こんにちは。台湾在住ライターのKumikoです。
今、日本人の海外旅行先として大人気の台湾。
台湾といえば…
夜市での食べ歩きや、可愛い台湾グッズの買い物。
そして、どこか懐かしい雰囲気を感じられる中国風の街並みの散歩など…何度でも訪れたくなる魅力が満載の場所です。
台北の九份はもうすでに行ったことがあるという方は多いと思いますが、台湾には他にも訪れておきたいフォトジェニックなスポットがあるのをご存知でしょうか?
そこで今回は台湾リピーターでも楽しめる、台中のフォトジェニックなスポット3選をご紹介します。
台北からは新幹線(高鉄)で約1時間ほど、バスだと2時間40分ほどで行ける、「台中」エリア。
食べ歩きはもちろん、女子旅では欠かせない魅力的なエリアがたくさんあります。
今回は台中駅を中心に1日で回れるルートをご紹介しますので、1日だけでも時間がある方はぜひ行ってみてください。
目次
台中フォトジェニック観光スポット①宮原眼科
台中駅に着いたらまずはここ!
台中駅から徒歩3分ほどで、たどり着ける「宮原眼科」。
宮原眼科と言う名前のこの場所、実際は眼科ではなくスイーツショップ!
1階はアイスクリーム屋さんとカフェ、お土産屋さんがあり、2階はレストランになっています。
台中駅からもアクセスが便利なので、台中で大人気の観光地です。
眼科と思ったら、スイーツショップ?宮原眼科の見どころ
今や「台中といえば宮原眼科!」というほどの人気のフォトジェニックスポット。
外装はレンガ造りの歴史を感じさせる建物です。
(画像:台湾ナビより)
店内は中世の雰囲気漂うアンティーク調の内装になっており、さながらヨーロッパの図書館のよう。
(画像:台湾ナビより)
台湾とは思えないような欧風の店内ですが、この雰囲気の中で食べるスイーツは絶品。
おしゃれな気分に浸れます。
店内に一歩入ると広くてとても華やかな内装に圧巻されますが、ずっと居たくなるような心地よさです。
宮原眼科がスイーツショップになるまでの歴史
もともとはその名の通り、日本統治時代の1927年に開業した眼科医院だった宮原眼科。
その後、終戦の後に閉院。
しかし建物は取り壊されることなくしばらくの間残っており、数年後に医院の名前と調度品などを残したままリフォームされました。
現在ではお土産に最適な台湾名物のパイナップルケーキ(鳳梨酥)やチョコレートなどが購入できます。
どれもお洒落なパッケージなので、自分へのお土産やお友達へのお土産にもすごく喜ばれますよ。
台湾(宮原眼科の)名物のタピオカミルクティー(珍珠奶茶)
昔の薬箱をイメージしたインテリアが目を引くスペースは、タピオカミルクティーの注文カウンター。
宮原眼科で一番有名なのはアイスクリームなのですが、平日でも長蛇の列。
時間がない方には隣のカフェで注文できるタピオカミルクティーがオススメです。
タピオカミルクティーも、1種類だけでなく茶葉の種類によって違うそう。
スリランカ紅茶のタピオカミルクティーや、台湾アッサムと東方美人茶をブレンドした宮原ミルクティー(宮原奶茶)など、店員さんに尋ねるといろいろと教えてくれました。
日本語メニューも用意されているので、安心して注文できます。
台中フォトジェニック観光スポット②彩虹眷村(さいこうけんそん)
続いてのフォトジェニックなスポットはレインボービレッジと呼ばれる村、彩虹眷村(さいこうけんそん)。
台中駅からタクシーで30分ほどの距離にあります。
村を守るために絵を描き続けたおじいさんの村「彩虹眷村」
最近では、テレビや雑誌などでもよく見かけるレインボービレッジ。
しかしここは、昔台中の都市再開発のために村の取り壊しが予定されていた村なんです。
それを知った1人の住人のおじいさんが、ある日家に絵を描きはじめました。
それはやがて村全体に広がり…ここまで巨大な作品となったのです。
それがのちに壁画アートとして注目を浴び、文化資産として保存されることになりました。
なんと、今でも毎日絵を描き続けていて、台中で有名な観光地になっています。
この日は夕方近くに行ったため売店は閉まっていましたが、レインボービレッジに描かれている壁画のキャラクターがいろんなグッズになって販売されています。
おじいさんもいらっしゃれば一緒に記念写真も撮ってくれます。
入場料は無料で、入村できるのは8時から18時まで。
小さな村ですが、とてもカラフルで迷路みたいに迷うかもしれません。
また、壁画にはキャラクターだけでなく、縁起の良い言葉が書かれていたりするので、探してみるのも楽しいですよ。