Remi(代表・編集長)

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【LOVETABI代表】 主なテーマ:温泉、ビーチリゾート、子連れ旅

 

その美しさから「太平洋の真珠」と称されるクック諸島。

観光地化が緩やかで手付かずの自然がそのままに残っているために

「最後の楽園」「秘密の楽園」と形容されます。

 

日本人にはまだあまり知られていないデスティネーションですが、

同じ南太平洋に位置するタヒチやフィジーに引けを取らない魅力いっぱいのリゾート地、

クック諸島をご紹介します。

 

 

15の島々が点在する、南太平洋の「秘宝」クック諸島ってどんな場所?

 

 

 

南太平洋の中心にある奇跡の島国

南太平洋ポリネシアの中心にある、220㎢に15の島々が点在する島国。

日本からの距離は約8,000km。場所は赤道を挟んでほぼハワイの反対側に位置します。

クック諸島の名の由来は、この地に上陸した最初のヨーロッパ人であるキャプテン・クックにちなんだもの。

ハワイとタヒチとニュージーランドの良いところが絶妙に混ざった、まるで奇跡のような楽園!

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2015年で独立50周年!

元々ニュージーランドの属領だったクック諸島は、1965年に内政自治権を獲得し、

ニュージーランドとの自由連合に移行。初の総選挙を実施ました。

元首は英国女王、公用語は英語とマオリ語、キリスト教国家です。

よく比較されるタヒチはフランス語が公用語なので、その点は便利。

15の星で円を作る、クック諸島の国旗(画像:Wikipedia)

15の島を表す星のある、クック諸島の国旗

 

ポリネシアンカルチャー

文化圏としてはハワイ、ニュージーランド、タヒチ、イースター島と共に「ポリネシア」に属します。

現地のマオリ語はハワイやタヒチの言葉とよく似ています。

昔のハワイを思わせる、美しい自然と温かい人々の出会いは、クック諸島を旅する大きな魅力のひとつ!

 

クック諸島は一年中温暖な気候

季節は日本と逆になりますが、熱帯海洋性気候なので一年を通して温暖で快適に過ごすことができます。

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クック諸島の通貨はニュージーランドドルまたはクックアイランドドル

 

クック諸島の通貨は、ニュージーランド・ドルとクック・アイランド・ドルがあるが、

実際に流通しているのは主にニュージーランド・ドル。

日本を出発する際やオークランドでニュージーランドドルに両替しておいた方が便利。

世界で唯一3ドル紙幣があり、三角形の硬貨も可愛らしい♡

 

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クック諸島への行き方は?

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クック諸島の玄関口ラロトンガ島へは日本からの直行便は無く、乗り継ぎが必要になります。

ニュージーランド航空のオークランド乗り継ぎが便利です。

 

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成田〜クック諸島までの所要時間は丸一日!(ニュージーランド航空)

 

成田からニュージーランドのオークランド空港まで約11時間。

オークランドからクック諸島までは約4時間。

乗り継ぎ時間も加算すると、日本からクック諸島までは丸一日かかります。

これだけかけて行くなら、4、5泊はしたいもの!

私達はクック諸島5泊+オークランド1泊+機中1泊で7日間の旅でした。

 

日本とクック諸島の時差は−19時間

日本との時差は

ニュージーランドが+4時間、クック諸島がー19時間。

ニュージーランドとクック諸島の間に日付変更線があるので

この2カ国の時差は25時間になります!

 

こうしてクック諸島に到着!!

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美しいラグーンに囲まれたクック諸島の玄関口で最大の島ラロトンガ島は、

一周約32km、車で30分もあれば一周できます。

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ラロトンガ島の楽しみ方をご紹介します。

 

クック諸島ラロトンガ島の楽しみ方は海だけじゃない!エコサイクリングで島の生活を見る

 

ストーリテラーズ エコサイクルツアー(Story Tellers Eco Cycle Tour)

 

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ラロトンガでのアクティビティのひとつが、エコ・バイシクル・ツアー。

 

その名の通り、レンタル自転車で島を回るツアーです。

 

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島の道路は信号も無く、車の量も少ないため、サイクリングにピッタリ!

 

道路沿いにはヤシの木よりも高いものは無くひたすら木々が続きます。

 

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内陸部に多く見かけるのがこの畑。

 

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クック諸島の主食の、タロイモ畑です。

全て手作業で畑を耕し、雑草除けにはヤシの葉を使う。

機械を使わず一から人の手で作られます。

 

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その他、パイナップル畑やグァバの実や木の実を味見したり、

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ヤシの木からココナッツ収穫までの流れを実演したり、

 

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クック諸島の自然にたっぷり触れるエコツアーでした。

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クック諸島ラロトンガ島の「ウィークエンドマーケット」でお祭り気分♪

 

プナンガ・ヌイ カルチュラル・マーケット(Punanga Nui Cultural Market)

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毎週土曜日8〜14時にラロトンガ島にある首都アバルアで開かれるマーケット、

プナンガ・ヌイ カルチュラル・マーケット。

島中から人が集まり賑やかです。

 

広場には、野菜やフルーツ、パン、スムージーなどの屋台がずらっと並びます。

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手染めのパレオやシェルアクセサリー、

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クック諸島名物のブラックパール、

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ココナッツオイルや雑貨など、島の産物はここで全て手に入ります。

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 みんな大好き!ラロトンガ島の大人気ハンバーガー店で腹ごしらえ♡

 

パレス・テイクアウェイズ(Palace Takeaways)

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実は、世界一の肥満国にもなったことがあるクック諸島。

島の人はみんな食べる事が大好き!

 

島には人気のハンバーガー店がいくつかあり、今回はその1つ、パレス・テイクアウェイズへ!

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ハンバーガーはNZ$5〜15(400円〜1300円程度)。

中でも一番大きなパレスバーガーはとにかく具沢山で容器に全く収まりません。

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店に群がる野生の鶏が、チキンバーガーの食べかすをあさる姿がなんともシュール…。

 

私達がオーダーしたのは、チーズバーガーとベーコンバーガー!(各NZ$5)

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とろけないカリカリチーズも良かったけど、ベーコンが何ともジューシーで最高に美味しい!

 

 

クック諸島ラロトンガ島の歴史や文化を知るには文化村へ!

 

テ・バラ・ヌイ・ビレッジ(Te Vara Nui Village)

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ラロトンガで観光客に大人気のカルチャー・テーマパーク、

テ・バラ・ヌイ・ビレッジ。

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ここでは先人達の文化と歴史をグループツアー形式で学び、

ディナーショーでは華やかなクックダンスショーを鑑賞できます。

 

2時間に渡るレクチャーでは、民族衣装の方々が当時の航海術や治療法などを実演。

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手作りの花冠やシェルのネックレスもプレゼントしてもらい、ポリネシアン度アップ!

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レクチャーの後は、池の上に浮かぶステージを囲んでディナー♪

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カラフルな野菜やお米を使った料理は日本人の口にも良く合います。

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そして賑やかな生演奏に合わせて、ポリネシアンダンスショーがスタート!

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クック諸島は住んでいる住民も80%以上がポリネシア人。

ポリネシアン・ダンスをはじめとする様々な文化要素が脈々と受け継がれています。

 

迫力のあるファイヤーダンスや、フラダンスの起源とも言われる伝統舞踊「タムレ」など、

華やかなダンスショーは見応えたっぷり!

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島に伝わる文化や地元の暮らし、そして大きな自然。

手付かずの自然がそのままに残っているように、その文化と生活はリアルなポリネシアそのもの。

ラロトンガ島では作られた観光ではなく、南の島のリアルな日常が体験できます。

 

次回はラロトンガのユニークなリゾートをたっぷりご紹介します!

 

 

取材協力:クック諸島観光局

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Remi. @Cook Islands / beach resort

 

 




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