こんにちは、Remiです。
広島の人気観光都市、尾道市。
近年、話題のラグジュアリーホテルやサイクリングホテルもでき、瀬戸内海の島々への玄関口としても知られています。
今回は、尾道の絶景とノスタルジックな魅力を満喫する大人旅を体験してきたので日帰りプランをご紹介します。
目次
瀬戸内海の絶景を望む観光列車「etSETOra(エトセトラ)」
広島駅と尾道駅を結ぶJR西日本の観光列車「etSETOra(エトセトラ)」。
2020年秋にデビューしたばかりの新しい列車です。
列車名の「エトセトラ」は、ラテン語の「その他いろいろ。」「…など」という意味があり、広島弁の「えっと」(「たくさんの」、「多くの」という意味)とかけて、「たくさんの瀬戸内の魅力を感じることができる旅」というコンセプトが込められています。
瀬戸内海の海岸線の「青」と、海岸線が見える波の「白」を基調としたスタイリッシュな外観。
中はどの席も車窓からの眺めを楽しめるよう開放的な贅沢空間です。
約3時間の列車旅では、瀬戸内海の多島美をパノラマで楽しめます。
海の絶景スポットでは速度を落としたり一時停車して撮影タイムも。
可愛らしい丸窓もおすすめの撮影スポット!
尾道から広島への復路では、広島のお酒やスイーツを楽しめるトレインバーも楽しめます。
路線:広島駅~尾道駅間(呉線経由)
運転日:月・金・土日祝に1日1往復(年末年始・特定日を除く)
時間:往路9:32広島駅発、復路14:38尾道駅発(終点まで約3時間)
運賃:広島駅⇔尾道駅間 大人2,520円、子ども1,760円(乗車区間によって値段変動あり)
※全車指定席、乗車券の他に普通列車指定席グリーン券が必要です。
予約方法:JRみどりの窓口、旅行会社にて(乗車日の1ヵ月前の10時から)
尾道の空き家を再生したレトロ空間「あくびカフェー」と「あなごのねどこ」
お昼ごろに尾道駅についたら、まずはレトロな雰囲気漂う商店街へ。尾道は古民家の空き家再生プロジェクトを積極的に行われています。
商店街の中心あたりに位置するのが複合空間「あなごのねどこ」。
ドミトリー形式のゲストハウス「あなごのねどこ」と、「あくびカフェー」、交流スペース「あなごサロン」、本と音楽「紙片(しへん)」、などが一緒になった複合再生空間です。
入り口にある「あくびカフェー」では昔懐かしい学校のような空間で、尾道の食材を使ったレトロな給食風メニューをいただけます。
塩むすびや鶏のからあげ、小さなおかずとみそ汁のセットです。
尾道のパン屋さん、「ネコノテパン工場」の食パンを使用したレモンのトースト、オニポテ、ミニサラダ、小さなおやつ、ドリンクがついたセット。
その他カレーライスや給食風のランチなどの定番メニューもずらり
※あくびの給食ランチは日によって主菜が変わります。
可愛らしいスイーツにも胸が躍ります。(料金はすべて税込)
また、カフェの横の細い通路を進むと、ゲストハウス「あなごのねどこ」へ。
明治時代の呉服屋から眼鏡屋、空き家を経て2012 年に開業。
ゲストが交流できる共有スペースはことつや縁側があり、家族のように打ち解ける空間。
施設内には、店主であり漫画家のつるけんたろうさんや尾道在住美術作家の 白水麻耶子 (はくすいまやこ)さんの作品がちりばめられています。
個室やドミトリーがあり、1泊3000円~/名とリーズナブルにこの空間を楽しめます。
昭和にタイムスリップした気分で滞在を楽しめますよ。
ここへきて尾道の魅力にハマって長期滞在される方も多いんだそう。
レトロな尾道の町ならではの特別な滞在が叶います。
住所:広島県尾道市土堂2丁目4-9
TEL:050-5240-3127
営業時間:11:00~17:00(食事L.O.16:00 デザート・ドリンクL.O.16:30)
Instagram: あくびカフェー(@akubicafee)
住所:広島県尾道市土堂2丁目4-9
TEL:0848-38-1005(受付時間16:00~21:00)
宿泊料金: 1泊 3000 円~/名
※料金はお部屋や人数・宿泊日数によって変わります
尾道の街並みと瀬戸内海を見下ろす絶景スポット「千光寺」
尾道の内陸部にある千光寺山。中腹にある千光寺へはロープウェイを使ってアクセスできます。
本堂から見下ろす尾道と瀬戸内海は壮観!!
また、その昔光る珠が乗っていたといわれる玉の岩や三重岩などの巨岩奇岩も必見です。
参拝はもちろん、散策やのんびり休憩をするのにぴったりです。
徒歩で登っても20分ほどですが、急な坂も多いので、動きやすい靴や服装がおすすめです。
坂には地域猫も沢山いるので、散歩や日向ぼっこをする猫さんにも会えますよ。
尾道の絶景とノスタルジックな魅力を感じる大人旅
尾道はグルメの町としても人気で、可愛らしいカフェや隠れ家ショップを見つけるのも楽しみ方のひとつ。
千光寺山のふもとにある「ネコノテパン工場」では、実際にパンが作られる様子を見学でき、できたてパンやカヌレを購入できます。
奥が深い尾道のディープな魅力をのんびり発掘してみてください。
取材協力:広島県