こんにちはMugiです。
SNSで話題のスポットや可愛い雑貨の宝庫として、人気の渡航先であるベトナム。円安続きの海外旅行ですがベトナムは比較的物価が落ち着いており、ラグジュアリーな旅を気兼ねなく満喫できます。
そんなベトナムでこれからベストシーズンを迎えるハノイ&ハロン湾を中心に、フォトジェニックなスポットを取材で巡ってきました。
フランス植民地時代の面影を残すハノイを散策し、世界遺産のハロン湾を5つ星船で優雅にクルーズ、ノスタルジックなレストランで美味しいベトナム料理に舌鼓をうつ。ハノイ・ホーチミンを巡る3泊5日のモデルコースをご紹介します!
目次
直行便多数のベトナム航空でハノイへ
旅の始まりは、航空会社の格付け調査で4つ星を獲得しているベトナム航空で。
東京・名古屋・大阪・福岡の4都市からハノイ・ホーチミンへ直行便が飛んでおり、快適に効率的に旅することができます。
成田からハノイへは毎日運航。直行便で約6時間、時差は2時間。
日本を午前に出発し、美味しいベトナム料理の機内食を食べ、昼過ぎにはベトナムに到着です!
DAY1 フォトジェニックスポットを巡るハノイ市内観光
ノイバイ国際空港からハノイ市内までは、車で約40分ほど。
まずは市内観光前に、荷物を置きにホテルへ向かいましょう。
鮮やかなフォトジェニックホテル「ロテル ドュ ラック ハノイ」へチェックイン
ハノイで宿泊したいのは、2022年にできたばかりの、街の中心部にあるブティックホテル「ロテル ドュ ラック ハノイ」。
色鮮やかなホテル内は、エントランスもロビーもどこを向いてもフォトスポットだらけです。
宿泊したのは、エグゼクティブルーム。
お部屋にはウェルカムフルーツやバスローブも備えられています。
ごげ茶の調度品に赤と緑のアクセントカラーの効いた、異国感漂う客室は、シャッターを切る手が止まらなくなる可愛さ。
思わずずっと撮影していたくなりますが、ぐっとこらえて市内観光へ。
ベトナムはタクシーが安いので、配車アプリ「Grab」を利用しながら観光するのがおすすめです。
所在地:No. 35-37 Hang Trong Street, Hoan Kiem Dist, Hanoi
TEL:(+84) 2439346333
アクセス:ノイバイ国際空港から車で40分
街のシンボル「ハノイ大教会(セントジョセフ教会)」へ
まずは街の中心部にある、19世紀後半に建てられたネオゴシック様式の大聖堂「ハノイ大教会」へ。
2つの鐘塔の高さは31.5mにもなります。歴史を感じさせる黒く煤けた風合いも相まって、荘厳な雰囲気。
教会前の広場は、写真を撮りたい多くの観光客で溢れています。
教会の中を見学することもできますよ。外の印象とは一転し、真っ白な壁に色鮮やかなステンドグラスが煌く、幻想的な雰囲気です。
シクロに乗ってホアンキエム湖&ハノイ旧市街を散策
ハノイ大教会から徒歩5分のところにあるホアンキエム湖は、ハノイの人々が集う憩いの場。
せっかくなのでベトナムらしさの味わえるシクロに乗って、あたりを探索しましょう。
緑豊かな湖畔を巡った後、シクロはハノイ旧市街へ突入。
通りごとにカゴ製品や漢方などを扱うお店が集まり、職人街を形成。昔ながらの建物が今も保存されている、最もハノイらしさを感じられるエリアです。
異国情緒溢れるお店がひしめきあう中、あちこちで響くクラクションの音、縦横無人に走る無数のバイク。
人も車もシクロの車体スレスレを通っていき、迫力満点!
信号はあってないようなもののベトナムの横断歩道、シクロから降りる頃にはこの交通事情にも慣れてくることでしょう。
ハノイで今一番ホットなフォトスポット!「ハノイ トレインストリート」
SNSで人気となり、近年多くの観光客が押し寄せているのが「ハノイ トレインストリート」。
この線路は実は現役。建物の間ぎりぎりを電車が走る、なんともスリル満点のスポットなのです。電車の本数は少なく夕方には運行終了してしまうので、走る姿を見たい場合は早めの時間帯に行くことをおすすめします。
両脇の建物にはカフェが立ち並んでおり、線路に立ち入る際は何かオーダーするのが暗黙の決まりです。
ただし線路の入り口に店員が立ち、観光客の入場自体を規制している時も。入れるかどうかはその人のその日の気分次第なんだとか!
線路だけでなく、ちょっとした壁やドアもノスタルジックでフォトジェニック。
ハノイ名物のエッグコーヒーを飲みながら、ハノイの中でも一際カオスで、一際写真に映えるスポットを満喫しました。
横になったエッフェル塔?「ロンビエン橋」でサンセットフォト
1日目の観光の最後は、ロンビエン橋へ。
フランス統治下にあった時代に建てられたもので、その格好良いデザインから「横になったエッフェル塔」とも呼ばれています。
晴れた日の夕方には、夕日と一緒に写真を撮ることもできますよ。ただし帰宅ラッシュの時間とも被るので、バイクの往来多数。道の横断の際はお気をつけを。
「マザーズ キッチン」でベトナム家庭料理のディナーを
ディナーは、アットホームな雰囲気の「マザーズ キッチン」へ。
スパイシー、酸味、塩味、苦み、甘味というベトナム料理の 5 つの要素を大切にした、ベトナムの家庭料理が味わえます。
地元のニンニクがたっぷり入った牛肉のマリネや、ニャチャン産のエビの甘酢ソース炒めなど、お箸がどんどん進む美味しさ。
一皿の量が多めなので、シェアしながら食べるのがおすすめです。
フレッシュなフルーツジュースの美味しさは感動もの。
ベトナムではスイカは1年中が旬です。日本で頼んだらいくらになるかわからない程、スイカがふんだんに使われたフレッシュジュース、ベトナムにいる間に思う存分味わっておきましょう!
所在地:12A Hang Than street, Ba Dinh district, Hanoi city, Vietnam
DAY2 ベトナム屈指の絶景世界遺産「ハロン湾」でラグジュアリークルーズ
2日目は日帰り観光でハロン湾へ。約1,500㎢の広大なエリアに、大小約3000もの奇岩と多数の鍾乳洞が点在するハロン湾は、ベトナム屈指の絶景を誇る世界遺産です。
ハノイ市内からは、バスで3、4時間程。朝早く出るので、朝食は前もって用意しておきましょう。
女子旅におすすめ!フォトジェニックなアンバサダー号
ハロン湾クルーズは様々な船が運行していますが、大人女子旅で選ぶべきは「アンバサダー号」。
5つ星のラグジュアリー船で、船内はどこをみてもフォトジェニック。
海鮮ビュッフェのランチは生演奏付き。
空き時間には海の見えるスパでトリートメントも(要予約)。
他の船では体験できない、ワンランク上のハロン湾クルーズが叶います。
ハロン湾の探索で心躍る冒険を
ツアーの所要時間によって行けるコースが異なり、4時間のコースだとハロン湾の入り口近辺までになりますが、6時間以上のコースだとハロン湾の奥まで冒険することが可能です。
6時間で行ける場所は、ハロン湾最大の鍾乳洞「スンソット洞窟」や……
展望台からハロン湾を見渡せ、ビーチでも泳げる「ティートップ島」、カヤックや小舟に乗り換え向かう幽玄の世界「ルオン洞窟」など。
特にスンソット洞窟とルオン洞窟は、見逃すことはできません。
最高のコンディションでハロン湾を味わい尽くせるベストシーズン、ぜひとも6時間以上のコースで体験することをおすすめします!
アンバサダー号でのハロン湾クルーズについては、こちらの記事を参照ください。
(※記事アップ後リンク挿入)
ベトナムパーティー料理が味わえる「セン トンキン」
ハノイに戻ったら、ベトナムのパーティー料理が味わえる「セン トンキン」でディナーを。
オーダー形式のメニューの他に、カウンターにはビュッフェスタイルのサラダやデザートがずらり。
お皿も盛り付けもおしゃれで、テーブルに新しいメニューが届くたびに歓声が上がります。
ビュッフェにはバナナフラワーを使ったサラダも登場。あっさりしつつも後をひく美味しさで癖になりそうです。
ハロン湾で思う存分遊びつくし、しっかりとお腹を空かせてから訪れましょう!
所在地:62 Xuan Dieu str, Tay Ho Dist, Hanoi
DAY3 ホーチミンへ移動しディナークルーズ
3日目は朝ホテルをチェックアウトし、ベトナム航空国内線でホーチミンへ移動します。
ホーチミンで必ず訪れたいおしゃれレストラン「SH ガーデン」でランチ
ホーチミン市の中心、ドンコイ通りにある「SH ガーデン」は、北から南までベトナム各地の料理が味わえます。
高い天井にシーリングファンが回る開放的な店内は、レトロなタイルや艶やかな色の壁が目を引く非常におしゃれな内装です。
中心地で素敵なレストランを探しているなら、まずはこちらへ!
おすすめは、揚げ、生、蒸しと3種類の春巻きが楽しめる春巻き盛り合わせや、ヌクマムを付けて食べる茹で豚バラ肉など。
お皿はカボチャをカービングしたお花で彩られ、目にも鮮やかです。
ベトナムの物価と比べると値段は高めですが、どれも日本人の口にあう食べやすく美味しいものばかり。
雰囲気の良い人気店ですので、予約してから行くのをおすすめします。
所在地:26 Dong Khoi, Ho Huan Nghiep, Ben Nghe, District 1, HCM
ノスタルジックな「ザ オディス ブティック ホテル」へチェックイン
ホーチミンでは、「ザ オディス ブティック ホテル」へ宿泊。
中心部に位置し、ホーチミン観光の定番ベンタイン市場へは徒歩5分で行くことができます。
近くにはお土産にぴったりな高級チョコレートブランド「メゾンマルゥ」や、ハノイ発祥のオシャレカフェ「コンカフェ」もあり、ベトナム旅最後の街歩きにぴったりの好立地。
ホテル内は杉材を用いた落ち着いた内装で、古き良き時代の雰囲気が漂います。
最上階にはルーフトップバーも。朝はこちらが朝食会場に。
その場で作ってもらえるエッグステーションでは、生春巻きやバインミーも注文できます。
今回はプレミアムルームに宿泊しました。
扉を開けた瞬間に、思わず心ときめくクラシックな内装。
まるで昔の映画の世界に入り込んでしまったかのようです。
タイルの可愛いバスルームには、なんとジャグジー付きのお風呂が!
荷物を置いて急いで観光へ繰り出すのもいいですが、こんなに素敵なお部屋なら、シャワーを浴びて移動の間にかいた汗を流し、ゆったりとリラックスして過ごすのもいいですね。
ホーチミンの市内観光に関しては、こちらの記事を参照ください。
所在地:Ho Chi Minh City, 65-67-69 Nguyen Thai Binh St., District 1
TEL:(66) 2 206 6999
アクセス:タンソンニャット国際空港より車で約30分
サイゴン川でディナークルーズ
3日目の夜はちょっと趣向を変え、サイゴン川でのディナークルーズへ。
ホテルから車で5分ほどのサイゴン川の船着場から、インドシナクイーン号に乗りこみます。
伝統的な木造帆船のとのことですが、驚くほど華やかな装飾!
伝統舞踊や楽器の生演奏が繰り広げられる中、次々と運ばれてくるベトナム料理。サトウキビに巻かれたほのかな甘みが美味しいエビペーストや、コラーゲンがたっぷり含まれていそうなプルプルの蒸し魚など。
川面に反射するホーチミンの夜景がとても煌びやかで、思わず席を立ち見入ってしまい、食べる時間が足りないほど。
コースの終盤に登場する大きな海鮮鍋は、海鮮の出汁が効いた甘酸っぱいスープが麺に絡む絶品です。
南国の熱気あふれる異国の夜に、川を吹き抜ける爽やかな風と煌めく夜景を味わいながら頂くディナーは、きっと特別な思い出になるはず。
所在地:Port 5, Nguyen Tat Thanh, District 4
DAY4 ホーチミンでベトナム料理やショッピングを満喫
最終日は、ベトナムで食べ残したものや買い残したものがないよう、ショッピングや食事を満喫します。
お土産にベトナム雑貨ショッピング
ホーチミンでのショッピングといえば、可愛いベトナム雑貨のお店が集まるドンコイ通りが定番でしたが、ここ数年の間にほとんどのお土産屋さんが閉店、ブランドショップが立ち並ぶ通りへと変わってしまいました。
そんな中でも、移転しながら今も根強い人気を誇る老舗ベトナム雑貨店が「KiTO」。
※店内は特別な許可を得て撮影しています
ベトナム伝統陶器バッチャン焼き&ソンベ焼きを始め、日本人のオーナーがデザインを手掛け作ったオリジナルのカゴバッグや手刺繍入りのハンカチなど、品質の高いベトナム雑貨がずらり。
値札付きで日本語も通じるため、安心してショッピングできます。
人気は、ベトナムの民族衣装アオザイをアレンジしたアオザイワンピースなど。
日数があれば、オーダーメイドも可能です。
所在地:13 Ton That Thiep, Ben Nghe, Dist.1, Ho Chi Minh
「クアン・ブイ・ガーデン」で緑に囲まれた癒しのランチを
ベトナム2区にあり中心地からは少し外れますが、ぜひとも足を伸ばして欲しいのが「クアン・ブイ・ガーデン」。
花に彩られた石造りの門を一歩入ると、そこはまるでオアシス。
外の喧騒が嘘のような、緑あふれるベトナム料理レストランです。
ニンニクがたっぷり効いたハヤトウリの炒め物や、ポークリブ入りのタロイモスープ、そしてタロイモをココナッツミルクともち米で煮た、優しい甘味の「タロイモのチェー」は、今思い返してもまた食べたくなる美味しさ。
訪れた際には食べのがしなく。
所在地:55A-55B Ngo Quang Huy street,Thao Dien ward,District 2
ワニが釣れる?!「スイティエン公園」
飛行機の時間までにもし時間があったら、ワニ釣りができるという噂のテーマパーク「スイティエン公園」へ。
ベトナムに来てワニ釣り?と思うなかれ、これが大盛り上がりなのです。
公園の入り口でチケットを買ったら、広大な敷地とは裏腹のひと気のなさに尻込みせず、ずいずいと奥へ。
「Crocodile Kingdom(ワ二園)」に入る際に、再度入場料が必要です。
こちらの釣り堀で、釣り糸の先に肉の塊のついた竿を購入しワニに餌を。
食べられるかどうかの距離で駆け引きをしながら餌をぶら下げると、まるでワニを釣っているかのような体験ができるというわけです。
一瞬で餌にかぶり付くワニは大迫力!思わず童心に帰る面白さ。
中心地からは少々離れていますが、今のうちが穴場。
今後ホーチミン市地下鉄が開通しアクセスしやすくなる、これから注目のスポットです。
旅の締めくくりのディナーは優雅な邸宅レストラン「ホーム サイゴン」で
ベトナム最後の食事は、黄色の建物が印象的な「ホーム サイゴン」で。
幻想的なランタンの灯る門の向こうには、アールデコ様式の2階建てのヴィラが。
邸宅に招かれたかのようなシチュエーションに心をときめかせながら、美しい階段を登り2階席へ。
こちらでぜひ食べて欲しいのが揚げ春巻き。
これまで食べたどの春巻きよりも皮はパリッと、中はジューシー。噛み締めるほどに味わいの増す、感動の美味しさでした。
もちろんフレッシュジュースも忘れずに。
1階ではピアノとバイオリンの生演奏が。
ベトナムの楽しかった思い出にうっとりと浸りながら、優雅な夜と共に旅の終わりを惜しみました。
所在地216/4 Dien Bien Phu, District 3, Ho Chi Minh
ベトナム航空のビジネスクラスで疲れ知らずの深夜便帰国
ベトナム航空の帰国便は深夜発。最終日の夜ギリギリまでベトナムを楽しみ、移動の時間を睡眠に当てることができます。
すっかり疲れ果て空港へ行っても、シートがフルフラットになるベトナム航空のビジネスクラスなら、快適に眠りながら帰国の途に。
ぐっすり眠って疲れのとれた朝、美味しいベトナム料理の機内食で最後までベトナムを満喫したら、日本に到着です。
日程をフル活用しフォトジェニックなベトナム女子旅を
ベトナム航空で日程をフル活用し、ハノイ、ハロン湾を中心に3泊5日で巡ったベトナム旅。
異国感溢れるノスタルジックなこの国は、シャッターを押す手が止まらないフォトジェニックなスポットの宝庫でした。
ハノイ、ハロン湾は、これから冬にかけてベストシーズンを迎えます!
次の海外旅行に、色鮮やかな思い出とたくさんのお土産とパンパンの写真データを持ち帰れる、心躍るベトナム女子旅はいかがでしょう?