こんにちは。
今回は南米ベネズエラにある秘境、
エンジェルフォールの紹介をしたいと思います。
目次
ベネズエラにあるエンジェルフォールは国土の半分以上を占める秘境の地?
ベネズエラは南米大陸のちょうど北部にあり、南米の中でも特に自然の宝庫と言われている国です。
南米ではあるものの、ニューヨークから4時間程度のフライトで行くことができる場所でもあるのです。
(そのため、アメリカ東海岸滞在中の方のバケーションにおススメです)
ベネズエラの中でも、国土の半分以上を占めるギアナ高地(Escudo guayanés)にある
エンジェルフォール(Angel Falls)に焦点を当てていきます。
大昔この南米大陸は、アフリカ大陸、インド大陸、南極大陸、オーストラリア、アラビア半島など含んだ
ゴンドワナ大陸という大きな大陸の一部だったと考えられています。
その大陸が6億年前に分裂した時に、
回転軸の部分になったと言われているのが、この南米大陸のまさにギアナ高地でした。
且つギアナ高地には、テーブルマウンテンという特殊な計上の山地になっており、
広大な土地を垂直に切ったような形状で回りの環境と隔離されています。
また、大昔から進化していない独自の生態系(原始動物、原始植物)があることでも知られています。
植物の約75%がこの土地にしかない固有種だとか。
ギアナ高地の中のエンジェルフォールズがあるロライマ山(Monte Roraima)も
ベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの三つの国境にまたがるテーブルマウンテンで、
平らな頂上の面積は東京ドーム5000個分もあるそうです。
また、ここはコナン・ドイルの小説『ロスト・ワールド』の舞台にもなっており、
人の手が及ばない、神秘的な大自然が残る場所になっています。
このロライマ山やエンジェルフォールを含むカナイマ国立公園(Canaima National Park)は
世界遺産(自然遺産)として登録されており、未だに人類未踏の場所が点在し、『世界最後の秘境』といわれています。
ちなみにエンジェルフォールは、直訳の「天使の滝」という意味ではなく、
アメリカ人の探検飛行家エンジェルさん(ジミー・エンジェル)が世界に広めたことに由来して、
「エンジェルさんの滝」という意味になります。ご参考まで(笑)
ベネズエラへはアメリカ経由がオススメ!エンジェルフォールまでの行程
この時はニューヨークに滞在していたので、
ニューヨークから途中アルバを経由してベネズエラのフライトで
合計4時間ほどで着きました。(しかも片道400ドルほど)
旅行代理店の手数料がのってしまわないよう、
日本からアメリカ東海岸までのフライトを取って、
そこからベネズエラまでのフライトを別々で手配することをおススメします。
途中経由したアルバ(Aruba)は、
アメリカ人にとってはバカンスの地のようで、とてもキレイな海、ビーチが広がっていました。
ビーチリゾート感満載!
この青空と同化するような水色の国旗がアルバのものです。
アルバを経て、1時間ほどのフライトでベネズエラに到着です。
首都カラカス(Caracas)から入国しました。
(カラカスの治安は南米トップクラスで悪いので、訪れる際は細心の注意を払ってください)
カラカスに着いて、そのまま国内線のターミナルに移動し、
ギアナ高地への玄関口とも言われるプエルトオルダス(Puerto Ordaz)という町に向かいました。
たいてい、エンジェルフォールズがあるカナイマ国立公園(ギニア高地内)へは
プエルトオルダスか、サンタ・エレナ・デ・ウアイレン(Santa Elena de Uairén)という町を経由します。
プエルトオルダスの方が便数が多いのでおススメです。
この小さなプロペラ機に乗ってカナイマ国立公園まで飛びます。
1人で座っていたら、「景色がすごいから、ここ(コクピットの後ろ)に座ってな」と声をかけてもらい、
コクピットからの景色を堪能!
カナイマの飛行場は学校の校庭くらいの広さで、
小さな売店と休憩スペースがあり、そこで多くのツアー参加者と待ち合わせをします。
原住民の方もこんな格好で出迎えてくれました。(記念にTシャツにサインをしてもらいました(笑))