こんにちは、Remiです。

青森県にある星野リゾートの温泉旅館「界 津軽」に滞在しました。

美肌の温泉や美食、そして津軽ならではのねぷたや津軽三味線など、伝統と文化に触れる滞在を満喫したのでご紹介します。

津軽の文化や伝統が詰まった「界 津軽」

津軽の名画と津軽三味線の生演奏

入り口の回廊を抜けてまず目に入ってくるのがこの大きな壁画。

日本画の巨匠・加山又造による津軽の風景を描かれた『春秋波濤』は、迫力のある大波と金色に輝く月や山々がとても印象的な迫力のある作品です。

毎晩こちらで開催される「ご当地楽」、津軽三味線の生演奏は必見！

津軽三味線のプロ奏者と熟練スタッフによる生演奏を鑑賞することができます。

迫力のある手さばきと空気を震わす独特の音色に圧倒されます。（毎晩21時頃～無料）

「津軽四季の水庭」

ロビーの外に広がる風情ある水庭。四季で異なる装飾が施されます。

夏季期間は色ガラスを美しく調合された「津軽びいどろ」が並び、吊るされた風鈴が、風が吹くたびにその美しく涼しい音色を響き渡らせます。

暗くなるとライトアップされより幻想的な姿になります。

春には津軽金山焼きの燈篭、秋には紅葉、冬にはこぎん燈篭とかまくらで雪景色を満喫できます。

「弘前ねぷた祭り」の装飾

館内には、青森県弘前市の夏の風物詩である 「ねぷた祭り 」で実際に使われた作品が並び、その繊細さや迫力を直に見ることができます。

津軽こぎん刺し

客室棟の廊下には青森を代表する伝統文化のひとつ「津軽こぎん刺し」をモチーフに透かしが施してあり、光が差し込むととても幻想的な空間に演出されています。

館内ではこぎん刺しを実際に体験するアクティビティもあります。

津軽の文化や伝統の魅力を体感できる空間です。

名湯・大鰐温泉を楽しむ「界 津軽」の大浴場

「界 津軽」のある大鰐（おおわに）温泉は、800年の歴史を持つ名湯。
無色透明で洗いあがりがすべすべになるとろみの湯。

芯から温めるので上がった後でもぬくもりを感じられ、体が冷めにくいと言われています。

大浴場は、青森ヒバの湯船。

内湯にはりんごの形をしたヒバが浮かびます。

露天風呂に面する水庭には夏はねぷたの灯篭が浮かび、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪景色と季節毎に異なる表情を楽しめます。

津軽こぎん刺しの魅力が詰まった「界 津軽」のご当地部屋

「界 津軽」の客室は全てがご当地部屋「津軽こぎんの間」。
「津軽こぎん刺し」の美しいシンメトリーな模様がふんだんに使われた伝統を感じる空間です。

「界 津軽」の津軽こぎん刺し体験

「界 津軽」では、津軽こぎん刺しを誰でも簡単にできるようにアレンジしたオリジナルの紙製「しおり作り」が体験できます。

好きなデザインのしおりと好きな色の糸を選び、針を使って穴を通していくだけで、美しいこぎん刺しが完成。

一針縫うごとに柄が仕上がっていく楽しさを感じられます。

こぎん刺し体験をより本格的に楽しみたい方は、お部屋でじっくり楽しめるセットもあります！

デザインの説明書付きで、完成した作品はセットのフォトフレームに入れて持ち帰ることができます。

お土産にもぴったりの体験です。

青森の旬を堪能する「界 津軽」のお食事

食事は水庭に面した食事処にて。

日本海、太平洋、津軽海峡と豊かな漁場に囲まれた青森の海の幸を、津軽の食文化に合わせた季節の会席料理にて。

青森の地ビール「青森エール」とともに、海鮮をふんだんに使った食事をいただきました。

青森の名産でまぐろの最高峰と言われる「大間のまぐろ」もたっぷりといただけます。

夏の会席のメインは鮑の刺身をハーブの香お湯にくぐらせ2種類の冷静だしで食べる「鮑の氷しゃぶしゃぶ」。

氷に乗せて涼しげな一品は、そのままお造りとして、火の通ったしゃぶしゃぶとして、好みに合わせていただけます。

和牛の鉄板焼きや釜焚きのごはんなど、ボリューム満点の会席でした。

春には花見蟹、秋冬には大間のまぐろづくし会席で青森の旬を贅を尽くした料理が提供されます。

朝食には、鯖の西京焼きを始めとした和食膳。

帆立の貝焼き味噌などユニークな一品も楽しめます。

「界 津軽」で津軽文化と四季を感じる滞在を

「界 津軽」では、星野リゾートの温泉旅館「界」ならではの湯浴み体験とご当地文化や伝統を存分に満喫できました。

美肌の湯にしっかり浸かり、旬の海の幸を舌鼓し、こぎん刺しを見て作って楽しみ、迫力ある津軽三味線やねぷたの世界を間近で体感。

ここでしかできない貴重な体験の数々を堪能できます。

Tweet