こんにちは、バンコク在住ライターAsukaです。
バンコクには屋台や食堂など安く楽しめるお店もたくさんありますが、おしゃれして行きたくなるようなリッチな雰囲気のタイ料理レストランも多くあるのはご存知でしたか?
バンコクは外国人在住者が多いため食に関しても多様性があり、総じて食のレベルが高いと言われています。
数十バーツで楽しめるリーズナブルなタイ料理ももちろん美味しいのですが、せっかくならその食のレベルの高さが感じられるレストランを訪れてみましょう。
バンコク在住の私が実際に訪れた、おしゃれして行きたくなる、リッチなタイ料理レストランをご紹介します!
目次
バンコクのおしゃれなタイ料理レストラン①夜景を目の前にこだわりの創作タイ料理が楽しめる『TAAN』
BTS National Stadium駅からほど近い場所にある『Siam@Siam Design Hotel(サイアム アット サイアム デザイン ホテル)』。
このユニークなデザイナーズホテルの最上階にあるタイ料理レストランが『TAAN(ターン)』です。
ホテルの中に位置しているだけあって雰囲気はもちろん良い上に、一風変わったタイ料理が楽しめるんです。
見た目も味も楽しめる創作タイ料理
『TAAN』での食事は、まず見た目も楽しいこの前菜から始まります。
オーダーしていなかったので最初はオブジェが出てきたのかと戸惑いましたが(笑)、お店からのコンプリメンタリー(無料のサービスのこと)の前菜でした。
この日は、豚肉をタマリンド(タイやインドなどで食べられているマメ科のフルーツ。甘酸っぱさが特徴で、ジャムやタイ料理にもよく使われる)ソースで和えたものと、唐辛子をふんだんに使ったパスタの、2種類の前菜をサーブしていただきました。
『TAAN』のコンセプトは、タイ人であれば誰でも馴染みのある基本のタイ料理メニューに、独特な素材を組み合わせて新しいメニューを生み出すことだそうです。
見た目も独特なこの前菜はそのコンセプトにぴったりで、一気に『TAAN』の世界観に入り込むことができます。
タイのハーブを使ったオリジナルドリンク
『TAAN』でぜひ試してほしいのが、タイの素材をふんだんに使ったオリジナルドリンクです。
カレーやトムヤムクンの香り付けとして使われるレモングラス、紅茶として飲まれていて最近日本でも話題になっているタイの花・バタフライピーなど、タイではおなじみの素材をカクテルレシピにアレンジして使っています。
この日は、東南アジア発祥の柑橘類ザボンをベースに、蜂蜜やブラックペッパーを加えたカクテルをいただきました。
アルコールが苦手な方も心配ありません。
同じドリンクのノンアルコールも用意されているので安心です。
特徴的なのは、ドリンクのコンセプトや材料などが書かれたミニカードがサーブされる点。
自分が飲んでいるドリンクのことをきちんと知ってから味わうと、美味しさも倍増ですよね。
タイ国内の生産者から仕入れたこだわりの素材
『TAAN』で特筆すべきは、タイのあらゆる地方の信頼できる生産者から仕入れた、質の高い素材を使用している点です。
メニューにも、「バンコクから●●kmの●●という地方で収穫された●●」といったように、どこで収穫された素材なのかが明記されています。
不定期で「Farmer’s talk」という生産者を招いたトークイベントも開催しており、生産者の思いなどを直接聞きながら食事を楽しむことができます。
バンコクでこれほど素材にこだわりを持ったタイ料理レストランにはあまり出会ったことがなく、非常にユニークなレストランと言えるでしょう。
目の前に広がるバンコクの夜景を独り占め!
目の前に広がる夜景も『TAAN』の最大の魅力です!
窓際の席を予約しておけば、こんな風に夜景をバックにした食事の写真が撮れるのでおすすめです♪
バンコクの中心街Siamに近い場所に位置しているため高層ビルはもちろん、バンコク中心を流れるチャオプラヤー川方面にはバンコク三大寺院と呼ばれているワットポーやワットアルンのライトアップも見えますよ♪
都会と歴史が上手く調和したバンコクの街を一望できる、贅沢なレストランです。
住所:25th Fl. Siam@Siam Design Hotel Bangkok
865 Rama I Road, Patumwan Wang Mai Bangkok
アクセス:BTS National Stadium駅から徒歩3分
電話番号:065 328 7374
営業時間:18:00~23:00(22:30ラストオーダー)
バンコクのおしゃれなタイ料理レストラン②川沿いに現れる倉庫レストラン『The Never Ending Summer』
チャオプラヤー川沿いはおしゃれなレストランが多くありますが、その中でも特に人気なのが、『Jam Factory(ジャムファクトリー)』という複合施設に入っている『The Never Ending Summer(ザ・ネバーエンディング・
倉庫をリノベーションしたおしゃれ空間
『The Never Ending Summer』の売りは何と言っても、廃業になった倉庫を改装して作られたおしゃれな空間です!
倉庫独特の高い天井やむき出しの壁が、良い味を出しています。
天気の良い日にはライトアップされた外のテラス席もおすすめです。
チャオプラヤー川を見ながら食事ができますよ。
カジュアルに楽しめる定番タイ料理
『The Never Ending Summer』はおしゃれな雰囲気ながら、お手頃な価格でタイ料理が楽しめるのも嬉しいポイントです。
定番のタイ料理に一味加えた、クリエイティブなメニューがこのレストランの売りです。
どのメニューも大体200バーツから400バーツほどで楽しむことができます。
もちろん、屋台や食堂ほど安くはありませんが、その分盛り付けやお皿にこだわりが見えます。
お皿や盛り付けも食事を美味しくする要素なので、屋台や食堂で食べるよりもぐんとテンションが上がりますよね♪
レストランが入るJam Factoryは散策にぴったりのスポット
レストランの入る複合施設、『Jam Factory』も食事前の散策にぴったりの場所です。
おしゃれなインテリア小物やファッション小物を集めた雑貨屋さんや、デザイン書などを置いたブックカフェが併設されています。
ブックカフェではパソコンを開いて仕事や勉強をする人も多く、落ち着いた照明で安らげる空間です。
置いてある本はどれもおしゃれで、言語がわからなくても楽しめるフォトブックもたくさんセレクトされています。
どこを取っても写真映えする空間なので何時間でもいられそう。
それもそのはず。『Jam Factory』のオーナーはバンコクでも有名な建築家。さすがのセンスです。
The Never Ending Summer/ザ・ネバーエンディングサマー
住所:41/5 Charoen Nakhon Rd, Khwaeng Khlong San, Khet Khlong San, Krung Thep Maha Nakhon 10600
電話番号:02 861 0953
営業時間:11:00~23:00