2020年から続いていた国内での移動制限や外出自粛制限がなくなり、そろそろ海外旅行を検討する人も増えてきたのではないでしょうか?
2022年3月1日より日本の水際対策も大幅に緩和され、海外から帰国・入国する際の自宅待機が不要となりました。
それでも気軽に行ける国内旅行とは異なり、言葉が通じない海外は不安も多いですよね。
「一体いつから海外旅行は行けるの?」「今、旅行に行ける国はどこ?」など疑問も多いと思います。
そこで今回は、海外旅行を検討中の人にぜひチェックしてほしいおすすめの国8選をご紹介!
入国時行動制限(隔離措置)がなく、かつ日本帰国後に自宅待機なしとなる国をまとめました。
目次
- 1 隔離なしで行けるおすすめの国①ワクチン2回接種でOK「アメリカ(ハワイ・グアム含む)」
- 2 隔離なしで行けるおすすめの国②入国時陰性証明も不要!「カナダ」
- 3 隔離なしで行けるおすすめの国③約2年ぶりに国境開放「オーストラリア」
- 4 隔離なしで行けるおすすめの国④5月より規制を大幅緩和「タイ」
- 5 隔離なしで行けるおすすめの国⑤ホテル隔離撤廃「シンガポール」
- 6 隔離なしで行けるおすすめの国⑥コロナ制限全て撤廃!「イギリス」
- 7 隔離なしで行けるおすすめの国⑦ワクチン又は陰性証明で入国可能!「イタリア」
- 8 隔離なしで行けるおすすめの国⑧行動追跡アプリダウンロード要「ドバイ」
- 9 隔離なしで久しぶりの海外旅行に飛び立とう!
隔離なしで行けるおすすめの国①ワクチン2回接種でOK「アメリカ(ハワイ・グアム含む)」
海外旅行人気NO1リゾートのハワイを含むアメリカ!
米国は、2歳以上の全ての渡航者を対象に「ワクチンを2回接種」を義務付けています。そのため、渡航の際にはワクチン接種証明書が必要になります。
ワクチンを2回以上接種していれば、アメリカ全土へ観光目的での旅行が可能です。
アメリカ国内でもマスク規制等も廃止され、活気ある日常生活が戻ってきています!
【入国に必要な条件】
・海外渡航のためのワクチン接種証明書(2回以上)
・出発日の1日前までに取得した新型コロナウイルス検査の陰性証明書、または回復証明書の提示
・CDC宣誓書
・ESTA ※ ビザ免除プログラム
隔離なしで行けるおすすめの国②入国時陰性証明も不要!「カナダ」
これから夏に向けてカナディアンロッキーなどの大自然が堪能できるベストシーズンに入るカナダ!
アメリカに隣接しているカナダも米国同様に、観光目的での入国が可能です。
さらに、カナダの場合は新型コロナウイルス検査の陰性証明書は不要です!
そのためワクチン接種を2回以上完了している人は比較的簡単な手続きで入国ができます。
【入国に必要な条件】
・ワクチン接種証明(英語またはフランス語の接種証明を「ArriveCan」で登録)
・「ArriveCan」の登録
・ETA ※電子渡航認証
隔離なしで行けるおすすめの国③約2年ぶりに国境開放「オーストラリア」
海も山もシティも満喫できる人気の観光地オーストラリア。
コロナ禍で厳しい入国規制を行っていたオーストラリアですが、約2年ぶりに国境が全面的に開放されました。
現在は、出発前のPCR検査の提出も不要もになっています。
【入国に必要な条件】
・ワクチン2回接種接種証明書
・入国72時間前以内のデジタル渡航申請
・観光用のETAS
※オーストラリアは、広い国ということもあり州により法律や規制が異なります。オーストラリア到着後は、到着地の州・準州の取り決めに従う必要があります。
隔離なしで行けるおすすめの国④5月より規制を大幅緩和「タイ」
世界遺産の遺跡やアジア屈指のビーチリゾートに加え、ショッピングもグルメも満喫できるタイ。
コロナ禍が落ち着いたら行きたいスポットとして考えている人も多いはず。
少し前まで様々な規制がありましたが、5月より大幅に規制が緩和されワクチン完全接種者は 到着時の検査不要 及び 隔離不要 でタイ渡航が可能となりました!
(完全接種者とは・・・米ファイザーや米モデルナ、英アストラゼネカなどのワクチンを2回以上接種、米ジョンソン・エンド・ジョンソンは1回)
また、ワクシン未接種でも渡航前の検査で陰性が証明できれば隔離措置免除となり、入国制限は大幅に緩和されています。
【入国に必要な条件】
・「Thailand Pass」 申請システムにて渡航予定日の7日前までの登録
・国の公的機関・地方自治体により発行されたワクチン接種証明書
・最低1万USドル以上の治療補償額の英文医療保険証
隔離なしで行けるおすすめの国⑤ホテル隔離撤廃「シンガポール」
シンガポールも国内の感染状況のさらなる沈静化を受けて、ワクチン接種完了者については隔離なしの入国が可能になりました。
また、ワクチン未接種者に関しては、入国後7日間の隔離及び、隔離終了時PCR検査が必要となりますが入国が可能です。
【入国に必要な条件】
・ワクチン接種証明
・到着の3日前までにSG到着カード(SGAC)を記入
・追跡アプリ TT(TraceTogether)アプリをインストール・利用
隔離なしで行けるおすすめの国⑥コロナ制限全て撤廃!「イギリス」
全世界の中でもどこよりも早く、新型コロナウイルス対策として課せられていた水際措置を全面撤廃したイギリス。
これまで英国入国の際に義務づけられていた乗客追跡フォーム(Passenger Locator Form)やワクチンを完全に接種していない人の出発前検査及び入国後検査も全て撤廃されコロナ禍前と同じ条件で自由に旅行が楽しめるようになりました。
さらに、マスクの着用義務も全ての環境で解除されています。しかし、公共交通機関や混雑する場所などはマスクの着用が期待・推奨されています。
【入国に必要な条件】
なし
隔離なしで行けるおすすめの国⑦ワクチン又は陰性証明で入国可能!「イタリア」
夏休みやハネムーンの旅先としてもヨーロッパの中で高い人気を誇るイタリア。
現在は大幅な規制緩和が行われ、「ワクチン接種証明、治癒証明、陰性証明」の中のいずれか1つを所持していれば入国が可能です。入国時の抗原検査やPCR検査もありません。
また、コロナ対策として以下の内容が実施されています。
■コロナウイルス対策
(1)マスク着用
最長6月15日まで、国内全域において、公共交通機関、全ての屋内施設等ではマスク着用が義務
(2)基本グリーンパス
最長6月15日まで、国内全域で、レストランおよび州間の移動機関(列車、フェリー、航空機、運転手付レンタルバスなど)において、基本グリーンパス(ワクチン接種証明書、治癒証明書又は陰性証明書)にて利用が可能
【入国に必要な条件】
・COVID-19グリーン証明書(ワクチン接種証明、治癒証明、陰性証明)のいずれか1つ
隔離なしで行けるおすすめの国⑧行動追跡アプリダウンロード要「ドバイ」
世界一の高さを誇る超高層ビルやビーチ、ショッピングなど贅沢な滞在が何でも叶うドバイ。
2021年~2022年3月にかけてドバイ万博が開催されていた事でも注目を集めている都市です。
現在では、ワクチン接種済みであれば入国前の陰性証明の取得も不要となり、入国が可能な国になりました。
【入国に必要な条件】
・有効なワクチン接種証明書
英語のQRコード付きのワクチン接種証明の提示が要(紙媒体、データ表示いずれでも可。SMSは不可)
→上記の証明書があれば、出国前の陰性証明の取得は不要。
・行動追跡アプリ「COVID-19 DXB」のダウンロード
隔離なしで久しぶりの海外旅行に飛び立とう!
「今、行きたいおすすめの国8カ国」をご紹介しましたがいかがでしたか?
ワクチン接種が必要な国や、入国前検査が必要な国など条件は様々ですが、想像以上にぐっと海外旅行のハードルが下がったのではないでしょうか。
中でも、1番入国しやすいのはコロナ制限を全て撤廃したイギリス。世界に先駆けて1番に日常を取り戻している国です。
まだまだ海外旅行に不安はありますが、きちんとした感染対策を行い、定められた規制を守って海外に出かけてみてはいかがでしょうか。
なお、日本帰国後に「自宅待機なし」となるための条件は以下の通りです。
【日本帰国時(指定国以外共通)】
隔離/ワクチン証明について
日本入国後、
(1)ワクチンを3回接種していることが確認できる証明書を保持(有効なワクチン接種証明書を入国時の検疫で提示)している方は、入国後の自宅等待機不要。
(2)ワクチンを3回接種していない方は、原則7日間の自宅等待機。
入国後3日目以降に自主検査を受け、陰性の結果を厚生労働省(入国者健康確認センター)に届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅等待機の継続不要。
今回ご紹介した内容は、2022年5月11日時点での情報になります。現地入国条件や日本帰国時条件は日々変化します。
お出掛けの際は各自関係省庁のサイトにて最新情報をご確認ください。