こんにちは、SEICAです。

2021年の12月にアメリカ・ロサンゼルスへ渡航してきました。

 

コロナウイルスの感染が拡大し出してから早2年。しばらく海外旅行へ行かれてないという人も多いのではないでしょうか?

 

2021年にワクチン接種が進んでからは、欧米を中心に観光目的での海外渡航者の受け入れの規定を緩和しています。

 

「2022年は、海外旅行をしたい!」と考えている皆さんのために、アメリカ渡航の経験談や、コロナ禍の渡航で注意すべき点をご紹介します!

 

※2021年12月時点の情報です。ご自身の渡航の際は、最新情報をご確認ください。

コロナ禍のアメリカ渡航の流れ

コロナ禍のアメリカ渡航では、コロナ前にはなかった手続きや、書類の記入がいくつか必要になります。旅慣れていても、初めてのコロナ禍の海外渡航となるとかなり不安も多かったです。

 

不備や、手続き漏れがないようにしっかりと事前に準備をするようにしましょう。

1.航空券予約
2.滞在先予約
3.ESTA申請
4.ワクチンパスポート申請(ない場合は現地到着後に強制隔離)
5.指定期間以内にPCR検査受診
6.宣誓書記入
7.飛行機搭乗
8.入国審査(30分〜1時間)

※コロナ前の渡航と変更のある内容を赤字で記しています。

 

渡航条件や、入国の流れは、コロナウイルスの感染状況によって日々変更があります。渡航予定を決めてから渡航条件が変更になるという可能性もあるので、必ずアメリカ大使館や厚生労働省のHPを自身で確認するようにしましょう。

コロナ禍のアメリカ渡航に必要な書類

コロナ前の渡航より必要な書類が多いので注意が必要です。アメリカ渡航の場合は、航空会社のチェックインカウンターにて、飛行機搭乗前に必須書類の確認があります。

 

書類が揃っていないと、飛行機に乗れない可能性もあるので、事前の準備はぬかりなく。普段よりも余裕を持って空港に到着するようにしましょう。

1.パスポート
2.ESTA
3.ワクチンパスポート
4.PCR検査陰性証明
5.宣誓書

 

2021/11/08より、アメリカでは、ワクチン接種者向けに全世界からの観光目的での渡航規制を緩和しており、「ワクチンパスポート」と「指定期間以内に受けたPCR検査の陰性証明」があれば、到着後の隔離が免除されます。

 

有効なPCR検査の期間は、コロナウイルスの感染状況によって異なるので、ご自身で最新情報を確認するようにしてください。

 

アメリカではレストランやファストフードなど店内飲食の際や、大型イベントやコンサート会場への入場の際に、ワクチンパスポートの提示を求められます。

 

スターバックスのようなカフェの利用にもワクチンパスポートの提示が必須なので、観光での渡航の際にはワクチンパスポートがないとかなり不便でしょう。

コロナ禍の日本帰国の流れ

私が今回、コロナ禍にアメリカへ旅行をした中で1番手間がかかったのは、日本への帰国です。母国への帰国なので、アメリカへ渡航するよりも簡単なイメージがあるかもしれませんが通常の3倍以上は手間と時間がかかります。

 

今回、オミクロン株の水際対策の影響で、帰国してからの3日間は、政府指定ホテルで隔離をしました。その様子も併せて紹介していきます。

1.指定時間以内にPCR検査を受診
2.質問票のWEB登録
3.「My SOS」のダウンロード
4.「Cocoa」のダウンロード
5.飛行機搭乗
6.契約書の記入(機内で配布あり)
7.関税書類の記入(機内で配布あり)
8,日本到着
9,入国書類・滞在場所確認書類記入
10.検疫検査
11.「My SOS」の利用案内
12.自主隔離・強制隔離についての説明
13.検疫検査の結果待ち(1時間半〜6時間)
14.ホテル移動待機(30分〜)
15.入国審査
16.預け荷物受け取り
17.関税申請

 

政府指定ホテルでの強制隔離がない場合には、空港で解散後、各自自主隔離の場所に移動することになります。私は今回、政府指定のホテルでの隔離の対象だったため、空港からそのまま専用のバスでホテルまで移動しました。

 

飛行機が到着してから関税申請を終えるまで私の場合は5時間かかりました。同じ日の午後に到着した友人は9時間かかったというような話も聞いたので、時間がかかるのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

飛行機到着から、ホテル移動、または空港で解散になるまでは、完全に団体行動になるので、ご飯を買いに行ったり飲み物を調達するのも難しい状況なので注意してください。

 

自動販売機も、待合室に1つあったくらいなので、必要な場合は飛行機に搭乗する前に空港で調達しておくと安心です。

コロナ禍の日本帰国に必要な書類

日本帰国時に必要な書類は、渡航先の空港のチェックインカウンターにて所持しているかを確認されました。

 

スマホでダウンロードが必要なアプリなどもあるので事前に確認しておくとスムーズでした。

1.PCR検査陰性証明
2.質問票のWEB登録時に表示されるQRコード
3.「My SOS」のアプリ
4.「Cocoa」のアプリ
5.契約書の記入(機内で配布あり)
6.関税書類の記入(機内で配布あり)
 
日本帰国時には、自主隔離中の案内やアプリの利用方法などをはじめとした書類などをかなりたくさん渡されました。

アプリの利用方法などは、かなり丁寧に説明してもらえるのでスマホの操作が不安な人も安心できると思います。

日本帰国の際政府指定施設での強制隔離レポート

今回政府指定のホテルで3日間の強制隔離をしてきました。到着のタイミングなどによってホテルの場所は異なるようですが、私は「横浜アパホテル&リゾート」に滞在しました。

 

決して広いとは言えない部屋ですが、窓からの眺めもよく「横浜赤レンガ倉庫」を臨め、アメニティなども通常の宿泊通りと、無料の宿泊施設としては十分過ぎる条件でした。(非常にありがたかったです)

食事は、朝昼夕の3食が時間ごとに配膳されます。かなり大きなホテルなので配膳に時間がかかるのか、自分の部屋に届いてから、配膳完了のアナウンスがあるまで時差があることもありました。

 

お弁当の内容は宿泊施設によって違うようですが、私の宿泊先ではこんな感じでした。

20代女性の私には、量はちょうど良く、好き嫌いもない方なので毎日美味しくいただきました。電子レンジなどはないので冷たいお弁当ですが、無料での提供と思えば文句は言えないでしょう。

 

毎日メニューも違ったので、飽きずにいただくことができました。

コロナ禍のアメリカ渡航の注意点

コロナ前に比べて用意しなくてはいけない書類も、必須の手続きも多いコロナ禍の海外渡航。実際に渡航をする際に気をつけるべき注意点について紹介します。

直行便・変更可能便の予約がおすすめ

ウイルス感染対策で、日々刻々と渡航規制の条件が変わるコロナ禍の渡航では、予約変更が可能な便の予約がおすすめです。さらに、渡航の規制は、国ごとで大きく異なるため、国を跨ぐ乗り継ぎなどは避け、なるべく直行便を利用するようにした方が安心です。

 

実際に私は、今回アメリカ滞在後にドイツに滞在してから日本への帰国予定で航空便を予約していましたが、オミクロン株の流行により、ヨーロッパでの感染者が急増し、ドイツへの滞在を断念しました。

 

国によっては乗り換えでの経由に関しても、渡航規制をしている場合もあるので、日本からの入国が可能な場合でも、経由先の国からの渡航が制限されている場合、最終目的地への渡航ができないということになりかねません。

 

旅慣れている人だと、格安で利用できる経由便を利用するという人も多いかもしれませんが、コロナ禍での海外渡航の際には、なるべくシンプルで変更が効きやすい航空券の予約をおすすめします。

渡航中も常に最新情報の確認が必須

コロナ禍の海外渡航の際には、旅行中も気が抜けません。日々刻々と状況が変化するので、帰国時の入国規制や、滞在先の感染状況や感染対策については日々確認が必要です。

 

実際に、私が今回アメリカへ渡航した2021年11月末〜12月の上旬も、丁度オミクロン株の流行が始まった時期でした。渡航した時点では、オミクロン株の存在は明らかになっていませんでしたが、現地滞在3日目くらいから一気に状況が変化し、各国の政府が水際対策を強化したため、日本の帰国時にも強制隔離の対応になりました。

 

渡航できたから安心ではなく、帰国するまで不安がなくならないのがコロナ禍の海外渡航です。無事に帰国するためにも最新の情報を確認するようにしましょう。

万が一に備えてサポートの手厚い海外旅行保険を利用

普段の海外渡航では、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用している人も多いのではないでしょうか?

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険でも、コロナウイルス感染症関連の治療を保証がされるものもあるようですが、上限が300万円前後に限定されているものが多いようです。

 

アメリカなどでは、社会保険の制度が整っておらず、国民でも個人的に保険の契約をしなければいけないのが一般的で、医療費もかなり高額なことで知られています。

 

日本からの渡航中に現地でウイルス感染してしまい、万が一入院…ということになっても保証がされるような手厚い海外旅行保険に加入しておくと安心して渡航できるでしょう。

 

2022年は、久しぶりの海外旅行をしたいという人も多いと思うので、コロナ禍ならではの海外渡航の注意点について押さえた上で、安心・安全な旅行を楽しんでください♪

 

SEICA @U.S.A




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