こんにちは、AYANAです。
2022年9月、コスタクルーズの新造船『コスタ トスカーナ』の取材で、ヨーロッパクルーズツアーに参加してきました!
5泊6日で、クルーズのアクティビティや寄港地での観光など、盛り沢山な内容を体験したので、4つの記事に分けて紹介しています。第3弾は、寄港地での過ごし方について。
今回はイタリア・サボナから乗船し、ローマ・ナポリ・イビサに寄港、その後バレンシアで下船しました。ローマの観光はコスタクルーズの提供するオプショナルツアーを利用し、ナポリとイビサは個人で楽しみました。
目次
寄港地観光を手助け! コスタクルーズのオプショナルツアー「MY TOURS」
クルーズ旅行では、寄港地観光も楽しみの一つですよね。寄港地で観光を楽しむには、クルーズ会社が提供するオプショナルツアーに申し込むか個人で巡るかの2択。楽なのは前者のオプショナルツアーへの申込みです。
コスタ トスカーナには「MY TOURS」というオプショナルツアー専用のデスクがありました。デスクでは、スタッフの方に相談しながら予約ができる他、24時間営業しているモニターから申し込むこともできます。乗船前に予約したい場合は、コスタクルーズのアプリ&公式サイト「MyCosta」から可能です。
オプショナルツアーは各言語で催行されます。イタリア語、英語、スペイン語でのツアーがほとんどで、自分が参加したいツアーが言語対応しているか調べる必要があります。
私が乗船したタイミングでは、日本人客がいなかったこともあり、日本語での開催ツアーはありませんでした。
ツアーガイドと一緒に
クルーズ船が停まるのは大きな港なので、観光地まで遠かったりするんですよね。今回の寄港地のローマは、ローマと言えどチビタベッキアという街で、トレビの泉などがあるローマ中心部には電車で1時間以上。
出港時間が決まっているので、時間に遅れると船に乗れずにおいていかれちゃう。イタリアの電車は結構遅れるらしい……ということで、ローマの街まで連れて行ってくれる簡易オプショナルツアーを申し込みました。ツアー参加者は、仮に出港時間に間に合わなくてもおいていかれることはないそうです!
クルーズ船からチビタベッキアの駅〜電車〜ローマの集合場所まで、スタッフの方が連れて行ってくれる英語のツアー。集合場所までは、街並みを説明しながら向かってくれます。
帰りの電車がちょっと遅れたのですが、不安な気持ちにならずにクルーズまで戻って来れました。参加者の方とも仲良くなれて、楽しい体験でした。
他にも「ナショナルジオグラフィックのフォトグラファーガイドと行くローマツアー」や「ミケランジェロの秘密を探すツアー」など、気になるツアーがたくさんありました。
往復の送迎バスのみ利用
イビサでは、クルーズ〜イビサ中心地を結ぶシャトルバスのみのツアーを申し込みました。最初は歩いてイビサ市内に向かおうと思ってたのですが、調べてみるととても歩きじゃ無理。タクシーも港には来ないようだったので、シャトルバスを。
スペイン語は何を言っているか全くわからなかったので、ツアーを利用して正解でした。
コスタ トスカーナの寄港地① イタリア・ローマ(チビタベッキア)
チビタベッキアへの入港時間は8:30、出港時間は19:00。ローマ市内まで、往復で3時間の電車移動があるので、約4時間の観光を楽しみました。
集合場所はバチカン市国の広場。ローマには一度行ったことがあったので、トレビの泉やスペイン広場を観光しつつ、ローマ発祥のカルボナーラとジェラートを食べることを目的に、街歩きを楽しみました。
カルボナーラはビブグルマンに掲載されている「Hosteria Grappolo D’Oro」で。濃厚でとてもおいしかったです。
ジェラート店も至るところにあったので、気になったお店に入店。2種類選べて3ユーロでした。
コスタ トスカーナの寄港地② イタリア・ナポリ(サレルノ)
サレルノへの入港時間は7:00、出港時間は19:00。ナポリ市内やアマルフィ海岸まで行くには1時間以上の移動が必要だったので、サレルノと隣町「ヴィエトリ・スル・マーレ」で約3時間の観光を楽しみました。
ヴィエトリ・スル・マーレはアマルフィ海岸に位置する小さな街。陶器の町として知られており、カラフルで可愛らしい絵が描かれた陶器がたくさん並びます。
普段の海外旅行だと有名な都市に行くことが多いですが、新たな出会いがあるのもクルーズ旅行の面白いところですよね。素敵な街だったので、今回訪れた寄港地の中で一番思い出に残っていっます。
ランチはナポリピッツァを! 賑わっていた「Salerno Centro Pizzeria Gourmet」というお店に入ったのですが、おいしくてコスパもよく、当たりでした。
出港時間まで時間はありましたが、クルーズの施設を楽しみたかったので、少し早めに戻ってプールサイドでのんびりと過ごしました。
コスタ トスカーナの寄港地③ スペイン・イビサ
イビサへの入港時間は12:00、出港時間は23:00。船でのんびり過ごしてから、約4時間イビサ観光を楽しみました。
イビサは船が着いた場所から、シャトルバスに乗って市内中心部へと向かいました。イビサは入港/出港ともに他の都市より遅いのですが、ナイトライフが充実しているので、夜遅くまで観光を楽しんでいる人もいました。
イビサタウンにある、旧市街「ダルト・ビラ」。世界遺産にも登録されていて、入り組んだ路地の途中にカラフルな街並みが現れます。この記事、冒頭で使っている真っ白な背景の写真もここで撮ったもの。フォトジェニックな場所がたくさんあるので、散策が楽しかったです。
スペインと言えば、パエリアとサングリアは外せないですよね! 遅めのランチに「Meson El Gallego」で絶品パエリアを味わいました。ローカルに人気なようで、平日なのにほぼ満席。私達は事前に電話予約して行ったのですが、予約せずに来て断られている人もいました。
サングリアもドーンと、やってきます。グラスでの注文ができなくて500ml〜とのこと。フルーティーで飲みやすく、グイグイ飲んじゃいました。
コスタ トスカーナの寄港地観光は、オプショナルツアー利用が便利!
オプショナルツアーの利用と個人散策、どちらも試してみて、断然楽だったのはオプショナルツアーでした。日本語や英語が通じる都市では、個人散策でも問題ないと思うのですが、言語がわからない都市ではオプショナルツアーを利用したほうがストレスなくスムーズに楽しめます。
丸1日観光するツアーの他にも、半日ツアーもあります。更に、ただの観光だけじゃない“コスタオリジナル”なツアーもあるので、唯一無二の体験もできるはず……!
コスタクルーズでは、各寄港地の滞在時間を10時間以上に設定しているため、ゆったりと観光できるのも魅力。オプショナルツアーを利用することで、観光に費やす時間も伸びます。
次回はクルーズ乗船から下船まで、コスタ トスカーナでのクルーズ旅行の流れをご紹介します。お楽しみに。
取材協力:Costa Crociere S.p.A.
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