こんにちは、Kiwakoです。

 

広島県は海と山に囲まれ、見どころがたくさん！

 

世界遺産である嚴島神社はもちろんのこと、少し足を伸ばすと昔ながらの街並みが広がる西条酒蔵群をはじめ、サイクリングの聖地である尾道、そしてスキー場などもあります。

 

もちろん、お好み焼きや牡蠣など、広島ならではのグルメも盛りだくさん♡

 

今回は、冬の広島へ訪れました。そこで経験したのは、冬から春への移り変わりの季節ならではの広島の楽しみ方！

広島市でのおすすめホテルとともに、春の始まりの広島の魅力をお伝えします。

 

西条酒蔵通りをお散歩！詳しくはこちらの記事をチェック▼

 

 

広島市内に泊まるならおすすめ♡モダンでおしゃれな「ヒルトン広島」

広島市内のホテルのなかでも比較的新しく、洗練された雰囲気がおしゃれな「ヒルトン広島」。

今回の旅ではこちらを滞在先に決めました。

 

広島駅からはバスに乗って約7〜8分。タクシーでも5分ほどの近さというアクセスの良さを誇ります。

 

2022年に開業したということもあり、とても新しくてきれい！

 

1階ロビーは、和モダンな雰囲気で、天井が高く開放感を感じさせます。

心地よい時間が流れる「Flow Lounge」

ロビーには「Flow Lounge」が併設されていて、食事はもちろん、カフェ、アフタヌーンティー、バーとしてさまざまな表情を見せてくれます。

 

「Flow Lounge」という名の通り、川の流れのように心地よい時間が流れ、天井までの大きな窓からは自然光がたっぷりと降り注ぎます。

 

冬の新作スイーツは、なんと野球のボールをモチーフにしたベースボールマカロン（780円・税サ込）♡

広島カープのお膝元らしい、ユニークなデザインがかわいいですよね！

 

他にも、この季節ならではのストロベリータルト（850円・税サ込み）もおすすめです。

 

スイーツはドリンクと一緒にケーキセット（1,200円・税サ込み）にしていただけます。

電源やWi-Fiも完備していて、のんびり作業するにもおすすめの場所。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

 

 

「ヒルトン広島」の美しくも機能的な客室

今回のお部屋はデラックスツインルーム（35m2）。

10階のお部屋だったので、窓の外には広島の山々も望めました。

 

広さ、収納、テーブルなど、滞在に必要なものがしっかり備えられている機能的な設え。

 

それでいて、ベッドのヘッドボードには紅葉があしらわれていて、広島らしいおしゃれなエスプリがそこかしこに。

 

また、女子旅で嬉しいのは完全別なバスルームとパウダールーム。

 

バスルームには深さがしっかりあるバスタブがあって、家のお風呂のようにゆっくりと足を伸ばしてくつろげました。その日の疲れもお風呂に浸かってスッキリです。

広島の朝は早い！早朝より「島田水産」でかきの水揚げ体験へ

冬から春にかけての広島では、この季節ならではの貴重な経験ができます。

 

その一つがかきの水揚げ体験！

広島県内初の試みで、漁師の方と一緒に出航して、かきの水揚げを間近で見られます。

開催期間は10〜5月。まだ寒い早朝から海に出るので大変ですが、漁師の方のお仕事への理解も深まるより良い機会です。

 

6時50分　「島田水産」に集合

集合時間は6時50分。

集合場所の「島田水産」は、JR宮島口駅あるいは広電宮島口駅から徒歩約10分です。

 

広島市内からは朝早いこともあり1時間〜1時間30分ほどかかるので、事前にアクセスを確認しましょう。

 

私は、「ヒルトン広島」からちょうど良い電車がなかったこともあり、広島市内でカーシェアを借りて車で行きました。車での所要時間は約30分！タクシーでのアクセスも可能です。

 

7時 出航！かき水揚げを間近で見学

7時になったら船が出航します。

船は小型の作業船で簡易的な屋根しかありません。真冬の朝は、気温は5度以下になることも……。ダウンやマフラー、手袋、カイロなど寒さ対策を忘れずに。

 

だんだんと明るくなっていく空を見ながら、出航後10分もしないうちに、かきの漁場に到着！目の前でかき筏の水揚げの様子を見学できます。

 

1回に4,000個ほどのかきがびっしり付いたとても迫力のある垂下連が水面から上がってくる様子は圧巻！

漁船まで上げたら、漁師の方がハサミでザクザク切っていきます。

 

漁師の方はこちらの作業を5時30分くらいから行なっているそう！

1回の漁で、200〜300ほどの垂下連を水揚げするそうです。

 

ふと海を覗くと、足元のかき筏にもかきがずらっと並んでいました。

 

これらのかきは、かき打ち場での作業後、「島田水産」のかき小屋でいただけるのはもちろん、加工されたり、全国に発送されたりとするそうです。

 

かきの漁の様子を見たのは私も初めての経験。迫力ある漁のシーン、朝のキーンとした冷たい空気の中で鳴り響くハサミの音などすべてが新鮮な場面でした。

 

7時15分　嚴島神社の海上参拝へ

ここで、かき筏を後にして、嚴島神社の海上参拝へ向かいます。

嚴島神社は古くから海上交通の神様として参拝されていて、昔の人は船旅の際はこのように船に乗って海上参拝に出かけていたそう！古くからの参拝スタイルを経験できる貴重な機会です。

 

私が行ったときはちょうど潮が引いている時間で、すでに鳥居の近くには早朝から参拝に訪れている方もちらほら。

 

私たちはできる限りの近くまで連れて行っていただき、海上から参拝しました。

早朝のほとんど人がいない時間帯に海上参拝できるのも、このかき水揚げ体験の特権です。

 

なお、日によって潮の満ち引きの時間は変わり、嚴島神社にどこまで近づけるのかも違うので、その時その時のお楽しみに♡！

7時30分　「島田水産」で漁師飯を堪能♡

嚴島神社での海上参拝を終えて、「島田水産」に戻ります。

 

戻った後がお楽しみ♡

焼きがきとかき雑炊の漁師飯が待っているのです！

 

普段はたくさんのお客さまで賑わうかき小屋も、この早朝のかき水揚げ体験に参加した人だけで貸切という贅沢な時間。

 

冷えた体に、あつあつの焼きがきとかき雑炊。

体がじんわり温まり、早起きや寒さなんて忘れてしまうほどの至福の朝ごはんの時間に♡

 

お腹も心も満たされたら、現地で解散。

その後はフェリーに乗って宮島に渡り、改めて嚴島神社を参拝するのもよし。広島市内に戻って、市内観光に出かけるもよし。8時くらいに終わるので、その後の1日を自由にスケジュールできるのも嬉しいですね。

 

寒さとの闘いではあるものの、満足度の高い広島でのとっておきの朝活♡！

5月までという季節限定の体験なので、ぜひ冬の広島旅ではかき水揚げ体験で朝の時間を贅沢に、そして有効に過ごしてみては？

 

広島で朝活♡この季節ならではのとっておきの体験を

今回は、「ヒルトン広島」での滞在の様子と、宮島での「かきの水揚げ体験」を中心にレポートしました。

 

朝も早いし、寒いし……と思うかもしれませんが、満足度はかなり高め！

その場で漁を見学し、嚴島神社へ海上参拝し、そして漁師飯を堪能できるなんて、広島旅の醍醐味ではないでしょうか？

 

また、朝活だからこそ、朝に終わってその後の1日が自由に有効に過ごせるのもポイントです。

 

早朝の寒さがあってこそ見られる景色と、堪能できるあつあつの漁師飯。

 

ぜひ、広島旅のアクティビティの一つに加えてみてくださいね♡

 

 

取材協力：広島観光連盟（HIT）、島田水産