こんにちは、aikoです。
神奈川県・湯河原の高台に佇む温泉旅館「ゆがわら風雅」。
中学生未満の子どもは宿泊ができないという、まさに大人のためのお宿です。
そんな大人のための宿「ゆがわら風雅」から秋のおこもりプランが登場。
セルフ抹茶点てとガラスペン体験をゆったりと。秋深まるこれからの季節にぴったりな滞在をご紹介します。
目次
大人の休日を楽しむ「ゆがわら風雅」について

首都圏からのアクセスも良く、美食の温泉街としても有名な神奈川県の湯河原温泉。
その高台に佇む「ゆがわら風雅」は、中学生未満の子どもは宿泊不可という、大人のための隠れ家宿です。

「想いを馳せる大人の休日」をコンセプトに、全室テレビや時計を設置せず、静寂の中で自分と向き合う時間を大切にしています。
昭和初期の建物を引き継いだ館内は、どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気。
古き良き旅館の面影と、モダンな快適さが融合しています。
客室で愉しむ「ゆがわら風雅」秋のおこもりプラン

「ゆがわら風雅」の客室は、落ち着いた雰囲気の和ベッドルームからスイートルームまで全6タイプ。
今回滞在したのは、60㎡の「バス付きベッドツイン」。角部屋で2面採光があり、自然光が心地よく差し込む開放的な客室です。

秋が深まるこれからの季節にぴったりな「おこもりプラン」は、客室でゆったりと体験できます。
自分でお抹茶を点てる体験。「宇治抹茶」「静岡抹茶」の2種類の抹茶と、お抹茶にあう地元銘菓が用意されています。


もうひとつの体験は、色鮮やかなインクを使ったガラスペンアート。発色のいい鮮やかなインクと、キラキラと輝くガラスペン、なぞって練習できる文字シートと無地のコースターが揃っています。

好きな色のインクをつけて文字をなぞる時間は、不思議と心が落ち着きました。


芸術の秋に楽しみたい大人のためのおこもりプランです。
1,000冊の本に囲まれる「ゆがわら風雅」のカフェ&ライブラリー

館内の癒しどころのひとつが、「カフェ&ライブラリー」。小説やアート本、懐かしのコミックまで1,000冊以上の蔵書が並びます。
チェックインから17:00までの時間は、ケーキやクッキーなどのスイーツとフリードリンクのティータイムも楽しめます。


日本庭園を望むライブラリーで、お気に入りのティーカップを選び、読書にふける時間はまさに大人の贅沢。
日頃の喧騒からかけ離れた静寂に包まれます。

また、オリジナル出汁醤油作り体験も必見です。好きな具材とベース醤油を選んで瓶に詰めるだけ。

具材は干し椎茸や桜エビ、鰹節、昆布、洋風にしたい場合はローズマリーをトッピングしてもOK。うすくち醤油と白醤油からベースを選んで自分だけの出汁醤油に。
作った出汁醤油は翌朝の朝食で実際に味わえます。
長い歴史を持つ古湯に浸かる「ゆがわら風雅」の温泉

(出典:ゆがわら風雅)
湯河原温泉は、夏目漱石や国木田独歩などをはじめとした多くの著名人を魅了してきた長い歴史を持つ古湯。
無色透明でやや塩分を含んだ肌触りのいい温泉は「美人の湯」としても知られています。

(出典:ゆがわら風雅)
さらに浴室に使われているのは、全て檜の「埋もれ木」。樹齢2000年もの巨木が200年以上も山に埋もれて眠っていた貴重なもの。
ヒノキチオール成分をたっぷりと含みさまざまな効果があるそうです。

(出典:ゆがわら風雅)
「ゆがわら風雅」には、男女それぞれに露天風呂と内風呂があり、どちらも温泉かけ流し。
貴重な檜の湯船で、文豪たちに愛された古湯につかる贅沢な時間。身体の芯まで温まりました。
コース仕立てで楽しむ「ゆがわら風雅」の夕食〜ゆがわらキュイジーヌ〜
夕食は日本庭園を望むレストランにて、ジャンルにとらわれない和洋折衷のお料理をコース仕立てでいただきます。
コースの最初を飾るのは、一口サイズのお料理が木箱に入った見た目にも美しい9種類の前菜。

一段目が蓮根や南瓜を使った「畑の皿」、二段目が戻り鰹やマスを使った「海の皿」、三段目が無花果や合鴨を使った「山の皿」がテーマです。
2皿目は「ごぼうのポタージュ」。ごぼうの風味が口いっぱいに広がり、おかわりしたいほどの美味しさ。上に乗ったごぼうチップスがアクセントに。

スープの後にはお魚料理「太刀魚のポワレ」が続きます。ふっくらとした太刀魚を酸味のきいたハーブソースでさっぱりといただきます。

メインのお肉は、サーロインステーキ。レストラン内の溶岩プレートで焼き上げて提供してくれます。


伊豆山戸田塩、刻み山葵、ペルシャ産オレンジ岩塩の3種のコンディメントで味の変化も楽しんで。
お食事の〆はなんとうどんのカルボナーラ!

「きのことベーコンの稲庭うどん トリュフ香るカルボナーラ仕立て」は、サイフォンで抽出した出汁をかけてスープパスタ風にいただきます。
ジャンルにとらわれない斬新なメニューを楽しめるのも「ゆがわら風雅」ならでは。
お食事の最後に「さつまいもと白玉のパフェ」のデザートとコーヒーをいただいて、コースは全て終了です。

ノスタルジックな雰囲気のレストランでのお食事。
ジャンルにとらわれない「ゆがわら風雅」ならではのメニューだからこそ、最後まで次はどんな料理が運ばれてくるのだろうと、ワクワクしっぱなしでした。
朝の光と共にいただく「ゆがわら風雅」の朝食

翌朝の朝食も夕食と同じレストランにて。庭園から差し込む光が美しく、素敵な朝を迎えられます。

テーブルには昨日自分で作ったお醤油が用意され、席に着くと焼き立ての目玉焼きとベーコンが運ばれてきます。
朝食は、炊き立ての十五穀米やけんちん汁、肉じゃがなど身体に優しいお食事。


「畑」「山」「海」「洋」をテーマとしたおかずが各3種類。少しずつ色々な種類を食べられるのも嬉しいポイントです。

「ゆがわら風雅」で大人の滞在を愉しむ秋のおこもりプランを

大人のための温泉旅館「ゆがわら風雅」で開催中の秋のおこもりプランは、都会の喧騒から離れて非日常体験を味わうのにぴったりでした。
お抹茶とガラスペンという手仕事、読書や温泉、そして美味しい食事。
滞在後に心が軽やかになったように感じたのは、普段忙しく過ごしているとなかなかできない「自分と向き合う時間」が取れたから。
秋もどんどんと深まり、紅葉が綺麗に見える季節。「ゆがわら風雅」で大人のおこもりステイはいかがでしょうか。
宿泊期間:2025年12月18日まで
プラン特典
・「宇治抹茶」「静岡抹茶」2種類のお抹茶体験セット
・お抹茶に合う和菓子
・ガラスペン体験セット (ガラスペン/ミニコースター/レターセット)
・夕食:~ゆがわらキュイジーヌ~スタンダードコース★雅miyabi
・朝食:和食
料金:19,800円~(2名様1室ご利用時の1名様料金)
取材協力:ゆがわら風雅










