こんにちは、Yukinoです。
先日、福井県西南部に位置する敦賀・若狭エリアへ取材に行ってきました。
2024年3月に北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸し、福井県への旅行がより気軽に行けるように。
今回は大人女子におすすめしたい美食スポットをご紹介します。
目次
福井県南部に位置する敦賀・若狭エリアについて
福井県敦賀市から高浜町まですべての市や町が海に面している敦賀・若狭エリア。
古くから大陸との玄関口として重要な役割を果たすとともに、塩や魚介類などの海の恵みを現在の奈良や京都に運び、都の食を支えてきた地域です。
春はふくいサーモン、夏は岩ガキ、秋は鯖、冬はふぐと四季折々で旬な食材が異なるのも魅力。
アジア初の国際環境認証「BULE FLAG」を取得した「若狭和田ビーチ」やフォトスポットで人気な「中山寺」、陰陽師ゆかりの地など観光スポットも多くあります。
福井県で食を満喫する旅なら、敦賀・若狭エリアをチェックしてみてくださいね。
美食スポット①魚と食のマーケット「UMIKARA(ウミカラ)」の豪華な海鮮丼
まずご紹介するのは、魚と食の複合型マーケット「UMIKARA」。
店内には朝獲れたばかりの鮮魚や海鮮加工品など、こだわりの品が並びます。
そのほかテラスでBBQができたり、漁師との交流イベントがあったりと観光客だけでなく地元の方からも愛されている施設。
1階にある「うみから食堂」では、新鮮な魚をふんだんに使用したメニューが食べられます。
食堂内はシンプルな造り。壁が魚のウロコになっているのに気づきましたか?
「うみから食堂」では、6種の鮮魚を味わえる「若狭に恋する海鮮丼」を堪能しました。
海鮮丼のお魚は季節によって異なりますが、取材日はさわら、真鯛、ふくいサーモン、鰤、いか、甘えびの6種。
春が旬のふくいサーモンは脂がのっていて、口に入れると甘みが広がっていくのがわかります。
ひとつひとつおいしさを噛みしめながらいただきました。
もうひとつ、「うみから食堂」でおすすめしたいのが特産品のへしこを混ぜ込んだ「へしこおにぎり」。
へしこというと塩気が強いイメージがありましたが、ごはんに混ぜ込んでいるためほどよい味付けに。
「UMIKARA」で、新鮮な魚と一緒に味わってみてください。
美食スポット②海に面した公園「SEE SEA PARK(シーシーパーク)」でお手軽ランチ
次にご紹介するのは、箱がいくつも重なったような面白い形をした「SEE SEA PARK」。
環境共生型の建築として建てられていて、地熱や自然風を利用しながら、夏はひんやりと、冬は温かみが感じられる古き日本家屋のような造りに。
「SEE SEA PARK」は、アウトドアストア やカフェダイニング、ファッションストアなどが入るテナントエリアと、商工会や観光協会、町の商工観光を担う事業所などが入るオフィスエリアが併設しています。
テナントエリアにある「THREE TIMES COFFEE WAKASA」で海を見ながらのランチがおすすめ。
「THREE TIMES COFFEE WAKASA」は、‟1日3回コーヒーを飲みながらホッとする時間を”がコンセプトのカフェ。
オリジナルフードやドリンクなどが味わえます。
写真は手作りのバンズに、一枚ずつ手焼きしている厚みのあるパテや新鮮な野菜が入ったハンバーガーセット。
ボリュームたっぷりなハンバーガーに揚げたてのポテト、ドリンクがセットになっています。
外には芝生広場や公園もあるので、天気がいい日にはピクニックも◎。
若狭エリアの旅の始まりに「SEE SEA PARK」へ立ち寄って、旅の情報も入手しましょう!
所在地:福井県大飯郡おおい町成海1−8−5 SEE SEA PARK WEST棟
時間:10:00~18:00
水曜日のみ 10:00~17:00
・ハンバーガーセット 1,180円(税込・平日限定)
美食スポット③有形文化財をリノベしたおしゃれカフェ「GOSHOEN」でティータイム
次にご紹介するのは、「みんなの別邸」がコンセプトの「GOSHOEN」。
「GOSHOEN(護松園)」は、江戸時代に現在の福井県小浜市を拠点に活躍した北前船の商人「古河屋」の五代目が、小浜藩のお殿様など賓客をもてなすために江戸時代の後期に建築した迎賓館で「古河屋別邸」と呼ばれていました。
「旧古河屋別邸(護松園)」は、福井県指定有形文化財、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財になっています。
小浜市の老舗塗箸メーカー マツ勘が「旧古河屋別邸(護松園)」をリノベし、「GOSHOEN」としてみんなが気軽に集える場所へ生まれ変わらせました。
「GOSHOEN」には、カフェだけでなく、コワーキングスペースやシェアスペースなどがあり、自然に人が集まりやすい場所となっています。
中央に位置する「みんなのリビング」と呼ばれるシェアスペース。
当時のまま残されている箇所も多く、時代を超えて愛されている建物であるのがわかります。
隣には、カフェもあり、ドリンクを飲みながらゆっくりとした時間を過ごせました。
(出典:GOSHOEN)
カフェの入り口も趣がありますね。
店内には、箸蔵まつかん本店があり若狭塗箸をはじめとしたさまざまな箸が並びます。
大人用だけでなく、子ども用も充実しているのでお土産にも喜ばれそう!
箸の製造工程や職人さんの話など、商品の背景まで丁寧に教えてもらえるので、とっておきの一膳を見つけてみてください。
美食スポット④若狭の旬な食材が揃う「お食事処 濱の四季」の鯖づくし定食
鯖の名産地でもある福井県。
若狭湾で獲れた海産物は若狭と京都を繋ぐ「鯖街道」を通って都へ運ばれ、和食の発展を支えてきました。
次は「お食事処 濱の四季」でいただく「鯖街道定食」をご紹介します。
鯖の刺身、鯖のへしこ、鯖のしょうゆ干しが味わえる贅沢な定食。
ごはんは小浜市で作られたコシヒカリを使用しています。
塩気が強いへしこはお茶漬けにして食べるのが◎。
若狭の魚が集まる小浜市では、古くから魚を醤油干しとして加工する技術が受け継がれています。
魚の風味や素材のうまみを損なうことなく、ふっくらと仕上げてくれるので、さまざまな魚種で加工され、地元でも愛されている一品。
定食についてくる、くみたま豆腐やわかめ汁も絶品なのでお腹を空かせてから行くのがおすすめです。
所在地:福井県小浜市川崎3丁目5番
TEL:0770-53-0141
営業日 : 平日・土日祝 11:00~15:00
定休日 : 第1・3木曜(祝祭日は営業)・年末年始(不定休)
・鯖街道定食 1,800円(税込)
美食スポット⑤「若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)」でいただく極上のマハタ・ふぐ料理
最後にご紹介するのは、新鮮な海の幸を味わえる「若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)」。
「若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)」では自ら若狭ふぐを育てているため、一年を通して新鮮なふぐ料理を堪能できます。
愛情をかけて育て上げたふぐは、身が引き締まって一口食べたら虜になること間違いなし!
自家製コシヒカリとの相性も抜群です。
今回は、若狭ふぐと高級魚で知られているまはたをどちらも味わえるコース料理をいただきました。
舟盛や姿煮、唐揚げなどふぐとまはたを思う存分堪能できる料理ばかり。
ふぐのお刺身、てっさは2晩寝かせて熟成させ、旨みを最大限に引き出しているというこだわりも。
料理に合わせて小浜市で製造されているお酒もいただきました。
小浜市産のお米と水を使用した純米酒「わかさ」。
お米の甘みを感じる、なめらかな飲み口なので料理との相性も◎
ぜひ食べてもらいたいのが、一番人気があるという焼きふぐ。
歯ごたえがしっかりしていながらも、旨みがぎゅっと凝縮されていて極上の一品でした。
「若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)」では、食事が付いた宿泊プランもあります。
泊まりながら、ゆっくりとおいしい料理を味わいたいですね。
所在地:福井県小浜市阿納10-15
TEL:0770-54-3313(10:00~20:00)
・若狭ふぐと若狭まはた料理(夕食のみ) 13,750円 / 名(税込)
・若狭ふぐと若狭まはた料理(1泊2食付) 18,150円 / 名〜(税込)※部屋のグレードによって料金が異なります
メニュー:てっさ・てっちり・ふぐ湯引き皮・焼きふぐ・ふぐから揚げ
若狭まはた舟盛・姿煮・若狭まはたの炙り
雑炊・デザート一品
北陸新幹線が延伸した敦賀駅から福井の美食巡りを
福井県西南部、敦賀・若狭エリアの美食スポットはいかがでしたか?
敦賀駅からレンタカーを利用すれば1時間ほどで行けるスポットばかりなので、ぜひ福井へ旅する際は参考にしてみてください♡