こんにちは、Kiwakoです。
生まれ故郷であり、子どもの頃から毎年何度も帰省している石川県金沢市。
近年は街並みの美しさや、伝統工芸品の素晴らしさ、そして金沢グルメなど、さまざまな街の魅力に人気が高まっています。
そんな金沢の中心地・片町に2022年にオープンしたのが「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」(以下、「OMO5金沢片町」)。
「金沢21世紀美術館」や「近江町市場」など金沢屈指の観光地へ徒歩圏内と好立地で、金沢の文化や魅力を発見するアクティビティも満載!
金沢のグルメから文化まで、まるごと楽しめる「OMO5金沢片町」での滞在の様子をご紹介します。
目次
金沢グルメや歴史、文化を楽しむ拠点に!「OMO5金沢片町」
2022年石川県金沢市片町にオープンした「OMO5金沢片町」。
北陸随一のグルメタウンである片町という立地を生かし、「あっぱれ!味のかたまち」をコンセプトに、「おいしい」はもちろんのこと、食にまつわる歴史や文化など、金沢、そして片町の魅力に触れる体験が多数できるホテルです。
フロントやラウンジ、ビジター利用も可能な「OMO カフェ」を備えたパブリックスペース「OMO ベース」をはじめ、ホテルの至る所に金沢の伝統工芸や文化を感じられるお茶目な仕掛けが満載。
とくにエントランス入ってすぐの「加賀八幡起き上がり」モチーフのアートはとてもキュート。
よく見ると九谷焼のプレートで形作られていて、一つ一つの九谷焼の絵柄にも注目です。
水引飾りも金沢らしく華やか。
和モダンな雰囲気を一層彩ります。
滞在時は6月だったこともあり、梅雨をテーマにした水引が涼しげに「OMO ベース」を彩っていました。
そして、「OMO」ブランドではおなじみの「ご近所マップ」。
ホテルから徒歩で行ける範囲の気になるグルメをはじめ、街歩きが充実するディープな情報が満載!
飲食店などは全て「OMO5金沢片町」のスタッフの方が足を運んだところだそう。
季節によってもセレクトは変わるとのこと。
スタッフの方のリアルな感想と共に、必ず自分の行きたいお店が見つかるはずです。
「OMO ベース」にはロッカーも完備。
こちらのロッカーはチェックイン前、そしてチェックイン後も自由に使えます。
金沢に到着して荷物を置いたらすぐに街歩きに行けてとても便利!
チェックインはタッチパネルでできるスマートチェックインです。
金沢の魅力満載!「OMO5金沢片町」の多彩なアクティビティ
せっかく「OMO5金沢片町」に宿泊するなら、客室でのんびりも良いけど、おすすめは多彩なアクティビティへの参加。
ホテルを飛び出して金沢の街を実際に歩くお散歩から、ホテル内で金沢の伝統銘菓やお茶を味わうものまで、旅のスタイルに合わせたアクティビティを選べます。
もちろん全部のアクティビティに参加することも◎!
今回は、私が実際に体験したものをご紹介します。
生らくがん作り体験
金沢は城下町であり、お茶文化の発展と共に和菓子が発展し、今でも京都、松江と並んで日本三大和菓子どころと言われているほど。街を歩けば、たくさんの和菓子に出会えます。
らくがんもそんな金沢を代表する伝統的な和菓子の1つ。
そして、生らくがんは一般的ならくがんと比べて、柔らかくしっとりとした口当たりが特徴です。
金沢の老舗和菓子店「落雁 諸江屋」の職人より指南を受けたOMO レンジャーレクチャーのもと、金沢の和菓子文化を聞きながら実際に自分で生らくがんを作れるのがこちらのアクティビティ。
材料を混ぜ合わせ、金沢らしい模様の型や「OMO5金沢片町」のためにオリジナルで作っていただいたという型に押し固めて生らくがん作りを楽しみます。
簡単そうですが、美しい和菓子を作るには神経を使います。
もちろん、作った後は口溶け柔らかい生らくがんを味わって♡
場所:OMO ベース
時間:15:30〜16:00
対象:宿泊者
定員:8名(最小催行人数:1名)
料金:1,000円(税込)
予約:公式サイトにて要予約
金沢片町味わいまっし散歩
OMO レンジャーが案内してくれる「金沢片町味わいまっし散歩」では、ホテルのご近所を巡りながら金沢の歴史、食文化のルーツなどを解説してもらえます。
金沢グルメとして有名な金沢おでんの名店や、ディープなお店が立ち並ぶ木倉町、そして江戸時代の雰囲気がそのまま残る長町武家屋敷跡などをお散歩。
途中には、参加者限定で人気の「茶菓工房たろう」での和菓子の試食タイムも!
夕方の開催なので、その日の夜に飲みたいお店や、翌朝にお買い物に行きたいお店などをお散歩しながらピックアップするのも◎。
時間:16:00〜17:00
対象:宿泊者
定員:10名(最小催行人数:1名)
料金:無料
予約:公式サイトにて要予約
いいじな棒茶の飲み比べ体験
加賀棒茶とは、金沢で昔から親しまれているお茶です。
通常のお茶が茶葉を利用しているところ、加賀棒茶は茎を使用。その分、香ばしさや芳醇な香りを楽しめます。
そんな金沢市民に愛されてきた加賀棒茶の飲み比べを体験!
金沢市の老舗茶店「野田屋茶店」さんのご協力のもと、香りの深さの違いや、味の違い、そして夏におすすめの水出しのおいしい淹れ方なども教わりました。
こちらは毎日夕方から開催されています。
ぜひおいしいお茶の飲み比べでほっと一息ついてみては。
場所:OMO ベース
時間:17:00~19:00(全4回 / 30分毎に開始 / 季節によって開催時間の変更あり)
対象:宿泊者
定員:なし
料金:無料
予約:不要
水引夜灯(よあか)りカフェ
2023年6月24日より金沢の伝統工芸品のひとつ「加賀水引」をテーマにした「水引夜灯(よあか)りカフェ」が誕生!
「加賀水引 津田水引折型」さんご協力のもと、「OMOカフェ」が水引の行灯と装飾で彩られます。
水引が織りなす光と影の空間は、とても幻想的なナイトタイム。
カフェでは、このナイトタイム限定のスイーツ「水引OMO(おも)なか」(和紅茶込みで1セット1,000円・税込)や、自分好みに仕上げる「水引カトラリーレスト作り」(1セット700円・24時間可能)も体験可能です。
「水引OMO(おも)なか」は2種類。
紅色には、ホワイトチョコようかん、あんこを加えたクリーム、そして季節のフルーツが組み合わさっています。
白色には、加賀棒茶のアイスクリーム、ナッツ、オレンジピールに五郎島金時のクリームを合わせて。
もなかと一緒に和紅茶もいただけるこちらのティーセットは、大人のスイーツ好きにはたまらない見た目にも美しい仕上がり。
また、「水引カトラリーレスト作り」もおすすめ。
(出典:OMO5 金沢片町 by 星野リゾート)
難しそうに見える水引結びですが、このアクティビティはとても簡単!
水引を自分好みの位置で結ぶだけでカトラリーレストが完成します。
旅の思い出に持ち帰って、自宅でもぜひ活用したいですね。
「水引夜灯(よあか)りカフェ」は、宿泊者だけではなく日帰り客も利用可能。
金沢の夜を幻想的に過ごすのにぴったりです。
場所:OMOカフェ
時間:19:00〜23:00(22:30ラストオーダー)
対象:宿泊者および日帰り客
定員:なし
金沢21世紀美術館お散歩ツアー
宿泊翌朝にぜひおすすめなアクティビティが「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」。
オープン前に「金沢21世紀美術館」に向かい、お散歩しながら創立の背景や美術館のコンセプトなども聞けます。
実は無料で見られるアートが多くある「金沢21世紀美術館」。
そして、この無料アートが置かれている「交流ゾーン」は朝9時にオープン。
フォトジェニックとして人気なアートも、美術館が本格的にオープンする10時より前の時間に混み合うことなく存分に楽しめます。
ツアーは大体10時前に終了するので、そのまま美術館の有料展覧ゾーンオープンと同時に入館してもOK。
美術館近くには兼六園、石浦神社など金沢の人気観光スポットもあるのでそちらにお出かけするのも◎。
「金沢21世紀美術館」をより楽しく深く理解でき、午前中の時間をさらにアクティブに過ごせるおすすめアクティビティです。
時間:8:45〜
対象:宿泊者
定員:8名(最小催行人数:1名)
料金: 無料
予約:公式サイトにて要予約
金箔レター作り体験
金沢の伝統工芸のひとつである金箔や金沢箔を使って世界に一つのポストカードを作れるこちらのアクティビティ。
だるまや金沢駅のシンボル「鼓門」、兼六園にある「琴柱灯籠」など、金沢らしいモチーフのデザインのハガキを選び、好きな色の金沢箔や金箔を貼って仕上げていきます。
やってみると意外に難しい金箔貼り。
でも、とても可愛い作品が出来上がりました。
旅の思い出に持ち帰っても、この場で手紙を書いて大切な誰かに送るのも素敵ですね!
場所:OMO カフェ
時間:24時間受付
対象:宿泊者
料金:1,000円(1セット)
予約:不要
女子旅やグループ旅におすすめ♡客室「OMO ハウス」
「OMO5金沢片町」には、「暮らすようにくつろぐ」をテーマにした6タイプ全101の客室があります。
今回滞在したのは、女子旅やグループ旅にもおすすめの客室「OMO ハウス」。
4つのベッドにソファーベッドもあり、最大5名まで一緒に宿泊できます。
室内にはキッチンが備えられていて、ご近所のお店でテイクアウトした料理を温めたり、料理を作ったりと、客室でまるでホームパーティーのように楽しめるのもポイント。
オリジナルのそばちょこはお茶を飲むにも最適。
金沢のモチーフが描かれているここだけのアイテムで、「OMO ベース」ではお土産として購入することもできます。
客室内には乾燥機付き洗濯機もあり、長期滞在にもぴったり。
まさに「暮らすようにくつろぐ」が叶う、ほっと一息つけるようなそれでいて使い勝手もよい客室です。
アメニティ
「OMO5金沢片町」のアメニティは自分でピックアップするスタイル。
有料の館内着(200円 / 1セット)、スリッパ(100円 / 1セット)に加え、無料アメニティは歯ブラシ、くし、コットンなどが揃います。
館内着はかわいいので、みんなでお揃いで着れば、また旅のテンションが上がるはず♡
リゾットとビュッフェで充実の朝食
ホテル宿泊翌朝の楽しみのひとつが朝食♡
「OMO5金沢片町」では、5種類のリゾットとクロックムッシュの中から1種類を選び、またサラダやヨーグルトなどをセルフスタイルで楽しめる朝食が用意されています。
リゾットはどれもおいしそうでしたが、とくにおすすめなのが棒茶を出汁に使った「棒茶と生麩のリゾット」。
ご飯の上に湯葉を乗せ、棒茶を煮出して和風に味つけた出汁の餡をたっぷりかけていただきます。
前日に金沢グルメを堪能していてもさらっと食べられるのが嬉しいリゾット。
サラダやフルーツウォーターでビタミンもたっぷり、ヨーグルトもいただいてヘルシーな朝食タイムを満喫!
朝食のない宿泊プランの方でも、予約不要で利用できます。
時間:7:00〜10:00(ラストオーダー9:30)
料金:1,600円(税込)
予約:不要
「OMO5金沢片町」で金沢を知り尽くす旅
金沢の中心地という抜群のロケーション、そして金沢の伝統工芸品や名だたるスイーツブランドとコラボレーションされたここだけのオリジナルのアクティビティ。
「OMO5金沢片町」には金沢の魅力がぎゅっと詰まっています。
ここを旅の拠点に金沢散策や金沢グルメを楽しんだり、ホテル内では多彩なアクティビティを楽しんだりと、過ごし方は旅のスタイルに合わせて。
ホテル内にいるだけでも金沢の魅力を知り尽くせること間違いなしの、金沢愛に溢れた「OMO5金沢片町」です。
ぜひ、金沢旅行の際には「OMO5金沢片町」でよりディープな金沢旅を楽しんでみませんか。
所在地:石川県金沢市片町1-4-23
TEL:050-3134-8095(OMO 予約センター)
料金:1泊1室15,000円〜(税込、食事別)※金沢市宿泊税がかかる場合あり