Remi(代表)

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【LOVETABI代表】 主なテーマ:中東、ビーチリゾート、子連れ旅

こんにちは、Remiです。

 

島根県の松江、隠岐の島へ癒しと歴史探訪の旅をしてきました。

今回は旅の前半、日本海と宍道湖に囲まれた水の都、松江の1泊2日のモデルプランをご提案。

歴史情緒あふれる城下町の風景と、ゆったりとした島根時間が流れるこの街では、心がほぐれるような癒しの大人旅が叶います。

お城や遊覧船、老舗の絶景宿、そして地元で愛される絶品グルメまで、五感で楽しむ松江旅をご紹介します。

 

 

 

 

1日目ランチ:松江のB級グルメ「カツライス」

松江と言えば出雲そばやしじみ汁が有名ですが、知る人ぞ知る松江の隠れたソウルフードと言われているのが、「カツライス」。

カツライスとは、ワンプレートの皿の中でライスの上にカツがあり、そこにデミグラスソースなど洋風ソースが掛かった、または掛けて食べる料理。

松江市内にはカツライス発祥のお店「西洋軒」を始め、カツライスが食べられるお店がたくさんあります。

地元民に愛されるボリューム満点の和定食「ぼうげつ」

今回訪れたのはハンバーグとカツが有名な地元で親しまれる洋食店「ぼうげつ」。

1975(昭和50)年創業の老舗で、ミグラスソースが自慢のカツライスやハンバーグなどのおかずを選べるボリューム満点のミックスメニューが人気。

 

サクサクのカツと柔らかいハンバーグのミックス定食は相性も抜群。

明るい店主の人柄と、ボリューム満点の美味しい食事で旅のエネルギーをしっかりチャージ。

開店と同時に満席になることも多いため、早めの訪問がおすすめです。

 

ぼうげつ
所在地:島根県松江市母衣町18
アクセス:JR「松江駅」より車で約15分
営業時間:11:30 – 15:00、18:00 – 21:00
定休日:不定休
予算:1,000円~
 

1日目午後:国宝・松江城と遊覧船

松江城と塩見縄手を散策

松江観光の中心「松江城」は、現存12天守の一つで国宝にも指定される貴重な文化財。

場内で城の内部を見て回り、天守閣からの松江を一望できる絶景スポットです。

石垣や堀をぐるりと囲むように広がる城下町「塩見縄手」には武家屋敷や甘味処も点在し、和の風情たっぷりです。

 

国宝 松江城
所在地:島根県松江市殿町1-5
アクセス:松江駅からバスで約10分/徒歩約30分
営業時間:8:30~18:00
定休日:無休
入場料:大人800円、小人400円
滞在目安:60〜90分(散策含む)
 
 

城下町を水上から眺めるスリル満点「堀川遊覧船」

   

お堀を巡る「堀川遊覧船」は、松江の景観を水の上から味わえる人気アクティビティ。

船頭さんのユーモアあるガイド付きで、6つの橋を通過しながら松江城の周辺の街並みをめぐります。

低い橋の下をくぐるときには船の屋根がぐっと下がるというエキサイティングな体験も。

春夏は新緑、秋は紅葉も美しく、季節ごとの楽しみがあります。

 

ぐるっと松江堀川めぐり(堀川遊覧船)
発着:松江堀川ふれあい広場・大手前広場・京店カラコロ広場
営業時間:9:00~17:00(季節により異なる)
定休日:無休(荒天中止あり)
乗船料:大人1600円、中学・高校生1300円、小学生800円
所要時間:約50分

 

1日目ディナー:新鮮な海鮮が揃う回転ずし

「回転すし北海道 学園通り店」

観光の締めくくりは、地元で大人気の回転寿司店「回転すし北海道 学園通り店」へ。

北海道直送のネタに加え、島根県産の新鮮な魚の握りを1皿120円~とリーズナブルのいただける回転寿司は、旅先の気軽な夜ごはんにぴったりです。

宍道湖産のしじみ汁や大山の牧場ソフトクリームなど、特産グルメも堪能できます。

1時間以上待つこともある人気店なので時間にゆとりを持っていくのがおすすめです。

 

回転すし北海道 学園通り店
所在地:島根県松江市学園2丁目25-25
アクセス:松江駅から車で約10分(駐車場有)
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
料金目安:1人あたり2,000〜3,000円
滞在時間の目安:40〜60分

 

海辺の宿にチェックイン

国登録有形文化財「旅館 美保館」

宍道湖から中海沿いへ車を走らせ約40~45分、美保関の港町にある老舗旅館「美保館」へ。

その魅力は、営業中の旅館としては島根県で初めての国登録有形文化財に指定された築120年の歴史ある本館と、新館か美保関港や美保湾、中国山地、秀峰大山を一望する絶景。

 

新館のお部屋は海側と山側に分かれ、海側の部屋からは美保関を眺めて過ごせます。

 

美保湾を望む展望大浴場の他、貸切露天風呂もあります。

美保湾の絶景を独り占めしながら湯舟でくつろぐ夜は、まさにごほうびのような時間。

また、夜の有形文化財にも登録されている本館を散策してみるのもおすすめ。ノスタルジックな細い小路は明治時代にタイムスリップしたような感覚に。

朝食会場としても利用される本館は、当時の重厚で複雑な建築美とインテリアに囲まれた空間で、まるで映画のセットのような異世界に没入できます。

  

旅館  美保館
所在地:島根県松江市美保関町美保関570
アクセス:松江駅から車で約40分/七類港まで車で約15分
客室数:約20室、露天風呂付き部屋あり
料金:1泊2食付き 12,000円/人〜/素泊まりプランあり

 

えびす様の総本宮「美保神社」

美保館に宿泊したら必ず立ち寄りたいのが、徒歩1分でいける美保神社。

出雲大社の大国主の長男であるえびす様の全国の総本社で、島根県の両端にある出雲大社と美保神社を参拝する「両参り」することでさらにご利益があると言われています。

毎日、朝8:30から朝御饌祭、夕は15:30から夕御饌祭と呼ばれる日々のお供えを献上し神恩に感謝する祭典が行われ、自由に拝観が可能です。

 

美保神社
所在地:島根県松江市美保関町美保関608
アクセス:松江駅から車で約40分/七類港まで車で約15分

松江で感じた、和と水と美食の癒し

歴史、風情、癒し、美味しさ。すべてがゆるやかに流れる松江の旅。
日常のせわしなさをふっと手放して、静かで贅沢な時間。

和の美しさと水辺の景色に心が整うひとときは、一人旅にもぴったりです。


取材協力:島根県観光連盟




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