。

まずは、目覚めのドリンクとして、カウンターにあるフルーツジュースを選んでいただきます。

 

琉球朝食

マース煮、ゆし豆腐、ラフテー、だし巻き卵、ジューシー、味噌汁など沖縄の滋味あふれる料理を楽しめる朝食。

 

沖縄の希少山菜「オオタニワタリ」やゼンマイ、ゴーヤなどの島野菜にジーマミードレッシングをかけた琉球サラダは、野菜本来の旨味を楽しめます。

 

シチリア朝食

フリッタータとポーチドエッグ、温野菜、ソーセージ、スープ、ヨーグルトやフルーツを合わせた洋朝食。

 

シチリアの郷土料理であるオレンジのサラダや種類豊富な焼きたてパンでお腹を充します。

 

客室の土間ダイニングで気ままに楽しむインルームダイニング

 

好きなタイミングで出来立ての本格料理をいただく「ギャザリングサービス」

シェフが下ごしらえをした料理が客室に届き、好きなタイミングで自分で仕上げる、新しい形のダイニングサービス。

30種類以上の豊富なメニューからアラカルトスタイルで選び、土間ダイニングの調理家電で仕上げて、出来立て料理を食べられます。

 

事前に予約しておけば、客室に不在でも冷蔵庫に食材がセッティングされます。

 

それぞれの器や鍋に下ごしらえされた料理が入っているので、仕上げと言っても、ほぼ温めるだけ!

 

一つ一つのメニューの仕上げ方や時間の目安などが丁寧に書かれており、スマホでQRコードを読めば、動画での説明まであるという親切なサービスで、間違い知らず!

 

盛り付けなども初めからほとんどできているので、そのまま電気コンロで温めるだけという、料理が苦手でも簡単にできるシンプルな仕上げ方法。

鍋で調理したものは鍋のまま食卓に出して、シェアしていただきます。

食器やカトラリーも揃っているので、まるでレストランのような食卓が完成!

もちろん出来立ての味はレストランさながらで素晴らしく、余った分は冷蔵庫に入れておき、食べるときに温めなおすことができるので、とにかく自由なスタイルで楽しめるのが魅力。

 

一つ一つサーブしてもらうレストランも良いですが、自由気ままにプライベートな団欒食事を楽しめるギャザリングサービスは、暮らしのような滞在にこだわった「星のや沖縄」ならではのサービスです。

 

インルームダイニング朝食(4,235円/名)

土間ダイニングで楽しむインルームダイニング。

和洋2種類から選び、目覚めのドリンクとともにお重に入った状態で届きます。

和朝食

沖縄の県魚グルクンの焼き魚、季節のサラダ、アーサーのだし巻き卵、ラフテーなどの小鉢各種をご飯やお味噌汁とともにいただきます。

ご飯はお櫃で運ばれるので、お代わりも自由です。

洋朝食

島豚ソーセージ、スクランブルエッグ、季節のサラダに4種のパンやスープ、ヨーグルト、フルーツなどが入っています。

 

インルーム朝食はゆっくりプライベートな朝食を楽しみたい方、お子さん連れの方などにおすすめです。

 

隣接する国内最大級の海カフェ「星野リゾート バンタカフェ」

3つ目のロケーションは、「星のや沖縄」に隣接する「バンタカフェ」。

入江に沿うような崖の上に立ち、自然の地形を生かした様々なロケーションで絶景とともに軽食やドリンクを楽しむことができます。

 

オーダーと受け取りはこちらのカフェカウンターで行います。

朝食からサンセットタイムのアペリティフまで幅広く利用でき、ピザトーストやチキンウィングなどのカジュアルに楽しめるカフェフードに、海に映えるドリンクやスイーツがいただけます。

 

水平線を望む「海辺のテラス」は、オーシャンビューを楽しむ特等席!

屋根付きの座敷スタイルで、暑さを避けてくつろぎながら過ごすことができます。

 

他にも、緑に囲まれた「岩場のテラス」、海を見下ろす「大屋根デッキ」、屋内でくつろげる「ごろごろラウンジ」など好きな場所で楽しめます。

 

 

人気メニューを選んでみました!

ぶくぶくジュレソーダ(1,000円)

うちなーピザトースト(900円)

 

タンカンチキンウィング(900円)

 

ポークたまごおにぎり(700円)、フライドポテト(700円)

 

絶景を望み海風を感じながら非日常なカフェタイムを楽しめます。

 

星のや沖縄の贅沢な空間で、海を眺める暮らしを満喫しよう

「星のや沖縄」はどこにいても海を感じることができ、沖縄のゆっくりとした時間の流れやユニークな食体験ができる唯一無二のリゾートでした。

 

次の記事では、星のや沖縄で体験できる特別な体験・アクティビティをご紹介します!

乗馬やスパ、文化体験など盛りだくさんの内容になります。

 

 

星のや沖縄
住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474
TEL:0570-073-066( 予約受付 9:30〜18:00 )

 

取材協力:星野リゾート

 

Remi @ Okinawa

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