こんにちは、Remiです。
沖縄県の離島・竹富島の滞在型リゾート、『星のや竹富島』に滞在してきました。
歴史と伝統が息づく美しい島で、暮らすようにゆったりとした島時間を過ごすことができる、唯一無二のリゾートステイをご紹介します。
目次
石垣島からフェリーで10分!秘境のリゾート「星のや竹富島」
「星のや竹富島」へのアクセスは、飛行機、タクシー(またはバス)、フェリー、送迎車の4ステップ。
1. 国内空港→「新石垣空港」:飛行機で1〜3時間(羽田空港から約3時間、那覇空港から約1時間)
2. 石垣空港→「ユーグレナ石垣港離島ターミナル(石垣港)」:タクシーまたはバスで約30分
3. 石垣港→「竹富港」:フェリーで約10分
4. 竹富港→「星のや竹富島」:送迎車で約8分
石垣港は、他にも小浜島や西表島など八重山諸島の玄関口。
石垣島から竹富島へのフェリーは約30分毎で運行しており、事前に伝えておけば竹富港までリゾートの専用車が迎えにきてくださいます。
沖縄県石垣島から船で約8分、サンゴ礁が隆起してできた周囲約9.2kmの小さな島、竹富島。
人口約350人の小さな島にはコンビニもスーパーマーケットも信号機もありません。
美しい自然と文化、そしてゆったりと流れる島時間を満喫できる、秘境のリゾートアイランドです。
コンセプトは「ウツグミの島に楽土」。離島の集落に暮らすように滞在する「星のや竹富島」
沖縄の原風景が今なお残る竹富島にある、伝統的な琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。
竹富港から送迎車で約10分、のどかな島の風景をそのままに、竹富島の象徴でもある伝統的な赤瓦のエントランスに到着。
沖縄の守り神、シーサーに出迎えられレセプションでチェックインをします。
「星のや竹富島」のコンセプトは「ウツグミの島に楽土」。
「ウツグミ」とは一致協力を意味し、竹富島の4つ目の集落と呼ばれる「星のや竹富島」は、敷地内の隅々に渡り島の伝統を受け継いでいます。
一つ一つ手積みで作られた石垣に、真っ白な珊瑚の砂が敷かれた小路、目線の高さに茂る沖縄の木々が、不思議と初めて来た場所とは思えない懐かしい気分にさせてくれます。
全室一棟貸切!竹富島の伝統家屋を受け継ぐ「星のや竹富島」の客室
チェックイン後、専用カートで連れて来て頂いたのは、立派な石垣に囲まれた赤瓦の一軒家。
「星のや竹富島」の48棟の客室は全て、竹富島の伝統建築である木造平屋の一棟貸切です。
入口の門には扉がなく、その代わりに門と母屋の間の石垣塀があり、目隠しと悪霊を除ける役割を持っています。
庭には真っ白な珊瑚の砂が敷き詰められ、琉球赤瓦の屋根の上には、シーサーがちょこんと座っています。
沖縄で魔除けとして一般的なシーサーですが、屋根の上に置かれるのは竹富島ならではなんだそう。
一棟一棟シーサーの表情やポーズが全て違うので、散歩しながら見て回るのも楽しみの一つ。
平屋は全室南向きで、幸せを運んでくると言われる縁起の良い「南風(ぱいかじ)」を感じられる造りになっています。
庭には南国の植物に囲まれ一休みできるスペースも。
全室一棟庭付きの「星のや竹富島」の客室タイプは4つ。
それぞれ竹富島の方言で竹富島を代表する木々の名前が名付けられています。
フローリングのリビングとオープンなバスタブ付きの2名客室。
・ズーキ(意味:ディゴ):2〜3名・260〜300㎡/ 客室66㎡
フローリングのリビングとオープンなバスタブ付きの3名客室。
・キャンギ(意味:イヌマキ):2名・260〜300㎡/ 客室53㎡
リビングから寝室まで琉球畳が敷かれた2名客室。
・トーナチ(意味:ハスノハギリ):2名・260〜300㎡/ 客室59㎡
フローリングのリビングとバリアフリーを備えた2名客室(1室限定)。
フローリングのリビングとオープンなバスタブ付きの3名客室「ズーキ」
南向きの解放的なリビングと、中央に大きなバスタブのあるバスルームが繋がるように配置された、広々客室。
リビング「風の間」
大きな窓を全面開放すると、客室全体に心地よい南風が吹き抜けるように設計されています。
目隠しの石垣があるので、窓を開けたままでも十分にプライベート空間が保たれます。
バスルーム
客室の中央には光をたっぷり浴びるバスルーム。
大きなバスタブからも南風を感じることができ、お風呂好きにはたまらない贅沢な空間です。
(バスルームはスライド式扉でリビングと仕切ることも可能です。)
すぐそばにシャワールームもあるので、身体を洗ってそのままバスタブに浸かることができます。
アメニティは、星のやオリジナルのスキンケアセットや「星のや竹富島」オリジナルのバスソルトや月桃バームも!
琉球バスソルトでバスタイムを存分に楽しむことができます。
ベッドルーム
ベッドルームは琉球畳が敷かれた和室で、ベッドが3つ並びファミリーやグループ旅行にぴったり。
寝室の横には、ウォークインクローゼットがあり、荷物もしっかり収納できます。
引き出しには館内着やパジャマ、足袋、お土産に持ち帰れるオリジナルバッグが用意されています。
ラウンジやダイニングで酒類の提供がされない期間は、「お部屋で楽しむ宵のひととき」として、客室に泡盛と黒糖菓子のサービスも。
そのままでももちろん、ラウンジでいただくオリジナルシロップとソーダで割って「泡盛カクテル」として楽しめます。
ミニバーには各種ドリンクやウォータージャグ。
「星のや竹富島」では竹富島の自然環境保全の一環として、海水を淡水化して飲料水を自給し、ペットボトルフリーを実践しています。
竹富島の豊かな自然が育む良質な水を、ウォータージャグやウォーターサーバーで提供し、環境にも優しい取り組みです。
続いて、敷地内の散策へ。
「星のや竹富島」リゾート全体を見渡す見晴台
リゾートの最南端にある見晴台。
それほど高くはありませんが、リゾート全体、さらには近隣の島々まで見渡すことができます。
「星のや竹富島」の客室棟は南からの海風を感じられるように全てが南向きに建てられています。
屋根の上のシーサーが全て南に向いているので、見晴台からは全てのシーサーがこちらを向いているのも面白い!
そして南側を向くと、緑の先に一面の海!!
空と海の境目を見失うほどに綺麗なブルーでした。
視界を遮るものがないので、朝日や星空を眺めるのにも最高のスポットです。
「星のや竹富島」の1年中楽しめるプールとゆんたくラウンジ
「星のや竹富島」の共有施設は集落の中心にある「集いの館」周辺に集約されています。
全長46mの楕円形のプールは、加温式で1年中24時間利用できる贅沢なプール!
夜は幻想的なライトアップと共に美しい月や星空を眺めることができます。
また、プールにあるデッキチェアは、竹富島の風を感じながら空の移り変わりを楽しむ特等席!
この特等席での忘れられない絶景体験についてはまた次の記事で紹介します。
広い芝生に寝転んでも気持ち良く、昼は青空を、夜は満天の星を見ながら過ごすことができます。
集いの館の中には、滞在中いつでも利用できる「ゆんたくラウンジ」があります。
窓に囲まれた開放的な空間で、さんぴん茶やジュース、コーヒーなどのドリンクやスナックと共に景色を眺めたり、読書を楽しむことができます。
また、島の文化を取り入れた体験イベントや飲食体験も随時行われています。
続いては、客室とダイニングで楽しむ「星のや竹富島」食事をご紹介します。