Mugi

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主なテーマ:美容旅、リトリート、ウェルネスステイ、フォトジェニック、ホテルスパ

こんにちは、mugiです。

テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO(おも) by 星野リゾート」に滞在し、街に溶け込むように楽しむ東京旅。
「OMO5東京五反田」に引き続き、「OMO3浅草 by 星野リゾート」(以下、OMO3浅草)に滞在してきました。

 

目の前には浅草寺、そして逆サイドには東京スカイツリーと、ホテル内のいたるところで東京の新旧のシンボルを間近で見られる絶景ホテル。

江戸情緒と下町文化が織りなす浅草の世界を満喫し、浅草っ子の粋に触れ、いつの間にやら浅草上手に旅を楽しめる、そんな「OMO3浅草」での滞在をご紹介します!

 

浅草寺を目の前に望む「OMO3浅草」

東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩約4分、そして東京を代表する観光スポット「浅草寺」から徒歩約1分という好立地にある「OMO3浅草」。

日中は国内外の観光客でごったがえす浅草寺ですが、近くに宿泊すれば、人の少ない時間帯を選びゆっくり散策できます。

 

扉を開けてホテルに足を踏み入れると、心落ち着く香りが漂っていることに気が付きました。

浅草寺にあやかり、ロビーの常香炉で毎日スタッフが選んだお香をたいているのだそう。

 

ロビーの壁面にあるのは、OMOでお馴染みの「ご近所マップ」。

観光スポットをはじめ、お店の最新メニューなど、ガイドブックには載っていない、とっておきの情報が分かるマップです。

そして頭上には、古くから「革のまち」であった浅草にちなみ、壁面いっぱいに革細工の道具がずらり。

ホテルに一歩入った瞬間から浅草の下町情緒に取り囲まれ、なんだか自然と胸が高鳴ってきます。

ちなみにホテル内のアクティビティで、はぎれ革を使ったものづくりも体験できるんだそう。

 

「OMO by 星野リゾート」は、星野リゾートが展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」のブランド。このホテルはOMO3、気軽な旅に嬉しいベーシックなサービスの揃うホテルです。
OMOについては、前の記事もぜひご参照ください。

 

ロビーにはショップコーナーにアメニティコーナー、無料で使えるセルフロッカーも併設しています。

歯ブラシやブラシ、カミソリ、綿棒、コットンなどのアメニティは、ロビーで取ってお部屋まで持っていくスタイル。

では早速客室へ向かいましょう。

 

2種類の絶景、どっちを選ぶ?「OMO3浅草」の客室

客室は全9タイプ98室。全室靴を脱いでくつろげるのが嬉しいポイント。

女子旅に特におすすめな、2つの絶景ルームをご紹介します。

 

まるで寄席!東京スカイツリーが間近に迫る「シティビュー寄席ツインルーム」

今回泊まったのは、「シティビュー寄席ツインルーム」。

障子を開けた窓の向こうに、間近に東京スカイツリーが迫ります!

寝転んでベッドからみると大迫力。

この部屋は、浅草の笑いのシンボル「寄席」から着想したコンセプトルーム。
「大入」をモチーフにデザインされたヘッドボードや⾚いカーペットに⾼座のような紫の座布団が、まるで寄席に来たような雰囲気を醸し出し、旅の楽しさをさらに盛り上げてくれます。

お部屋はコンパクトな作りながら、バスルーム、洗面室、トイレがそれぞれ分かれて配置されており、ベッドの下には小さなキャリーケースを入れられるスペースがあったりと機能的。

金庫に冷蔵庫、ティーセットなど、必要な設備が一通り揃います。

 柔らかで着心地の良いパジャマも置かれていました。

浅草寺を間近に望む「デラックスツインルーム」

もうひとつおすすめのお部屋が「デラックスツインルーム」。

「寄席ツインルーム」は和の雰囲気満点のお部屋から現代の東京のシンボル東京スカイツリーが見えるお部屋でしたが、こちらは洋風のお部屋から古の時代のシンボル、浅草寺の境内を眺められるお部屋です。

広々としたリビングスペースがあり、バスルームにはバスタブ付き。

ゆったり寛ぎながら過ごしたい人にピッタリです。

 

どちらのお部屋も他ではなかなか見られない絶景なので、写真映えは抜群!

どちらを選ぶか悩ましいですね。

 

浅草の下町情緒に囲まれた「OMO3浅草」の館内

ついつい客室に長居したくなりますが、ホテルの中も浅草らしさを満喫できるスポットがいっぱいです。

早速散策しにいきましょう。

 

旅の拠点に!パブリックスペース「OMOベース」

最上階の13階は、24時間開放されているOMOベース。
実はこちらにも「ご近所マップ」が設置されており、ベーシックな観光情報が載っている1階のマップと違い、こちらはよりディープな浅草の飲食店を掲載。

後ほど、ここを活用したアクティビティに参加します。

24時間セルフレジで食べ物や飲み物を購入できる「OMO Food & Drink Station」も併設。

ちょっとつまむのに丁度いいスナックや、しっかり満足できるメニューまで、約80種類の商品がずらり。
時間帯によって商品が異なります。

無料で頂けるお茶も用意されてるので、浅草寺を眺める屋内席、東京スカイツリーが迫るテラス席、お好きな席でホッと一息つきながら、旅のプランを練るのも良し。

私は夕食にはちょっと早い時間にお腹が空いてしまったので、ちょっとしたお菓子をお部屋に持って帰って、⾼座のような紫の座布団に座り、スカイツリーを眺めながらティータイムにしました。

コンビニで売っているようなものとは違い、浅草らしさが楽しめるラインナップ。

好きな時に気軽に24時間セルフで買えるのが嬉しいですね。

 

東京の街を一度にタイムトラベルできる屋上のルーフトップテラス

OMOベースからは、階段で屋上に上がれます。

目の前には、人々が参拝する様子さえ見えるほど間近に迫る浅草寺、そして振り返れば東京スカイツリーやビルの立ち並ぶ現代の東京の街並み。

おしゃれなランタンのような灯りも用意されているので、夜はこちらを手に持って上がってみましょう。

新旧両方の東京の景色を一瞬でタイムトラベルして楽しめる、絶景スポットです。

浅草を上手に楽しむ「OMO3浅草」のアクティビティ

「OMO3浅草」には、浅草を上手に楽しむ様々なアクティビティが用意されています。

今回は夕食のチョイスから、1日の締め、そして朝の浅草散歩まで、江戸情緒と下町文化が織りなす浅草の世界を満喫できるアクティビティを体験してきました。

 

江戸屋台ミーティング

浅草は東京随一の観光地。美味しい飲食店がたくさん揃い、どこにいくか迷ってしまいますね。

そんな時はぜひ、OMOベースで17時から行われる「江戸屋台ミーティング」へ。
そば、天ぷら、うなぎ、すしなど、浅草名物の外食の歴史とおすすめのお店を、クイズなどを交えながら楽しい紙芝居形式で紹介してくれます。

実は浅草は、江戶初の外食店が生まれた場所なのだそう。食にかける情熱は折り紙つき。
食べ慣れた日本食も、その歴史とちょっとした小話を聞くと新鮮で、さらに食欲がわいてきます。

ディープな「ご近所マップ」を使い、私は天ぷらのおすすめ店を4件程教えてもらいました。
実際にOMOレンジャーが訪れた口コミによる、おすすめのメニューや値段、雰囲気など、ためになる情報満載の渾身の「ご近所マップ」。

私は迷いに迷って、浅草観音裏にある「鮮魚・天麩羅 ならさか」に行くことにしました。
観光客がひしめくエリアからは離れた住宅街に位置するお店なので、教えてもらわなければ、地元の常連客向けと思いなかなか足を運ぶ勇気が出なかったかもしれません。

毎日豊洲市場から仕入れる魚介と、こだわりの天ぷらを頂けます。
地元の方に愛されるお店ですが、観光客でも大丈夫。お値段もお手頃で、とても居心地の良いお店です。

 

まずは新鮮な刺身盛り合わせから。

続いて出てきたのが、ホテルで絶品メニューとして教えてもらった大根の天ぷらです。

お出汁の染み込んだ大根がとてもジューシーで、衣のカリッとした感触と相まって非常に美味!
他では頂けない絶品料理で、思い出すだけでよだれが出てきそう…。

最後に、お楽しみの天ぷら!

抹茶塩と天つゆで、心ゆくまで味わいました。

 

夕食の帰りには、ちょうど通り道にある浅草寺をお散歩がてら通り抜け。

夜のライトアップされた浅草寺は迫力満点!

 

江戸屋台ミーティング
開催時間:17:00
料金:無料

 

ローカルリズムナイト「あさくさ宵見世」

ホテルに戻ったら、もうひとつ、浅草の夜を楽しむイベントに参加してからお部屋に戻りましょう。

 

夜になるとOMOベースは、昼間とはガラリと違った表情に。
ずらりと並ぶ提灯に明かりが灯り、照明を落とされた窓の向こうには浅草寺の夜景が浮かび上がります。

そこに映し出される、浅草の歳時記にちなんだプロジェクションマッピング。

一気に鮮やかなお江戸の世界へと誘われます!

自分の暮らす東京という街がはるか昔はこんな世界で、それが時を超え現代へと続いているんだ…そんな心躍る感覚に浸らせてくれる、幻想的なプロジェクトマッピングでした。

 

日中の浅草の賑わいや街歩きの余韻を楽しめる、アイス最中の「〆おやつ屋台」も登場。

最中の皮は、ご近所の最中種専門店「種亀(たねかめ)」こだわりの皮。

挟むものは、同じくご近所のクラフトジェラート専門店「Gelateriabar Marcato」のこだわりのフレーバーをはじめ、日替わりで3種類からチョイス。

6種のトッピングを加え、自分だけの花もなかアイスが楽しめます。

私はストロベリーアイスに、柚子をたっぷりトッピング。
浅草寺を眺めながら、爽やかな甘さが食後にピッタリな〆のおやつで、楽しかった1日を終えました。

ローカルリズムナイト「あさくさ宵見世」
開催時間:20:00〜23:00(プロジェクションマッピングは20:00から1時間ごとに開始)
料金:無料(花もなかアイスは別途料金)

 

満ち足りた気分でお部屋に戻ったら、スカイツリーの夜景を眺めながらおやすみなさい。

 

粋だねぇ、明けの浅草さんぽ

夜明けと共に目を覚ました朝、障子を開けると、ちょうどスカイツリーから朝日が昇る瞬間が見られました!
最高の1日の始まりです。

 

こんなに朝早く起きたのは、6時半に屋上のルーフトップテラスに集合し、楽しみにしていたアクティビティに参加するため。

「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」は、観光客で大賑わいの日中ではなく、”浅草っ子”の時間が流れる早朝に浅草寺の境内を巡る1時間ほどのツアーです。

目を覚ましたばかりの清々しい浅草の姿を見られるのは、この近所に泊まった者の特権ですね。

昼間とは違い、朝は信心深くお参りしたり境内を散歩をしたりする地元の方が目立ち、深く地元に根ざした、信仰の拠り所としての浅草寺の姿が見られます。

毎日開催される本堂での朝のお勤め「朝座」の読経が、朝の澄んだ空気に響き渡り、とても厳かな雰囲気。

 

古くから浅草寺が、浅草っ子とどれだけ深くつながってきたかを感じられるエピソードを聴きながら、境内を巡っていきます。

仲見世通りをそぞろ歩き、最後は雷門で記念撮影。

人の少ない雷門でこんな写真が撮れるなんて、すぐそばのホテルに泊まらなければなかなかできることではありませんね。

 

粋だねぇ、明けの浅草さんぽ
開催時間:4月1日~9月30日 6:00 / 10月1日~3月31日 6:30
料金:無料

 

浅草の味を気軽に味わう「OMO Food & Drink Station」の朝食

朝早くお散歩したので、お腹が空いてきました。

ホテルに戻ったらOMOベースで朝食を。
この時間帯のOMO Food & Drink Stationには、おにぎりなどの朝食らしいラインナップが並んでいます。

欲しい商品をトレーにとり、セルフレジで購入。
現金は不可で、クレジットカード・電子マネー等が使えます。

スカイツリーの見える席と浅草寺側、どちらの席にするか悩み、爽やかな朝日を浴びながら頂けるスカイツリー側の席に。

「OMO3浅草」が、地元で愛される昭和25年開業のパン屋「テラサワ」とコラボしたクロックムッシュに、江戸末期より続く和菓子屋「龍昇亭 西むら」のどら焼きなど、ご近所さんの美味しいものでたっぷりとエネルギーチャージ。

美味しい朝食に心満たされた後は、スカイツリーの見える部屋でゆっくりと身支度し、清々しい気分でチェックアウト。

すっかり観光客でいっぱいになった浅草寺を横目に、充実の思い出と共に浅草を後にしました。

「OMO3浅草」で浅草上手な旅を

浅草の新たな魅力に触れ、楽しみ方を知れた「OMO3浅草」での1泊2日。
長い歴史と、街の人々の間で育まれた懐深い文化は、粋で、優しく、ますますこの街が好きになりました。

 

東京観光の定番の浅草ですが、浅草を訪れたことがある人も初めての人も、「OMO3浅草」に泊まれば、きっと知らなかった浅草の魅力に出会えるはず。
ぜひ「OMO3浅草」に滞在し、浅草上手な旅を楽しんでください。

 

OMO3浅草 by 星野リゾート
所在地:東京都台東区花川戸1丁目15-5
TEL:050-3134-8095(OMO予約センター、受付時間 9:30〜18:00 )
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩約4分、都営浅草線「浅草駅」から徒歩約6分、つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩約8分
料金:1泊26,000円~(1室あたり、税込、食事なし)

取材協力:OMO3浅草 by 星野リゾート




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