こんにちは。
今回は南米編、エクアドルにあるガラパゴス諸島について紹介したいと思います。
目次
進化を続ける島、ガラパゴス諸島とは?
エクアドルという国名は、赤道という意味の英単語Equaterから由来している名前のようです。
その名の通り、赤道直下にあります。
南米大陸の左上にあるのですが、そのエクアドル本土からさらに西に1000km離れたところにある
ガラパゴス諸島についてご案内します。
ダーウィンが180年前に上陸した「進化論」の島へ
「種の起原」を書いたイギリスの博物学者ダーウィンが、その進化論の着想を得たことでも有名なガラパゴス諸島。
1835年にここを訪れた彼は、同じ生物でも生きる環境によって身体の特徴が異なり、環境に合わせて変わっていくことに気づいたのです。
ガラパゴス諸島は、そのロケーションから天敵となる大型ほ乳類がいなかったことにより、独自の生態系が成立し守られてきました。
現在ではその生態系を守るためにも、
世界遺産に登録され保護されています。
今もなお進化を続けるガラパゴス諸島では、保護と同時に観光地化も進んでおり世界中から観光客が集まります。
日本からエクアドルへのアクセス方法
画像:2015Google INEGI, Inav / Geosistemas SRLより
まずはアクセスですが、日本からエクアドルに行く際、直行便はないので、多くの場合アメリカ経由で行きます。
アメリカからエクアドルに飛ぶ飛行機もありますが、便数が少ないので、より便数が多いブラジル、ペルー経由で行くケースが多いです。
日本から全てパッケージになっているツアーは大体40万円後半~60万円台の事が多いのですが、アメリカまで飛行機を取って、そこから個人手配した方がたいてい安くなります。
これについては「南米旅行プランニングのコツ」にて別途紹介します。
エクアドル内では、グアヤキルという都市がガラパゴス諸島への玄関となっています。
他にもキトから飛行機が飛んでいますが、グアヤキルからが一番安いです。
運行している航空会社はアエロガル(Aerogal)航空と、タメ航空(TAME)のみ。
到着地はサンクリストバル島、バルトラ島の2つがあります。
島に到着すると、入島料$100を払います(USDの現金のみ)。
また、諸島内を観光する上で、現地のナチュラリストという資格を持ったガイドの同伴が義務付けられています。
その分ツアー料金も物価対比で高いですが、これらのお金はガラパゴスの自然を守る為に利用されています。
画像:2015Google INEGI, Inav / Geosistemas SRLより
バルトラ島はこのサンタクルス島の上にある小さい島です。
サンクリストバル島は1835年にあの進化論のダーウィンが最初に上陸した島で、
街中にはダーウィンの銅像も立っています。
クルージングツアーでガラパゴス諸島の島巡り旅へ!
ガラパゴス諸島の観光方法は、スタイルがほぼ2パターンに決まっています。
①ホテル中心+日帰りのクルーズツアー
主にサンタクルス、イサベラ、サンクリストバル、フロレアナのホテルに宿泊し、毎日日帰りのツアーで色々な島に移動する。
ホテルなので宿泊環境が良い、船酔いリスクもないというメリットがある一方で、
移動出来る範囲・回ることができる島の数にも限界があります。
②ずっとクルーズツアーで回る
船のランクにより小型・中型ボートから、大きな豪華客船のようなものまであり、大体3泊4日か、4泊5日、もしくは7泊8日の3つの日程が多くなっています。
クルーズツアーの場合、夜の間に次の目的地周辺まで移動してくれるので、観光できる範囲がグッと広がります。
一方で、船酔いがキツい方にはなかなか厳しい環境かもしれません。
大型の船ではあまり揺れませんが、一度に100人もの観光客と共に行動するのは待ち時間が多くなるというデメリットもあります。
当時学生だった僕が行った時は、一番安いツアーにした為、3泊4日、食事・観光・宿泊全部込みで7万円ほどでした。
世界中からガラパゴスに来たバックパッカーの人達と旅を共にします。
この時は、ドイツ人のバックパッカー、イギリスからハネムーンで来たカップル、
エクアドル国内からのカップル、アルゼンチンからのバックパッカー2人組など計14人で同じツアーでした。
ガイドにもランクがあり、(Ⅰ)スペイン語のみの人、(Ⅱ)スペイン語/英語両方話せる人、(Ⅲ)スペイン語/英語+もう1ヶ国語話せて、
生物学など大学で専攻していた人、とランクが上がるにつれて値段が上がります。
僕はもちろん一番安い(Ⅰ)を選び、当時は旅のスペイン語くらいしかできなかった為、
他の参加者に都度都度スペイン語→英語の通訳をしてもらい、話を聞かせてもらいました。
船には毎日、このようなスケジュールが張り出され、朝食時に簡単なミーティングをします。