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「石亭」で瀬戸内海の幸と宮島名物あなごめしを心ゆくまで堪能♡
石亭の料理長、福谷さんと。
福谷さんのこだわりと瀬戸内海の幸がたっぷり詰まった、部屋出しの懐石料理を頂きました。
食前酒
のどごしの爽やかな苺のシャーベット。
先付
石亭定番のアナゴの三味焼きは一口サイズの白焼きをはじめ三種類の焼き物でさらっとした感触。
広島ならではの新鮮な小あじの洗いはつるっと喉を通りおいしい。
八寸
美しく盛りつけられた前菜の盛り合わせ。
冷やし茶碗蒸しのグラス盛りなどもあり、涼しさを感じます。
石亭の鯉が泳ぐ池をイメージした器の盛り付けはお料理に優雅な遊びをもたらします。
左下の石亭名物の穴子鳴門はとても柔らかくうすあじでとても上品。
ローストビーフに添えてあるスイカのように見えるのは、トマトのゼリーで見立てたもの!
細かな作業が芸術的な作品を造り上げます。
椀物
くずととりがらのだしを使った冬瓜豆腐は白玉のようになめらかで口どおりがいい。
添えられている桜エビの香りとよく合っています。
お造り
広島近辺でとれた太刀魚、しまあじ、才巻きえび は歯ごたえがありとても新鮮!!
広島でしか味あえない逸品です。
焼物
広島産のすっきりしたレモンで味付けされた鯛の焼きものと、さっぱりとしたタルタルソースで焼いた広島赤鶏は和洋折衷で面白い味わい。
酢物
モズクの角切りとたくさんの野菜の酢の物の中で焼き穴子の優しい味がしっかり主張されています。
ここまで、瀬戸内の幸をふんだんに使った料理の数々に舌鼓。
しかし、、ここでもうお腹一杯と言ってはいけません!!
ここで、最後にして最大の目玉ともいえる逸品が登場!!
穴子釜炊きご飯
今や宮島名物となった「あなごめし」は、宮島口にある本店「あなごめし うえの」が100年以上前の宮島駅開業の際に駅弁として販売したのが始まりといわれています。
今や行列、売り切れ必至の大人気の「うえの」のあなごめしを、ここ石亭で出来立てを頂くことができるのです!!
お釜の中でしっかりアナゴをつぶすように混ぜ、山椒ともみのりで頂きます。
つぶすことによってあなごの味がしっかり味付けご飯になじむのだそう。
赤出しや香の物とともに懐石を締めくくり。
食後のデザートは隣の小部屋でコーヒーとともにいただきました。
氷菓
青きなこのアイスとリンゴのコンポート、杏仁豆腐にわらび餅と黒豆。
甘みと酸味が上手に組み合わされて懐かしい味でした。
広島の特徴の強い新鮮な食材をふんだんに使ったお料理は、旅の気分を高めてくれます。
特に、本店「うえの」から吟味された穴子が届けられる穴子料理は格別。
五月に筒漁の解禁で脂ののった宮島産の新鮮な穴子がいろいろな調理で美味しくいただけました。
目で見て、舌で味わい、瀬戸内の季節の味が堪能できる石亭の懐石料理。
石亭では、この料理やお風呂を日帰りで楽しむことが出来ます。
レディースプランや、女子会(アフタヌーンティー)プランなど、楽しみ方も色々♡
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