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『コンラッド東京』の充実の館内施設でおこもりステイを満喫
さて、お部屋をひとしきり堪能したら、エグゼクティブラウンジを覗きつつ館内を探索し、おこもりステイを存分に満喫しましょう。
最上階から夜景を見下ろすエグゼクティブラウンジ
『コンラッド東京』のエグゼクティブラウンジは、ホテル最上階の37階にあります。
ベイビューとシティ、両サイドに部屋があり、今回は夜景に惹かれてベイビュー側の窓際を選びましたが、シティ側も暖炉に火が入っていて素敵な空間でしたよ!
エグゼクティブラウンジでは、1日3回の軽食とドリンクとソムリエ厳選のワインセレクションを楽しむことができます(ただし11月30日現在、一時的に朝食はレストラン「セリーズ」での提供に変更に)。
イブニングカクテルの時間には、 モダンフレンチ「コラージュ」 、中国料理「チャイナブルー」、日本料理「風花」のシェフによる選りすぐりのオードブルが。
美味しい食事をつまみながら、ボーっと夜景を眺めていると、耳に聞こえてきたのはゲストの一人一人に「おかえりなさい」と呼びかけるスタッフの方の温かい声。
自宅のようにほっと寛げる雰囲気に、ほんのちょっと覗くだけのつもりが気が付けばすっかり長居してしまいました。
幻想的なプール
その後は、楽しみにしていたプールへ向かいます。スパ&フィットネスエリアは29階に(※このエリアの写真は、ゲストのいない時間帯に許可をもらって撮影しています)。
私は洋服のまま水着を持っていってロッカールームで着替えましたが、なんと客室で着替えて、その上にバスローブを羽織っていってもいいのだそう。
高さ7メートルの窓に広がるダイナミックなシティービューに囲まれた『コンラッド東京』のプールは、フィットネスメンバーと宿泊者のみが利用できるプライベート空間です。
長さは25m。墨絵をモチーフにしたデザインは、夜になると夜景とライトアップに照らされ更に幻想的な雰囲気に。
煌めく水面を泳いでいると、大都会の夜の空に浮遊するような不思議な感覚に包まれていきます。
プールの端まで泳ぎ、淵に手をつきながら目の前に広がるパノラマの夜景をしばし堪能。
あまりに素敵な空間だったので、翌日のチェックアウト直前にも利用してしまいました。
朝のプールは日の光がさわやかで、また違った気持ちよさがありましたよ!
スパ&フィットネスエリアには、プールの他にも、様々なトレーニングマシーンやエアロビクススタジオを完備したフィットネススタジオや―
和の「やすらぎ」と「インスピレーション」を肌で感じられるスパが併設。
カップルでも利用できるペアのスパスイート「ミズキルーム」には、高層ビル群の夜景を望むひのき風呂も。
なんてロマンティック……!
『コンラッド東京』のベイビューは東京湾に光の潤む大人の夜景
夜も更けてもどってくると、お部屋はターンダウンされていました。
大画面のTVからはゆったりとした音楽が流れ、サイドテーブルには氷を入れたアイスペール、ベッドの上には畳まれたパジャマが。
コンラッド・ベアも、ちゃんとベッドに寝かしつけられていました。
丁寧に、そして愛情をもって整えられたであろうお部屋に、思わず顔がほころびます。
そして窓の外はお部屋を出た時とは一変、一面の夜景となっていました。
東京湾に反射しきらめく、高層ビルとレインボーブリッジ。
ギラギラと主張する夜景ではなく、隅田川と東京湾の水面に、潤むように揺れる光の数々。
美しい光景に、吸い込まれるようにじっと静かに見入ってしまいます。
カーテンを閉めて眠ってしまうのは惜しいけれど、きっと明日の朝も素晴らしい景色が見られるはず。
そんな予感を胸に、おやすみなさい。
『コンラッド東京』のレストラン「セリーズ」で頂く上質な朝食ビュッフェ
翌朝。
目が覚めて真っ暗な中、枕元の電動カーテンのスイッチを入れると、朝焼けに染まる東京湾が現れました!
ベッドが少し高めなので、横になっていても目の前に景色が広がり大迫力です。
最高の1日の始まりに心躍らせながら、朝食レストランへ。
「スマート・ビスポーク」プランの朝食は、ルームサービスでのコンチネンタルブレックファーストか、オールデイダイニング「セリーズ」での朝食ビュッフェから選べます。
今回は「セリーズ」での朝食ビュッフェに。
高い天井から朝日が差し込み、とても爽やかです。
美しく並べられた、食材にこだわったバラエティ豊かなビュッフェは、都内のラグジュアリーホテル随一のメニューの多さ。
さすが海外のゲストが多い『コンラッド東京』、タコスバーまであります。
せっかくなので私も、アボカドを溢れんばかりにたっぷりと挟んだ、自分好みのスペシャルタコスを作ってみました。
また、ビュッフェに加えてシグネチャーメニューから1品、メインディッシュをオーダーできます。
私はイングリッシュマフィンの上にトリュフ、ハム、マッシュルーム ア ラ クレームの乗った至福のエッグベネディクトをオーダー。
出来立てのエッグベネディクトの、ぷっくりと膨らんだ半熟卵にナイフを入れる瞬間というのは、どうしてこんなにワクワクするのでしょうね。
柔らかな光のさすゆったりとしたレストランで、美味しく美しく新鮮な朝食を、時間を気にせずこころゆくまで味わいました。
「スマート・ビスポーク」プランは、チェックアウトが14時まで。ゆっくり朝食を頂いても、まだまだホテルを楽しむことができます。
朝の爽やかなプールでひと泳ぎした後は、お部屋に戻り昼の東京湾を眺めるバスタイム。終わりゆく幸せな時間を惜しみながら荷物をまとめたら、南部鉄器の急須でお茶をいれ、窓辺で最後の上質なひと時を過ごし。
この窓からの絶景を目に焼き付け、お部屋を後にしました。
『コンラッド東京』でいつまでも夢が覚めないご褒美ステイを
夕陽に染まっていく東京湾を眺めながら頂くプライベートアフタヌーンティーという、夢のような瞬間から始まった『コンラッド東京』でのおこもりステイ。
一晩たっても夢は覚めず、憧れの場所で過ごす上質な時間を、その時々で様々な表情を見せる絶景が彩ってくれました。
そして弾む心に控えめにそっと寄り添ってくれる細やかなおもてなしが、思い出を一層温かいものに。
また絶対にここに戻ってきて夢の続きを見よう、そんな幸せな気持ちがホテルを立ち去った後も胸に残り続ける、『コンラッド東京』でのご褒美ステイでした。