AYANA/加藤あやな

AYANA/加藤あやな

【フリーランスのライター/エディター】 主なテーマ:リゾート・夫婦旅・コスパ旅

こんにちは、AYANAです。

 

2022年9月、コスタクルーズの新造船『コスタ トスカーナ』の取材で、ヨーロッパクルーズツアーに参加してきました!

 

5泊6日で、クルーズのアクティビティや寄港地での観光など、盛り沢山な内容を体験したので、4つの記事に分けてご紹介します。最後の記事は、準備から下船の流れについて解説していきます。

 

イタリア生まれのクルーズ船、コスタクルーズのコンセプトは「海の上のイタリア」。太陽と海、エンターテイメントを感じる陽気なムードに包まれた船です。エーゲ海、地中海を中心にアジアやカリブ海も就航。リーズナブルな料金とイタリアンスタイルの食事、カジュアルな雰囲気で初めてのクルーズ旅行にもおすすめです。

 

コスタ トスカーナ乗船前に準備すること

コスタクルーズの予約が完了すると、「myCosta」というサイトから、ウェブチェックインやオプショナルツアーの予約、ドリンクパッケージの購入などができるようになります。

 

寄港地での入港/出港時間なども書いてあるので、寄港地でのスケジュールを事前に立てることも可能。

 

クルーズ乗船に必要なチケットや荷物タグ、乗船用フォームもここからダウンロードし、忘れずに現地に持っていきます。チケットには乗船日、最終乗船受付時間、客室番号、下船日などの重要な情報を含む、クルーズの概要が記載されています。

アプリ「Costa Cruises」をダウンロード

スマートフォンやタブレットで使えるアプリ「Costa Cruises」も事前ダウンロードして行くのがおすすめ! クルーズの概要をアプリでも確認できます。

 

さらに、海の上ではインターネットが繋がりません。ネットを利用するには有料パッケージに申し込む必要があるのですが、アプリがあれば乗船客同士はチャット内で連絡できます。家族や友達と別の場所で過ごすときなどに特に重宝します。

 

AppStoreやPlayStoreから無料でダウンロードできるので、出発前にダウンロードを忘れずに。

フォーマル対応可能な服装も荷物の中へ

パッキング中に悩むのが、クルーズでの服装。基本的に好きな服を持ち込めばよいのですが、船内では毎晩コース料理のレストランを利用できたり、イベントやパーティーが開催されたりするので、対応できる服を持っていくと、より楽しめます。

 

女性の場合はワンピース、男性の場合は襟付きシャツ(ネクタイは不要)にフル丈のパンツなどがおすすめです。他にもテーマナイトと呼ばれる、白い服を着て参加するホワイトパーティーもありました。

 

私は、寄港地では動きやすさ重視で、パンツスタイルとスニーカー。船内ではワンピースとヒールで過ごすことが多かったです。海外の方は、昼/夜で服装をガラリと変えていたので、思いっきりおしゃれを楽しむのも良いですよね。

海外発着クルーズの場合、自分で乗船地まで向かう必要がある

海外発着クルーズの場合は、自身で乗船する港まで向かう必要があります。(フライ&クルーズパッケージの場合は異なる)今回はコスタクルーズの拠点港、イタリア・サボナ港から出港するコースだったため、サボナへと向かいました。

 

サボナは日本では中々、馴染みのない街だと思いますが……ジェノベーゼ発祥の地・ジェノバの隣の街です。ジェノバからは電車で約1時間の場所にあります。

 

サボナに向かうのに、おすすめのルートは以下の2つ

①飛行機でヨーロッパへ。国内乗り継ぎしてジェノバ空港、その後ジェノバから電車でサボナ駅に向かう

②飛行機でイタリア(ミラノ・トリノ)、フランス(ニース)へ。その後電車でサボナ駅に向かう

 

今回、私が選んだのは日本〜ミラノ〜ミラノ中央駅〜サボナ駅のルート。減便の影響や移動スケジュールを考慮した結果、このルートが一番良いと考えました。

ミラノ・マルペンサ空港には朝到着、それから空港バスに乗ってミラノ中央駅(約1時間)へ。ミラノ中央駅周辺のトラットリアでランチをとり、ミラノ中央駅からサボナまで向かう特急列車に乗りました(約3時間)。

ミラノ〜サボナ間は電車の本数も多く、朝から晩まで運行しているので、朝到着の便でなくても大丈夫です。特急列車の場合は1等か2等を選べますが、おすすめは断然1等。座るスペースも広いので、長時間移動でも苦になりません。

 

車窓からイタリアの街並みを眺めつつ、のんびりと向かいました。サボナに着いたのは16時頃。前泊をし、翌日の出港に向けて準備します。

コスタクルーズの拠点港「サボナ」

コスタクルーズの拠点の港、サボナは長閑な港町で「コロンブスの生家」や、「プリアマ要塞」といった観光地があります。

 

乗船時間は13時だったので、それまで散策して楽しみました。「プリアマ要塞」に登るとコスタ トスカーナが見えました! 写真右の方に見える黄色の煙突が際立つ白い船です。ビルより大きいのが伝わりますか?

サボナで感動したのが、食事のレベルがめちゃくちゃ高かったこと……! ローカルに人気のお店「VINO E FARINATA」に入ったのですが、おいしい上にコスパも良くて最高でした。

クルーズ乗船日の前日は、多くの乗船客が前泊しているのでホテルの予約を早めにとるのはもちろん、ディナーの予約もしておいた方が安心です。ここに入るまでにいくつか目星をつけていたのですが、予約客でいっぱいと断られ、最後の回で滑り込みできました。

イタリア・サボナ港から、コスタ トスカーナに乗船!

乗船時間になったので、クルーズターミナルに向かいます。ダウンロードした荷物タグをスーツケースなどの大きな荷物に取り付け、まずは荷物受付カウンターで荷物を預けます。

 

預けた荷物は、スタッフの方が客室まで持ってきてくれるのですが、時間がかかることもあるので乗船後にすぐ必要なものは手荷物に入れておきましょう。ちなみに、食品や飲食物は原則船内に持っていけないので、パッキングのときに注意が必要です。

荷物を預けた後は、チェックインカウンターへ。パスポートと入出国書類を渡してチェックイン。ここで顔写真を撮影し、クルーズ旅行中に必要なコスタカードを受け取ります。

 

このコスタカードは身分証兼お財布代わりになるので、滞在中は肌身離さず持ち歩きましょう。船内でコスタカードとクレジットカードを紐付けると、コスタカード提示で支払いできます。

手続きが終わったら、早速クルーズ旅行の始まりです!

次ページ:のんびりとリラックスできる「コスタ トスカーナ」の客室




RELATED COLUMN

RELATED SPOT