写真映えも狙える「静岡県富士山世界遺産センター」
「静岡県富士山世界遺産センター」は、世界遺産に登録された富士山の保護・保存・整備のための拠点施設であり、学術調査機能を併せ持つ施設です。
県産富士ヒノキを用いた木格子からなる逆さ富士の外観が特徴的で、富士山麓の湧き水を引いた前面の水盤に映ると「正富士」のように見えるよう設計されています。
館内は北棟・西棟・展示棟から構成されていて、展示棟では四季の富士登山を疑似体験できます。
展示棟の1階から5階は全長193mのらせんスロープ。大迫力のタイムラプスの映像を見ながら進んでいきます。
0合目から富士登山しているような気持ちで5階まで登って行くと……
屋外テラスからドーンと、富士山が目の前に見えました! 展望ホールから屋外テラスはシームレス。窓枠が額縁の役割を担っていて、絵に描いたような富士山を眺められます。
富士山の天気は本当に変わりやすく、この撮影をしている間も雲がかったり、山頂部分が見えなかったりして、中々ドンピシャな写真を撮るのが難しかったのですが……当日中なら再入場できるので、もし見えなくても富士宮市内を散策しながら再挑戦してみてくださいね。
カフェ&ミュージアムショップ
鑑賞後は、1階にある「カフェ&ミュージアムショップ」へ。
富士宮のお茶を使用した「富士山ソフト秋富士」(ほうじ茶)と「富士山ソフト春富士(抹茶)」 各400円。
富士山モチーフのソフトクリーム、爽やかな甘さで疲れた身体を癒やしてくれます。
富士山モチーフのお土産も多数ありました。木格子と同じ県産富士ヒノキでつくったコースターや写真立てもあったので、訪問の記念に買って帰るのも良いですね。
住所:静岡県富士宮市宮町5番12号
富士山と歴史散策を楽しみに、静岡県富士宮市へ
富士宮市は富士山のイメージが強い町でしたが、大河ゆかりの歴史散策も楽しめます。これからの季節は桜、流鏑馬まつり、富士山お山開きとイベントも盛りだくさんなので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
取材協力:富士宮市観光課